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【エッセイ】のんきな母が、行動力を見せる時。
母は、おっとりした人だ。
良いところでもあるのだが「どっちでも良いよ」「あんたに任せるわ」と人の意見を尊重してくれる反面、決断力があまりない。
どちらかというとせっかちな私から見ると、少しヤキモキしてしまう時もある。
そんな母だが、びっくりするくらい行動力の時がある。
私が体調を崩した時。
そんな事が頭に浮かんだのは数年ぶりにインフルエンザになった数日前のこと。
38度の熱が出て一度落ち着
【エッセイ】眠る前に嗅ぐ香りは、その日最後の記憶。
香りは、わたしにとって手放せないもの。
ないとなんだか心許ない気持ちになります。
眠りにつく時には特に。
いいことも悪いことも今日1日の記憶としてベッドに身を預ける
目を瞑って、視界が1日の仕事を終える
夢に潜り込んでいく前の、現実と形のない世界の狭間
その狭間に漂い自分を包み込む香りは、とても重要な意味を持つ気がするのです。
視界のない空間を漂う香りに『豊かな香りだ』と深呼吸をする
モットーは、『足るを知る』。
座右の銘と言うにはハードルが高い。
大切にしている言葉には違いないのだけど、四六時中その言葉を頭に置いているわけではないから。
モットーと呼ぶ方が私にとっては、無理なく、心地がいい。
「わたしはこうやって生きていたいんだよ〜」とゆるやかだけど決意を持った言葉のように感じるから。
だから、わたしのモットーは『足るを知る』。
『足るを知る』
ぼんやりとどこかでは耳にしたことのある気がする言葉。