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時代を超えた男気 トシちゃんと慎吾ちゃん

「破天荒(はてんこう)」とは、今までだれも成し得なかったことを初めて行うこと。未曽有。前代未聞。 『明鏡』 大修館書店    

現在はもうほとんどいない「ルックスを伴ったソロのダンス系男性歌手」をテーマに、トシちゃんと慎吾ちゃんを中心に書いてきました。

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TBS  1983

彼らの活躍ぶりを振り返るのは、昭和少女としてとっても楽しかったです。おかげで、いかにトシちゃんが真のエンターテイナーたらんとして努力と決断を重ねてきたかを知ることができたし、慎吾ちゃんのダンスに込めた思い願いに出会えることができ、昭和男子の心意気に触れた気がしました。

いつまでもジャニーズに寄りかかっていちゃいけない
やりたいことがあるんです。やらせてください!

時代を担った男 文化を拓いた男 

破天荒を地で行くふたり

近年業績を上げ注目されているとある若手起業家が「真の男らしさとは」と問われ、こう答えていました。

自分の人生にどれだけ腹をくくれるか

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shueisha, magazine h 1984

何だってできるはずだよ。1度きりの人生だもん。
不安なときもあったんですけどね、チャレンジしますよ。やります!

トシちゃんと慎吾ちゃんの若き日に「腹をくくる」というシーンをみることができました。彼らが男としての生き方を必死に模索していた季節が、まだ青々として手に取るようにそこにあるのです。

自分の足だけで歩み続け、令和の今もそうしているから

   「僕は田原俊彦だから」         「僕は広島の人間だから

時代を超えていつまでも

           田原俊彦は女性の胸をときめかせるスター
           風見慎吾は少年の胸を熱くするヒーロー

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shueisha 1985

母を想う、その一心で