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インド放浪記13 放浪続けるノマド生活

窓の外に交差点が見える
行き交う車を見るでなく見ると不思議と気持ちがいい
ここも僕の仕事の居場所のひとつ
もちろん、いま日本にいる

極力、ネットだけで収入が確保できるように頑張ってる
だからといって金になれば何でもいいという気にはなれない
写真に拘り・・・もちろんサービス業としての写真じゃなく
ひとりのアーティストとしての写真家であり、エッセイを書くという
スタイルにこだわり、それでネットでの収入に頑なにこだわって
数年が経過している

理由は簡単、実現できればまた世界を放浪できるからだ
ノマド生活を続けてるが・・・これまた快適なのだ
まだ国内だけでも放浪しながら~には至ってないけど
日本円で30万~40万円がネットのみで入れば、アジア、東欧
南米などなら不自由はない

同様にネットで叩かれた女性写真作家がいた
<笑顔泥棒>というキャッチフレーズが良かった
単身、ヨーロッパなどを駆け回り子供の笑顔を撮り続けたのが
当たった!

写真って撮り手には言い尽くせないほどの話を山と持つ人も
多いが、見る人は瞬間で<好きVS嫌い>を判断する
それが写真の魅力だとも僕自身は思っているが、それが写真の持つ
直観力なんだと思う

だから一気に売れる写真家というのが常に登場する
その他大勢の中には惨めな僻み屋が妬み屋が多く誕生する
アーティストにとって誹謗中傷は勲章のよう
勲章にできた時が一人前
ヘドロに埋まるとアーティスト廃業なのだ

突如、サラリーマンを辞めて、幼子を家に残し奥さんの了解を得て
シルクロードの旅に出た若者がいた。始めて手にしたデジイチのみを
ぶらさげて

帰国して写真集を出版した
今から十数年前だったと思う
いまでもカメラ片手に海外を放浪し写真を撮り続けている
彼は叩かれてない
生活苦が滲み出てるのが原因なのかもしれないな

この両者に共通するのは写真はデジカメ片手に現場実践という独学で
学んでいる。今はそんな時代だと思う・・・アーティストとか
クリエーターというのは自分の殻を破って飛び出したうえで
さらに自分を不特定多数の前でストリップ・ショーを繰り広げて
さらけ出して初めて<なんぼのもん>だと思う

格好をつけたアーティストなんて古今東西に存在したことない!

いつか覚えてないけど印刷屋の営業マンが言ってた
昔は、芽が出るかな?というデザイナーを見つけるもの営業マンの
腕だった・・・そのコツを見つけていた・・・それは、事務所に
どれだけ多くの写真集を秘蔵しているかだ。写真集は高額だ!
それを自分への投資としてどれだけ集めているのか?

ほぼ狂いはなかったと営業マンは言ってた
ところが今では通用しない。芽の出る奴も、永遠どころか
3年~5年に廃業や転職する奴らも、今日ではそんな高価な
写真集など持ってない・・・PCでネットで無料で無限にあるから
必要なくなったという

・・・だから写真家は写真集が売れなくて困っている

子供は世界中で一緒だ
あどけなく笑顔満面で集まってくる



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それぞれに20~30カットほどを収納してます

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