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Day_22★老後のリアルと向き合う日々の始まり

ある日突然やってくると噂の親の介護。聞いてはいたけど、どこか他所の人の話ような気がしていたメガネ★mocoです。
よく聞く話ですが、お金に関する記憶違いや「もう死にたい」というような言動を目の当たりにすると、こちらも心拍数が爆上がりです。
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どうにも気持ちがざわざわと落ち着かなくて、情報収集のために選んだのがKindle Unlimitedで読んだ「健康以下、介護未満 親のトリセツ」です。

我が家で起きていることと似たことが起きていました。
みんな通る道なんだ、とこの本を読んですくわれたような気持ちです。

ブログもあります。

義母は裕福ではありませんが、義父が亡くなった時にまとまったお金があると話していました。
働き者でお友達の多い義母は、いつもニコニコしていました。
「私はおしゃべりをしに仕事に行っているのよ」「でもまだ年上の人が辞めないのよね」「最年長の座に座るまで頑張るわ」と言っていました。

85歳まで働いて、会社から「もうそろそろ」と言われて仕事を辞めました。
退職後は好きな演歌歌手のコンサートへ出かけたりお友達と出かけたりして楽しく過ごしているものとばかり思っていました。

足を怪我して3か月ほど入院しましたが、退院後はしばらく杖をついて歩き、最近では短い距離なら杖なしで歩けるようになりました。
ただ、荷物を持って歩くことができないからと買い物には夫が平日の休みに一緒に出掛け、時々、三人で出かけていました。

親子とはいえ、お金の問題はなかなか打ち明けにくいものです。
私もこんなことになるまで、義母のお財布事情には無関心でした。

また「健康以下、介護未満」というキャッチフレーズがまさに我が家と同じで、私と年代も同じなので、親近感が湧いて一気に読んでしまいました。
姉と妹で力を合わせて奔走する姿が羨ましくもありました。おそらく私はひとりで、時々夫の応援があるかな。という感じですから。

「もう施設に入りたい」という義母。

『健康以下、介護未満 親のトリセツ』のお母様も同じことをおっしゃっていました。ちょっとびっくり。みんなおんなじことを言うのね。
介護サービスは利用できるからと言って利用しすぎると自己負担が重くなってしまうということもあるようで、いろいろと考えながら利用することが必要らしい。
まことに奥深い世界ですね。良いケアマネジャーさんと出会いたいものです。

私も「施設に入りたい」という義母の願いをかなえてあげたいと思いましたが、先日、自治体の窓口では在宅のほうが良いのではないかというようなお話でした。
窓口を独り占めするのも申し訳ないので、「そうなんですか」と話を終えました。

最近は、年金や介護などの記事をついついクリックしてしまうせいか、こんな記事が目の前に現れました。

在宅介護にも大きなメリットがある

在宅介護というと、同居の家族が朝から晩まで、食事や排せつの世話をするイメージがあるが、デイサービスや訪問介護を組み合わせれば、そんなことはほとんどない。

「訪問介護なんて、どれだけ費用がかかるかわからない!」と思う人もいるだろうが、65歳以上で初江さんくらいの一般的な年金収入で生活している場合、自己負担は1割だ。「1割負担」が適用される「自己負担限度額」は要介護度によって違うが、要介護1だと、1カ月の限度額は16万6920円。

つまりその額までは介護サービスを1割で利用でき、本人負担は1万6692円となる。7時間のデイサービスを週に5日間利用したとしても、1ヶ月の費用は約14万円。これだけかかっても、支給限度額の範囲内だし、実際に支払うのはその1割だ。

3年以内に「介護破産」…母親の老人ホーム利用料に苦しんだ一人娘の大失敗(酒井 富士子) | 現代ビジネス | 講談社(5/5) (gendai.media)

義母は要支援1くらいじゃないかな、と素人考えですが、それでも何かしらの支援を受けたり、誰かとおしゃべりしたりするような機会が出来たらそれだけでずいぶんと気持ちが違うのではないか、と期待しています。

