戦場で

なんかさ、常に闘い続けるのって疲れない?

ただ、休みたい。

ただ、充電したい。

自分だけが世界の時の流れから取り残されているかのように感じることがある。そうならない形で、充電しながら休みながら、次の一歩を踏み出すエネルギーを蓄えたいな。

どこか「回復」という希望を手放している自分と、それを必死に掴もうと奮闘してる自分が綱引きしてる。

生存権を必死に勝ち取ろうとしながら、必死に闘わずとも安心して生存を願うことが許される世界を望んでる。

そう。

戦争なんだよね。

ただ、その戦争は実に孤独だ。

チームで…… 仲間と一緒に敵と闘うのではなく、チームになってくれる人を常に勝ち取り続けるために闘い、病気に立ち向かうことを常に先導しようと奮闘し、闘うチャンスから勝ち取らなければいけない戦場で、勝ちに……命にどれくらいしがみついても許されるか探りながら、砂漠に一人呆然と号泣しながら、「誰か助けて」と立ち尽くしている気分の時がある。

いや、本当は流血する両手の平を差し出し、地雷で両足が吹き飛ばされた状態で、跪いている。その全身傷だらけの体をボロボロに破けた布で覆っている。

一人砂漠のど真ん中で時が止まった世界でもがく中、それがガラス玉の中で作り出されたアートのようにすら感じる。私の現実というガラス玉の中の隔離された世界。それを眺める者、横目に入っても自分の時間軸で人生を歩み続ける者、目にも入らずに自分の人生をせっせと歩む者……

世界に自分しかいないような感覚と、とても大きな詰められない距離で自分を取り残していつも通り前進する世界の狭間で、今日も「私、何やってんだろう?」と立ち止まるような、逃避してもがくような、立ち止まることが許されないような複雑な気分。

本当は何やってんだろうなぁ。

追記:こう感じつつ、本当は一人じゃない。こう自分に言い聞かせてるんだか、助け舟の存在から目を背けないようにしてるんだか……


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