狭山美学校においてお客様は神様では無い(ウィンウィン win-winの関係)

先日民宿狭山美学校で非常に揉めた事象がありまして、
非常に腹が立っているので、
改めて民宿狭山美学校の経営方針と言いますか、
その様な事を公共に向けて書き留めておきます。

まず私たち狭山美学校ははっきり言いますが、
「お客様は神様」だと一切考えていません。

あくまで対等な立場だと考えています。

むしろそう考えているのであれば、
こちらから宿泊拒否いたします。

しかし宿泊業というのは、
宿泊拒否というのは余程のことがないと、
できないのですね、
だから予約しないでください!!!

先日あった事ですが、
約一ヶ月前に予約があり、
その予約内容が大人二名子供二名でした。
なんとなくのイメージで家族連れなどを想定、
しかし実際当日に来たのは、
幼い三名が来たのです。

私たちもこの様なことは初めてで、
どうなってるのか混乱したのですが、
とりあえず部屋へ案内してから、
それぞれの年齢を確認しました。
20歳、19歳、12歳という三名でした。

つまり成人は一名いるものの、
保護者たる人間が一人もいなかったのです。

その時点でこの様な事は初めてだったので、
どう対処するか議論し、
宿泊をお断りする事にしました。

その理由は、
例えば20歳の男性と16歳の女性が宿泊に来て、
その関係性を証明もできなければ、
それは淫行などの可能性もあり、
何かしらの犯罪の可能性もあります。

しかしこの件で、
ご予約された方とそれを仲介した、
booking.comと私達の間で意見の相違がありました。

私たちとの意見の相違は、
予約された方も、booking.comも、
20歳の成人がいるから、
その20歳が保護者だというわけです。

しかし私たちは20歳の成人は、
保護者とは認められないという判断で、
宿泊を拒否しました。

正直こんな事、
黙っている方が楽なんですね。

しかし私たちは、
プライドを高く持って、
民宿を運営しています。

そして、
狭山美学校というのは、
美学者母と哲学者大和の作品であり、
ただ単なる民宿ではありません。

私たちの作品を体験していただき、
美的価値を享受していただく、
逆に私たちもお客様の喜んだ姿を観て、
自分たちの存在価値を享受する。

そう言った(WinWin)の関係こそが、
私たち民宿狭山美学校の、
運営方針であり、経営方針です。

ですので、
今回揉めたお客様もそうですが、
「お金払ってるんやから泊まれて当然」
というメンタリティの方は、
先にご宿泊をお断りいたします。

なぜなら私たちは、
「お金儲け」の為に、
この場所、
つまり狭山美学校を運営しているわけではありません。

狭山美学校という場所は、
「お互いを尊敬しあい」
「心のやりとりを行い」、
お互いがお金以上の価値を、
お互いが享受できる場としています。

つまり私たち狭山美学校は、
ただ「お金を払えば泊まれる」という、
ただ単なる「宿屋」ではありません。

美学者母

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