【第8回】DIY☆小屋を建てよう
前回はこちら↓↓
島根県東出雲町、古民家&畑の再生PJ。
前回は納屋の解体のお話でした。
廃墟のシンボルだった納屋が解体された跡は広い土間ができていて、ここに小屋を建てて、農作業体験の合間に休んだり、BBQしたり、流しソーメンしたり、イベントができる場所を作りたいなと考えていました。
そんなわけで、梅雨明け?した6月から小屋を建て始めました。
ご近所の先輩に監督してもらい(材料から道具の使い方から建て方まで、全面的にお世話になり)、古民家&はたけPJの仲間が集まってくれて、まずは柱の基礎となる束石から。
2m+2m=1辺4mだから、対角線は√4じゃないの?って聞いたら、いやそれは4√2なんだだよ、とか・・・えーと、意味不明で。
高校性の頃、数学の授業はエスケープしてほとんど行かなかったんですよね。。。で数学の無い文系に行って笑
まあいいだろうということで、束石をセメントで固定して。
次は納屋の廃材を加工して柱づくり。
丸ノコでカットして、ノミでホゾを掘り。こんなことは初めてだなーと思ってたら、まだまだ序の口でした。
すると次は近所の先輩方が丸太を調達してくださり、軽トラでドサッと丸太が。。。
これはすぐ皮を剥くものだと。
マジですか。。。!? 丸太の皮むきですかー。もはや「北の国から」じゃないですか。。。笑
DIYというか、材の作成からなんで、かなりブートキャンプ感あります。
裏の山から木を切って来て、土砂降りの中引きずって(笑)、それを剥いてカットして、かなりハードになってきたなと。
そして7月に入り、第2段階はいよいよ柱を立て、屋根を組み始めました。
6月の木材ブートキャンプとはまた一つ次元が上がり、金づちとインパクトと高所のブートキャンプ。
集まってくれた仲間と共に作業を進めます。
柱組ができたところで、その次、第3段階は通し梁を組み、屋根をくみ上げる作業へ。
ここから未知の高所作業。
最初に屋根のてっぺんの通し梁を支える柱を釘打ちし、その上に通し梁を載せて固定。
何も支えがないので、この工程は固定するまで超絶不安定。
三人がかりで押さえ、とりあえず打ってから垂直や水平を調整して本固定。
そして屋根を組んで固定していきます。
6月から7月にかけてここまで来ましたが、これもみな、いつも集まってくれる仲間と、地域の先輩方のおかげです。
材木を提供していただき、道具や資材を揃えて頂き、全体の工程や、一つ一つの作業工程ややり方を指導いただき。
ある時は裏山から気を切り出していただき、ある時は五右衛門風呂をどこからか持ってきていただき。そうやって地域の先輩方に支えられて。
小屋の建築はまた続編をお伝えしますが、母屋の改修と併せて、この先、農作業体験ツアーや、研修・ワークショップ、ワ―ケーションができる拠点として整備を進めていきます。
母屋は座敷と縁側をツルピカに磨き、上がれるようになりました。
山と空に囲まれて、鳥やヒグラシが鳴いて、気が遠くなりそうな贅沢な時間。
大人の夏休みです。
こんな体験をできる拠点づくりを、進めています。
古民家&柿畑再生、まだまだ続きます。
See you next