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【ひろちゃんコラム #9】夫は家事をすべきか?
こんばんは。
ひろちゃん@ドミナントです。
今日はパートナーのいる男性向け。
早速書いていきましょう。
結論:やるべき
これ一択で、「以上!」となりそうなもんですが。
これで終わっては身も蓋もないので、もうちょっと解説します。
背景:そもそも論
そもそもなんで、このテーマにしたかというと、
育児にせよ、家事にせよ、古来の男性観・女性観を持つ人は
「男性は外で仕事、女性は家で家事と育児」
という感覚を持っています。
現代はもう少しそれは緩やかになっていますが、
まだ根本的には変わっていないと感じます。
やっぱり、女性の方が気を利かせてくれてやってみたり、
男子はなんとなく家の中では動きが鈍かったり。
この辺は随分カップルによって感覚は違うと思いますが、これまでいろんな人の話を聞いてきた中では、おおよそ30代以降の人は少なからず古来の男女観の影響が色濃く残っています。
で、僕たちのようにアラフォーともなってくると、多くの奥様方の悩みは
「旦那が家事・育児をやらない」
だったりします。
前提:家事をしていないあなたを責めるつもりはない
その上で、まず最初に言っておきたいことは、
「家事をしていないあなたを責めるつもりはない」
ということ。
奥様方の悩みは「旦那が家事をしないこと」
そして「自分は家事をしていない」
となれば、「嫁を悩ませているのは自分なのか…?」
と思ってしまいがちだけど、ちょっと落ち着いて。
奥さんだって、あなたが外で奥さんと家族を養うために、一生懸命働いていることを知っています。
あなたがしている仕事の中では、時に様々なリスクがあって自分を危険に晒すことがあったり、嫌なやつと話さなければならなかったり、めんどくさいこと、大変なこと、疲れることもたくさんあるのもわかっています。
だから、家に帰ってくるとクタクタで、何もしたくないのもわかります。
休日だってゆっくりしたい。ゲームしたり、漫画読んだりしたい。
YouTubeが見たい。釣りに行きたい。サッカーだってしたい。
自分のため、趣味のために時間を使いたいのもわかります。
そんなことは、奥さんだって百も承知です。
なんなら、それらの活動は許容してくれていたりします。
問題点:じゃあ何を求めているの?
じゃあなぜ、奥様方は我々男子に不満を持つのでしょうか?
何が不満で、あんなにぷりぷり怒ってしまうのか?
こっちだって疲れてるんだから、休みの日くらいゆっくりさせてくれよ。
別に家事だって全くやっていないわけじゃないし、子どもの面倒だって見ていないわけじゃないじゃないか。
というにはこちらの言い分ですが、奥様方が大事にしているポイントは多分そこじゃない。
そんな言葉をかけたところで、火に油を注ぐのは目に見えています。
ネテロ会長に「そりゃ悪手だろ、蟻んコ」と言われてしまうでしょう。
まずは相手を理解しましょう。
全てはそこから始まります。
あなたも悩んでいる、奥さんも悩んでいる
きっとあなたも日々、一生懸命に働いて、嫁と家族のためにがんばっているなら尚更、奥さんとの関係を良くしたいと願っているはず。
もしかしたら、もう諦めかけている部分もあるかも知れないけど、まだチャンスはありますよ。
奥さんも同じ気持ちかも知れません。
あなたと一緒に過ごしたいのに、うまく伝えられなくて、もどかしい思いが募っているのかも知れないんです。
お互いがお互いと家族のために日々の生活をがんばっていながら、同じ気持ちを抱えているのに、「分かり合えない」と絶望し、諦めかけているかも知れません。
悩みの本質
これは僕の統計ですが、奥様方が抱えている悩みの本質は、
「旦那が家事・育児をしないこと」
ではなくて、実は
「旦那が家事・育児の苦労をわかってくれないこと」
だと思っています。
基本的に、奥様方たちはとてもいろんな苦労を引き受けてくれています。
そして黙って、粛々と、淡々と、あなたや家族に必要なことをやり続けてくれています。
あなたが仕事をがんばってくれていることも、あなたが仕事で疲れていることも、リフレッシュしたいことも、全部わかってくれています。
かなりがんばって、母という役割があれば尚更、時には個人という枠を超えてがんばってくれていたりします。
そんな中、男女の文化の違いがネガティブな方向に作用します。
女性の文化は「察する」「感じ取る」です。
男性はそれが苦手です。
男性の文化は「指示・命令」「明確に伝える」だからです。
この文化の違いが、すれ違いを生みます。
話をしても、
奥様方は「気持ちを汲み取ってもらえない」と嘆き、
旦那方は「なんの話がしたいんだか分からない」とイライラすることになります。
結論:結局どうすりゃいいの?
結論は、冒頭にも書いた通り、家事に関しては「やる」一択です。
で、もしかしたら、あなたはもうすでにやっているかも知れないし、もし仕事がめちゃくちゃ忙しい人なら、「休みの日とかできる限りやってるよ!」という方もいるかも知れません。
でもこの問題の本質は、「奥さんの苦労をキャッチできるか」ということです。
で、めちゃくちゃ重要なことがあります。
今回一番伝えたかったことはこれ。
奥さんが苦労していたとして、それは「あなたが奥さんを幸せにできていない」ということでも、「奥さんが苦しんだり・辛いのはあなたのせい」と言っているわけではないんです。
これ、男性はほんとこれを意識して、奥さんの話を聞いてあげて欲しいのです。
それは決して、あなたの男性としての価値を下げるようなものではないんです。
奥さんは奥さんのチャレンジをしています。
日々の生活の中で、大変なこと、辛いこともたくさんあります。
もちろん、喜びもあります。
それをあなたと共有したいだけなんです。
そして、できることなら、あなたも仕事で大変だったこととか、辛いこと、苦しいことなどがあったら、奥さんに共有して欲しいんです。
それができたら、お互いに労い合えばいいと思います。
「よくやってくれてるよね。いつもありがとうね」と。
それができたら、少しだけお互いに歩み寄れると思いませんか?
どうぞ、できるところから、試してみてくださいね。
こんなに最後まで読んで、奥さんと仲良くなろうとしているあなたを応援しています。
パートナーシップの話ばかり書いているけど、早く性の話がしたいなぁ。
パートナーシップの話もとっても重要で大好きなので、悩ましい。
Written by ひろちゃん@ドミナント
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