我が家の場合、車で片道40分くらい、ちょっと混んでいる時間帯だと移動時間は1時間を超える場所に義母の住まいがあります。
毎日通うのは難しいです。もうすぐ定年の年齢ですが、夫婦ともに仕事もあります。子供の学費で想定以上の出費があったので我が家も必死で立て直しをしているところです。
いろんな意味で、支援の手を頼らざるを得ません。

老後について改めて考える

義母にはたくさんお友達がいましたが、みんな高齢になって免許返納したりしているので遊びに来てくださる方も減っているのです。
年を取るということは、親しい人もみんな一緒に年を取るんですね。当たり前ですが、そういうことなのですね。

子供たちも都会で暮らしていますし、私の老後も寂しくなるのかもしれないなあ、そんな風に思う今日この頃です。

そういえば、「80歳になったら娘と孫とひ孫に囲まれて写真を撮るのが夢だからよろしくね」と娘に話しました。
「え~?ひ孫なんかいるかな。」と娘は笑って、「あ、いるね、きっと」とまた笑いました。
とりあえず、私の老後の目標は娘に公表したので、きっと叶うことでしょう。叶えてくれることでしょう。
あと32年後。一番上の孫はその時に38歳。世の中はどんな風になっているんでしょうね。
みんなが心豊かに過ごせる世界であってほしいと願うばかりです。

Day_01★はじめましてメガネのMOCOです。ライラン、初参加です。
Day_02★浪費家の私と「節約」の意外な関係
Day_03★終活にはやっぱりエンディングノートが必須ですか?
Day_04★「家族への思い」の伝え方①まずは考えてみよう
Day_05★「家族への思い」の伝え方②やってみた編
Day_06★葬儀のお金について(現在と未来について)
Day_07★遺影について(私らしい笑顔を残したい!)
Day_08★最低限の「終活」の終了宣言!
Day_09★これからどう生きるかを考えてみる①毎日の食事について
Day_10★これからどう生きる?②朝ごはんと朝時間の使い方を考えよう
Day_11★これからどう生きる?★③休日の朝時間の過ごし方
Day_12★これからどう生きる?★抵抗するかそれとも?
Day_13★これからどう生きる?④眠い時には寝よう。
Day_14★これからどう生きる?終活マイルストーン
Day_15★【健康習慣】ガムをかむ習慣が介護費を抑制する?
Day_16★【健康習慣】1日何個のガムを噛むのがおすすめなの?
Day_17★自分らしい終活とは何かを真面目に語るけど、聞いてくれる?
Day_18★【終活Days】花束みたいな人生を生きたい①
Day_19★【終活Days】花束みたいな人生を生きたい②
Day_20★【終活Days】花束みたいな人生を生きたい③
Day_21★親が認知症になったらという不安が現実になりつつある私へ
Day_22★老後のリアルと向き合う日々の始まり
Day_23★図書館を歩く昼、シルバーカーを検索する夜
Day_24★「今まで」よりも「これから」を見て決断していきたい
Day_25★私のお金との付き合い方「ちょうどいいルール」
Day_26★これからは2つの視点から「終活」を考えてみたい
Day_27★①終活を考えたり人生を考える時に見てみたい映画8選
Day_28★②終活を考えたり人生を考える時に見てみたい日本映画10選
Day_29★疲れた日には名作からのエールを!心に沁みる珠玉の名言10選
Day_30★【追加】終活で観たい映画_「メタモルフォーゼの縁側 」
Day_31★我が家の「朝ドラ」の今までとこれから
Day_32★残しておきたい我が家の味を「3行レシピ」にしてみる
Day_32★自分の身体の声に耳を傾ける時間、作ってますか?
Day_33★身体の情報は「記憶」より「記録」がGood!
Day_34★ アラ還暦と親世代(70~80代)の健康リスクを再確認しよう!
Day_35★ “備えない防災”「フェーズフリー」 って知ってる?
Day_36★50代からの体調管理:トイレスクワットで筋活宣言!

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