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スージー•ワイ@芸術文化ジャーナル

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#アート

違法行為を認める、認めないは、個人や会社の流儀や価値観と別問題であり、日本の「法律」を考慮するか、しないかの問題だ

違法行為を認める、認めないは、個人や会社の流儀や価値観と別問題であり、日本の「法律」を考慮するか、しないかの問題だ

先日、以下の記事を書いた。

スキを押して下さった皆様、記事をオススメしてくださった方々、サポートしてくださった方々へ、フォローしてくださった方々へ、この場を借りて心より御礼を申し上げる。

前回の記事も今回の記事も、読んで下さっている皆様に支えられて書いている。

その後、動きがあったので、今の現状を報告させていただく。

その後のnoteの対応上記の記事にも書いたが、去年12月7日、私は、弁護

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フランシスコ教皇が長崎を訪れた、もう一つの意味

フランシスコ教皇が長崎を訪れた、もう一つの意味

今、フランシスコ教皇が来日している。あまりメディアで報道されていないことがある。11月24日、長崎市の爆心地公園を訪れ「核兵器に関するメッセージ」を行った後、彼が長崎の西坂公園の日本二十六聖人記念館に足を運んだことだ(*)。

私の専門は、宗教美術だ。研究者として、宗教に関しては、ニュートラルな視点で考察することを努めている。つまり、無信仰ではないけれども、どの宗教にも属さないようにしている。

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美術を鑑賞する作法 「まず、はじめるとよいこと」

美術を鑑賞する作法 「まず、はじめるとよいこと」

日本において「西洋美術」の人気は、すごいと思う。その人気は、展覧会の動員数で明らかだ。例えば、下記は、去年の展覧会の動員数だ(*)。

1位 レアンドロ・エルリッヒ展 61万4411名(2017年11月18日~2018年4月1日)
2位 建築の日本展 53万8977名(2018年4月25日~9月17日)
3位 ルーブル美術館展 42万2067名 (2018年5月30日~9月3日)
4位 ゴッホ展 

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謹賀新年

今年最初のnoteです。

本年も何卒よろしくお願い致します。

画像は、イタリア・フィレンツェ、サンタ・マリア・ノヴェッラ教会のショップ、いわゆるお土産コーナーですね。なんて格調高いのでしょう。お正月らしい感じがしましたので、これからスタート致します。

(画像は、著者が撮影したイタリア・フィレンツェ、サンタ・マリア・ノヴェッラ教会内)

なぜ、旅をするのか

なぜ、旅をするのか

今、ミュンヘンにいる。

一昨日、ミュンヘン行きのICE(高速列車)に乗る際に、いろいろあり、一駅の間、立っていた(ちなみに、私以外は、みんな座っていた)。

私の旅は、キツい。見るものがありすぎる。男性のひとり旅とは、異なるから、安全面も考える。となると時間が限られる。

この土地に次に来るのが、いつなのかわからない。自分に与えられた時間に限りがあることを思い知る時が、私の旅だ。

そして、大げ

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旅の途中で、実は、建築が好きだったことを思い出した

旅の途中で、実は、建築が好きだったことを思い出した

昨日の続き。

昔、シカゴに住んでいた。

当時から美術史が好きだったけれども、その頃から「建築物」に興味をもった。

シカゴには、有名な建築物が数多くある。フランク・ロイド・ライトの建てた住居に、実際に住んでいる人もいる。

シカゴで通っていた学校でも、建築家になるのではない、文系の学生のための「建築のクラス」があった。好きな建築物を選んで、クラス内でプレゼンテーションするのだが。。。私は、見て

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