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インド放浪記<わが青春のインディア>

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インド放浪記14

インド放浪記14

先日、京都の百貨店をブラっと歩いたとき
目の前にお洒落なスカーフが目に留まった!

あっ、これいい!!
それで即購入した・・・僕は首に巻きものが好きで
ほとんどいつでも撒いている

写真家をやる前はジャケットだったので
ネクタイをいつも締めていたのが写真かを始めてジャケットが消えた

ジーンズに登山靴、そしてスカーフに帽子が
いまのトレードマーク
スカーフは昔のネクタイ替わりでたいへん気に入ってる

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インド放浪記13 放浪続けるノマド生活

インド放浪記13 放浪続けるノマド生活

窓の外に交差点が見える
行き交う車を見るでなく見ると不思議と気持ちがいい
ここも僕の仕事の居場所のひとつ
もちろん、いま日本にいる

極力、ネットだけで収入が確保できるように頑張ってる
だからといって金になれば何でもいいという気にはなれない
写真に拘り・・・もちろんサービス業としての写真じゃなく
ひとりのアーティストとしての写真家であり、エッセイを書くという
スタイルにこだわり、それでネットでの収

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インド放浪記7  インドの路地からしょんべんの匂いが消えていた

インド放浪記7  インドの路地からしょんべんの匂いが消えていた

この汚らしくて雑多な雰囲気・・・これが素のインドだ

40年前、インドのデリーにいた
奇妙な日本人男性2名にあった
僕はインドに向かて出発するとき、ふたつを決めた
ひとつは日本人に会わない
理由はシンプル
会うと日本語をしゃべってしまうので英語の勉強ができない

そう僕が40年前にインドに行った、ひとつの目的は英語をマスターすること
僕は理工学部出身で英語など得意でも何でもない
ところが商社に入り

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インド放浪記11     トラ・トラ・トラ

インド放浪記11     トラ・トラ・トラ

「へい・モーニン~~~トラ!」
む~んとした気だるい暑さの中に曇り空から晴れ間が覗いていた
「イエス・サー!トラ・トラ・トラ・・・」
毎朝通ってる軽食屋はインド人3人兄弟が助け合いながら運営していた

ここには僕以外に2人の日本人が通っている
そして先日から日本人を見ると~直立不動の姿勢を取り
トラ・トラ・トラと挨拶するようになった

「なんだよぉ?
そのトラ・トラ・トラ・・・って?」

日本映画

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インド放浪記6   インドの哲学者

インド放浪記6   インドの哲学者

僕にはインド人の顔が、どこ見ても、誰見ても・・・
哲学者に見える~

そうそうインド人って陽気だよ
内弁慶で間違っても好戦的じゃない
張ったりと威嚇は好きなんだけど、それだけ弱虫で気の小さなのを
怖がって隠しているんだと思う

・・・で、いろんなのがいる
なにもせずに1日中寝そべってるのもいれば
努力も工夫もせず愚痴ばかり言ってるのもいるけど
ひとり黙々と直向きに与えられた仕事に熱心なのもいる

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インド放浪記にお越しいただきありがとうございます

インド放浪記にお越しいただきありがとうございます

僕の学生のとき・・・、すでに、もう40年以上も前のこと~
インドを1年間放浪しました

僕の青春でした
その時のことを死ぬまでには書き残そうとして~帰国後の就職するまでの間に
メモとして原稿用紙に書きたくっていたのですが、どこかにあると思うのだけど探す気にもなれず・・・note を使って断片~断片を書き綴り始めてます

ご愛読ほんとうにありがとうございます
ご意見やご感想などもコメントいただければ

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インド放浪記2    今でもインドに吸い込まれていく・・・

インド放浪記2    今でもインドに吸い込まれていく・・・

ラジオから音楽が流れてくる・・・

   Words are flying out like endless rain into a paper cup
They slither while they pass

懐かしいなぁ~ビートルズ
ビートルズの音がひとつ、また、ひとつと
夜の帳に染み込んでいく      静かだぁ~

   They slip away across the univers

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インド放浪記4   アートな街・・・

インド放浪記4   アートな街・・・

この貼付写真は一昨年に撮ったものですが、どうですか?
色彩が綺麗だと思いませんか・・・
40年前はわからなかったけど、インドって街中がアートなんですよ

インド人が撮った写真もセンスがいいですよ
インドの国力がUPしてインド人がインターナショナルになってくれば
必ず世界レベルの写真家が多く登場すると思います

アートって経済が発達し、生活に余裕がでてくるときに発生する
ものかな?と無意識に思ってい

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インド放浪記5  インド復活の序章

インド放浪記5  インド復活の序章

40年前のインドは、このようなご婦人がデリーの繁華街の中にも
結構いた・・・一昨年はバナラシー(ガンガの街)だけを撮影に訪問した
バラナシーはインドの田舎だ

その田舎でも、このご婦人のような成り立ちは珍しかったので
当時のインドを知る者にとっては隔世の感どころの話ではない
インドに行けばわかる・・・インドの空気は止まっている
太古の人類の遺跡の時代からインドの空気だけは滞留してインドを
離れない

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インド放浪記3  ドイツ・フランクフルトの日本人

インド放浪記3  ドイツ・フランクフルトの日本人

パリー東京の1年間オープンチケットを手にひとり飛び立った
初めての海外旅行がインドだなんて、そりゃぁ怖いよ
だから、友達を誘った・・・
だけど逃げられてしまう
3人目は・・・、「お前、男だろう? だったら約束したことは
守れよ~」と言葉あるだけ粘った
電話で30分45分と同じことを繰り返していたとき
今は亡き母親の怒鳴り声が聞こえた
「あんな情けない男やねぇ~!
本気で行きたいなら人など当てにせず

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インド放浪記8  窓の外は雨音・・・

インド放浪記8  窓の外は雨音・・・

インドを放浪中に2度ほどインドの南にあるスリランカを出入りしている
もちろんビザの関係なのだが・・・

そう今日は雨の神戸の夜景を撮ろうと意気込んでいたのだが
濡れそうだし、寒そうだし、三脚がいりそうで面倒そうで~それで
雨を見たとたんに断念したのだけど、窓の外の雨音を聞くと・・・
撮りたくなってくる

最初、スリランカの到着したとき、空港から町中心部までバスに乗った
たしか1時間ほどの搭乗時間だ

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インド放浪記10 バナラシー・・・って?

インド放浪記10 バナラシー・・・って?

ところで、みなさんはバナラシーって、どこだかわかりますか?

日本語ではベナレスといいます・・・!
といえば、あっ~ぁ、よくある和製英語か・・・?と思いがちですが
これはアメリカでもベナレスといいます
もちろんドイツでもフランスでも、そしてイギリスでもベナレスと言います

???

そうなんです、スペル間違いなんです。原因は!
イギリスで海外旅行のガイド本が流行ったことがあるらしいです
それは18

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インド放浪記9  スピリチュアル大国

インド放浪記9  スピリチュアル大国

<*>なんか説明調が多すぎて物語風のドラマが出てこない・・・!
と書きなが~こんな筈じゃなかったと書き手自身が一番感じてます
しばし、ご辛抱ください
ショート・ショートとエッセイを組み合わせた紀行文を念願に置いてます
ので完成までには、そのような下書きになるように頑張ります

今日の世界規模でのサブカルチャー~といえば
やはりゴス(goth)ですね、日本ではゴスロリといえば
通じやすいと思います

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