旅の途中で、実は、建築が好きだったことを思い出した
昨日の続き。
昔、シカゴに住んでいた。
当時から美術史が好きだったけれども、その頃から「建築物」に興味をもった。
シカゴには、有名な建築物が数多くある。フランク・ロイド・ライトの建てた住居に、実際に住んでいる人もいる。
シカゴで通っていた学校でも、建築家になるのではない、文系の学生のための「建築のクラス」があった。好きな建築物を選んで、クラス内でプレゼンテーションするのだが。。。私は、見ているだけの方が好きだった。
シカゴの名建築物の中で、とくに大好きだったのが、新聞社シカゴ・トリビューンの建物だった。見上げるだけで楽しかった。
他には、マリーナタワー。そのトウモロコシみたいなタワーを見ていると、サックスを吹いている黒人のミュージシャンが吹いている音色が聞こえてきたなあ。
建築物好きには、最高の環境だった(シカゴは、ジャズの街でもある)。
当時のシカゴは、決して安全ではない街だったので、好きな建築物を見るために、ループ(地上を走るメトロのようなもの)に1人で乗るのも冒険だった。そうだ。。。このころから、何か「見に行くために」冒険していた。今思い出した。
シカゴは、ニューヨークとは、違う何かがある街だった。米国らしさが街の隅々に残っているというのかな。今は、どうなっているのかな。
そんなことをミュンヘンで思い出した。
さて、マガジンは、「#建築 記事まとめ」の話に戻そう。
共同運営者の方々は、もちろんのこと、マガジンをフォローされている、建築士を目指している方、建築家の方、建築にうんちくのある方、「こいつが参加しているのか」と思われるかもしれない。
ただ、美術史を専門としている奴の好きな建築ってこういうのかと思って頂ければ幸いだ。
そして、この場を借りて「onodera yuichi/ARCHITECT氏」に御礼を申し上げる。
(もし、今回の「招待」が間違いであった場合は、ご遠慮なく)。
画像は、ミュンヘンのお気に入りの空間だ。アルテ・ピナコテークの館内で撮影した。ここにドイツ・ルネサンス美術の巨匠デューラーのあまりにも有名な自画像が所蔵されている。その展示室は、正面に見える白い枠の扉から入る。
西洋美術を巡るひとり旅(弾丸旅行)をしているミュンヘンにて。