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お休みは2種類ある!積極的休養と消極的休養を使い分けよう

こんばんは、Mihoです。
引き続き新しいお仕事に取り組んでいます、が、むずかしい。
先輩が最後にチェックしてくれるのですが、あまりの抜けぐあいに「どこを見とるね~ん!」と真っ青になることもしばしば😱
最初のうちはとにかく慣れることを目標にがんばるしかないですね。
疲れたを感じたときには、5分くらい椅子から立って、軽く身体を動かしています。

前回の記事で、身体を動かした方がケアになる場合があることを書きました。

「休む」には、2種類あることを知っていますか?
お休みには「積極的休養(アクティブレスト)」と「消極的休養(パッシブレスト)」の2種類があります。

◆積極的休養(アクティブレスト)とは
運動分野で取り入れられているクールダウンの発想をもとに、少し疲れを感じるときに、あえて身体を動かして血流をよくすることで、疲労物質の排出を促したり、セロトニンなどをはじめとするホルモンの分泌を増やそうとする活動のことです。
たとえば、昨日の記事でも例に挙げた、ヨガ・ストレッチ・ウォーキング・軽い筋トレ・散歩・入浴などは積極的休養ということになります。

◆消極的休養(パッシブレスト)とは
もし少しも身体を動かすことができないほど疲れているときには、横になったり眠るなど、安静にする消極的休養が必要になります。
この場合は、音や光などの刺激物をできるだけ避けて、しっかり休むことが大切です。

でも、「休んでも疲れが取れない!」というときはありませんか?
わたしも身に覚えがあります💦

実は、休んでいるのにすっきりしないのは、安静にし過ぎた結果、副交感神経が過度に優位になってしまい、心拍や血圧が低下し過ぎてしまって血流が悪くなることや、筋肉が硬くなることで、疲労物質が体内に蓄積したままになることや、身体が酸素不足・栄養不足になってしまうためだといわれています。

つまり、なんとなく気だるいとき、元気を出したいときにこそ、あえて身体を動かすことは大切ということですね。

わたしが受け持っている子どもたちも、最近は休校や短縮授業が増えたせいか、一時期は明らかに発話が減ってしまったり、構音(言葉をはっきり話すこと)が不安定になってしまったり、アイコンタクトが減る、タスクに集中できないなどの状態になってしまいました。

ご家族にそのときの過ごし方を尋ねると、かなりの方が
「どこへ行ったら、何をしたらいいかわからなくて、家でジーっとしています」
とお答えになりました。

強制的に消極的休養状態になってしまっていたのです😫
発達にハンデのある子どもたちは確かに疲れやすいところがありますが、刺激がなくなるとさらにぐったりとしてしまうのです……。
身体を動かすこと、日々を活動的に過ごすことの大切さを実感した出来事でした。

わたしが担当しているクライアントさんには、大人も子どもも、セラピーが始まってすぐにトランポリンやストレッチなどの運動をしてもらっています。
最初はいやがる人もいますが、すっきりすることに気づくと、自分から「今日はあの運動がしたいな」といってくるようになったりして、支援者として嬉しい限りです😋
わたしも子どもたちといっしょに遊んでいるので、療育の日は忙しいけどそれほど疲れません。

実は積極的休養については、厚生労働省も次の文面で奨励しています。

単にごろ寝をして過ごすだけでは真の「休養」とはならず、リラックスしたり、自分を見つめたりする時間を1日の中につくること、趣味やスポーツ、ボランティア活動などで週休を積極的に過ごすこと、長い休暇で、家族の関係や心身を調整し、将来への準備をすることなどが真の休養につながる。休養におけるこのような活動が健康につながる種々の環境や状況、条件を整えることとなっていくことから、今日の健康ばかりでなく、明日の健康を考えていくところに「休養」の意義付けをし、「積極的休養」の考え方を広く普及することが重要である。
(厚生労働省「休養・こころの健康」https://www.mhlw.go.jp/www1/topics/kenko21_11/b3.html#A31)

最近忙しくなったからこそ、単に寝るだけでなく、自分の健康を増進するための質の良いお休みを意識していきたいなと思います😊

ここまで読んでいただいてありがとうございました!

疲れているけどどうしたらいいかわからない方、楽になる方法をいっしょに見つけましょう~(

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