【まったり経営学10】『世界標準の経営理論』9〜なぜ、世界初が大好きなあの企業はプラットフォーマーになれず、Googleはプラットフォーマーになれたのか〜
結局は、
Behind Advantage
原著の方が面白かったので、原著で読んだんだけど、、、世界の全ての活動って、実は、
同時ゲームよりも、逐次ゲームであることが殆ど
民主主義である限り、
同時ゲームに負けると即退場しないといけない
ルールなんて世界の殆どのマーケットではないからね。むしろ、
👉 逐次ゲームばっかり👀
先駆者の失敗から学んで、その失敗をも取り込んで、
より良いサービスを生み出し続ける
👉イノベーションに繋がりやすい
ってことが、PayPalの創業者にして、Googleの出資者でもあったピーターティールが、
NetScapeなんかのブラウザで一時期、覇権を握ったのに廃れたサービスを引き合いに出しながら、その失敗から学んで、最後に出したブラウザ
GoogleChrome
が、
なぜ、世界的に使われる(英語でもgoogleって動詞になる👀)ようになったか
日々の業務の中でどういう視点を持って取り組むのか
が書いてる本。英語版でしか最後までは読んでないから分からないけど、
インクルージョンやイノベーションは、日々の目先の業務の中に
って言葉は、大好物です😋
歴代のゴジラ作品は失敗作が多いのに、なぜ、シン・ゴジラは成功したのか
ってのも、この本を読んでると、
全ては、Behind Advantageなんだな
👉イギリスの格言だけど、
歴史とは、過去の成功ではなく、失敗を学ぶ学問
ってのもよくわかる👀
ちょっと、違う本の説明で長くなってしまったが💦
さてと、見出しとしては、
同時ゲームと逐次ゲーム
ゲーム1(同時ゲーム)
ゲーム2(Bが先手(リーダー)の場合)
ゲーム3(同時ゲームと逐次ゲーム)
先に宣言することの重要なポイント
現実には必ずしも当てはまらない。むしろひっくり返される可能性
大事なことは、複占なだけであって、「非協力ゲーム」であること
まとめ
感想としては、
まあ、他の本でも結構書いてる信頼の問題なんだよね。
映画版のカイジ1作目で、カイジが利根川に
「ヘビでいてくれてありがとう」
ってくだりがあるんだけど、同時ゲームにしろ、逐次ゲームにしろ、
他人の心を読もうとしているようで、実は自分しか見ていない。
無理に先に勝とうとせずに、むしろ、
いろんな先に、一時的に成功を収めた人達の失敗を分析して、
失敗の芽を摘んでいけば、
自ずと成功は手に入る
👉Behind Advantage
まあ、そのために、いかに
100%守りの経営で、まずは事業を継続させるか
が重要なんだけどね。その一例が、次の章で紹介されてる、
リアルオプション戦略
だったり、次の部以降で紹介されてる
両利きの経営
に基づく、
知の探索
知の進化
SECIモデル
進化するルーティン
組織の記憶力
イントラパーソナルダイバーシティ
だったりするんだけどね💦
まあ、この本自体が全編を通じて、
結局、ひとつに繋がっていて、根底には、
現象ドリブンと理論ドリブンを駆使した知の往復
って視点で書かれてるからね〜〜〜〜
次いでに興味があれば
も読むと面白い。この本を、原著で読んだけど、
GAFA
なんて言葉は、発行当初で聞いたことないなあ🤔GAFAだのGAFAMだの、日本語版で初めて聞いたくらいだし💦
Mの会社なんて、むしろ
だからあの会社は、the Fourの中に入れない。まだまだ様子見やな
って言ってるくらいだし。
ちなみに、3年半前に世界中で大流行したアイツらのせいで、
今は、
VSRSモデルで言うところのVかS
の時代だって思ってるから、最近は、あんまり経済学書は読まないようにしてる💦
VUCA とか WOKE
なんて、別に今の時期に始まった話ではなく、
ボラティリティとケイパビリティ
はずっと昔から、自然界である以上存在してるからね👀
リベラルアーツ系の本は、
2012〜2019年くらいのアベノミクスで勢いのあった時代に出た本が、
百花繚乱で色んなことを色んな学者さんが好き勝手に書いてる
から、勢いがあって面白いし、本質を突いてる🕺最近の本は、不安定な時代を反映してか、ちんまりした本が多すぎ。
まとめ
(目先で)勝とうとしない!
👉負け(=倒産、破産し〉なければ良い。
逐次ゲームを同時ゲームと勘違いして、目先の勝負に拘る組織から負けていく。
💃フィッシャーの基本定理でゆーとおり🕺
目先に最適化した企業は、次の変化で淘汰されるだけ
あ!この国か 藁🤣
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