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めざせ!えほんセラピー犬。~ろうそく(アンデルセン童話より)~

~ルナちゃん、セラピー犬を知る~
ルナちゃんより、お世話係さんが「アニマルセラピスト」の勉強しなければならないことに気が付きました!(えっ!知っていたんじゃないのかい?笑)

10年程前、アメリカの図書館にセラピー犬がいる記事を見ました。(全部は読めなかった、悲)
内容:
学校へ行けずに人と話すのが苦手な女の子がいました。
その女の子は、セラピー犬に会うために図書館へ通います。
しばらくすると、女の子はセラピー犬の隣に寄り添って読み聞かせをはじめたそうです。

いい話だなあ…。(涙腺緩い)

それから、縁があって我が家に「犬」がやってきた!
最初の犬ですね。(セラピー犬は夢だと思っていた、自分)
ルナちゃんは、次にやってきた「犬」で、可愛いのですが…。
躾が大変で、何か目標があれば頑張れるかなあと思案…。
そうだ!(閃き!)
セラピー犬!(やったー!)
夢は大きく!(がんばれー!)

こんな安直な考えです。(笑、恥。)
はい。
夢は大きくね!(笑笑)

今日の一冊

『母と子のおやすみまえのアンデルセンどうわ』著:早野美千代(ナツメ社)
~「ろうそく」ろうそくがしあわせを感じた時間 絵:とみやまえり(『母と子のおやすみまえのアンデルセンどうわ』より抜粋)~


参考文献・引用:『母と子のおやすみまえの アンデルセンどうわ』(ナツメ社)52p

内容紹介(アンデルセンどうわ):
喜び、悲しみなど人間が生きていく中で感じたり考えたりすることが、アンデルセンのお話のテーマです。この本では、特に人気の高い25話を紹介しました。個性豊かな挿絵も満載です。また、子どもの成長・発達をふまえた解説も付けましたので、親子のコミュニケーションのきっかけに大いに役立ちます。

本文より:

お金もちの家のテーブルの上で、上等のろうそくと、安物のろうそくが、話をしていました。
「ぼくは、はちの巣からできてて、だれよりも明るくかがやくし、ずっと長い間もえていられる。パーティーにぴったりだよ。」
上等のろうそくは、むねをはりました。
安物のろうそくは、ためいきをつきました。
「いいなあ。どうぶつのあぶらからできてるぼくは、どうせだいどころだもんなあ」
そこへおくさまがやってきて、安物のろうそくをもっていきました。
(続)

参考文献・引用:『母と子のおやすみまえの アンデルセンどうわ』(ナツメ社)48p
参考文献・引用:『母と子のおやすみまえの アンデルセンどうわ』(ナツメ社)50p

おうちの方へ:
パーティーに出る女の子も、じゃがいもに喜ぶ女の子も、どちらも幸せを感じています。幸せの形はたくさんあって、周りのいたるところに散りばめられていますが、他人をうらやむばかりでは手に入りません。幸せは、気づくかどうかが大切なのですね。

参考文献・引用:『母と子のおやすみまえの アンデルセンどうわ』(ナツメ社)48p

司書の学び:
この「おうちの方へ」が早野美千代さん(著者)のコメントということですよね。
タイトル『母と子のおやすみまえの アンデルセンどうわ』。
このことから…。

テーマ:アンデルセンどうわ
ターゲット:育児中の大人とその子ども
コンセプト:心を育てる親子のどうわ
正解かしら?

「古典文学、名作といわれる作品をいかに令和の小学生へ伝えるか」
永きにに渡り、私(学校司書)の研究テーマです(笑)

表紙を見せるようにして展示すると手に取る確率は、本棚に配架されている状態よりも高いです。
しかし、それでも指一本触れてもらえない名作があるのも事実です。(溜息)
何とかしてあげたい!
直接、交渉!
試みました。
借りてもらえる本もありました。
しかし、またまた、そうでない本も…。
司書「この本、感動で泣けるんだけどなあ」(つぶやき)

このことから、「伝えること」興味深く探求し続けております。
このnote記事も伝える勉強と思いチャレンジしております。

この記事を読んでくださった皆様へ
本日も心より厚くお礼申し上げます。
お時間となりましたので閉室致します。(合掌)



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