Luana

Designer / Artist 🇯🇵×🇩🇪 📍Germany⇄Tokyo/Japan…

Luana

Designer / Artist 🇯🇵×🇩🇪 📍Germany⇄Tokyo/Japan 美しいものを見て、感じて生きていく ♡記事の絵はすべて手描き ♡インスタ https://instagram.com/lululu_artpost_

最近の記事

アイルランドから

訳あって、私は今アイルランドで生活している。 2020年の4月のロックダウンから 色んなことがあったし、政治、経済、 世界的な動きを徹底的に調べ尽くして 今後の生き方や未来設計を考えた。 この2年半、 将来について考えない日なんて一日も無かった。 でも個人の人生が、一週間後の予定さえも、 政治や世界情勢に 影響を受ける時代になってしまったから、 どんなに未来を計画しても一瞬で 実現不可能になってしまった事もあるし、 今後もきっとそうなるだろう。 noteに個人的な政治

    • 優しさを学ぶための犠牲

      今までの人生の途中で出会った中で、 どうしても、忘れることの出来ない 優しさを持った人がいる。 人の心を動かすことって、 想像以上に大変なのに。 なのに、あっという間に 優しい性格に吸い込まれていった。 他の人のことを悪く言っているのを 聞いたことがなく。 自分のことで苦しんでいる姿も 見たことがなく。 いつも、友達や家族の 良いところを見つけては褒めて、 苦しんでいる人がいたら 助けてあげていた。 一体、どうしたらあんなに素敵な 性格になれるのか、 不思議で仕方

      • 雲のように真っ白く生きたい

        いかなる闇や、悪や、不正や、 この世の穢れをみても 一切の影響を受けず。 はるか遠くに浮かんでいる雲のように 真っ白く、純粋に。 たとえ、 たまにグレーを吸収してしまったとしても すぐに洗い流して、 元の自分に戻れるような。 真っ暗な夜空を見上げたとき、 濃紺の背景に しっかりと存在を認識出来るような。 そんな人生を送りたい。

        • 真っ直ぐに生ききる

          昔は、憧れていたことに向かって 一直線に進むことが得意だった。 努力することが、全く苦じゃないし、 努力をすれば 報われることが多かった。 勉強とか、受験とか、 意外に努力時間と結果が比例してくれて。 好きなこと、実現したいこと、 手に入れたいこと、ものに対して 全力で愚直に駆け抜けていくことは、 人生において絶対的な 成功要因だと、確信していた。 でも、いつしかあっという間に 大人になって。 毎日毎日時間に 追われる日々になってしまった。 仕事に於いても、 恋愛

        アイルランドから

          人生の途中で感謝を伝えそびれた人たちへ

          人生の途中で感謝を伝えそびれた人たちへ。 本当はびっくりするくらい感謝していて。 この文章を読んで貰えていたらと 心から、思う。 もう一度、出会えることが出来たら良いのに。 どのくらい私が感謝をしているかを 伝えることが出来たら良いのに。 思い掛けず、庇ってくれて、 涙が出るほど嬉しかったこと。 私が方向を間違えても、 見守ってくれて、 全てを受け入れて励ましてくれたこと。 その人が放った何気ない一言で、 人生の価値観が変わり、 自分の知らなかった、 考えに触れて

          人生の途中で感謝を伝えそびれた人たちへ

          大切なもの

          昔、堪らなく大切だったものが 今でも同じだとは限らなくて。 だから、たまに心が締め付けられるほど、 切なくなる。 もしかしたら、 今の宝物も、 人生経験も、 愛おしくて堪らないこの気持ちも、 将来、見向きもしない ガラクタになってしまうかも知れないから。 でも、それでも、今の私には 命と同じくらい大切な瞬間だから 愛おしいものだから、 精一杯の愛情を注ぐのだけど。 だから、ずっと考えていた。 私が大切にしたものは、 いつか一体どこに 消えていってしまうのだろうかと

          大切なもの

          世界が終わるなら

          もしも世界が終わる時期を知ってしまったら 人生で諦めていたものを 必死に完成させようとするだろう。 過去に目を向け、自分の歩んで来た人生は 誰かの役に立ったかと。 ただ、地球の資源を消費しただけの、 人生なんて嫌で。 美しいものをこの世に 一つでも多く生み出せただろうか。 幸せになれる言葉を 一つでも多く伝えられただろうか。 人の学びのになる行動を取れただろうか。 関わった人たちの 可愛い笑い顔をたくさん引き出せたか。 目に見えない絆を どれだけ大切に出来ただろ

          世界が終わるなら

          人の理想

          理想のぶつけ合いで完成している この世界で強く 生きていくにはどうしたものかと。 もっと、 人の理想を尊重することが出来たら。 自分自身の理想に、 心からの誇りを持つことが出来たら。 生まれも、育ちも違うのだから、 家族でさえ 考え方が違うこともあるのだから。 だから、人と意見がぶつかるのは あたり前のことで。 そう思って生きたら、 もっと幸せに、楽しく毎日を過ごせるはず。 無理に同調することも、 むやみに否定することもなくて。 下げずむ必要もなければ、 仲間外

          人の理想

          過去の愛しきもの

          最後に星に願いを込めたのは、 何時だっただろうか。 真夜中、おもちゃ箱から ぬいぐるみが飛び出すのを 一度でも見てみたいと 両目を必死に開けていたのは、 何歳までだっただろう。 聖夜に、優しい御伽の国の住人が、 夢みた贈り物を 届けてくれなくなったのは何時からだろう。 昔、信じていたことを、 今でも夢見てるとは限らなくて。 それは、大人になった今でも同じで。 毎年、心情が切ないほどに変化している。 一年前、これが正義で、 完璧な正しさだと思っていたことが 涙も出ない

          過去の愛しきもの

          切なさを大切に

          切なさを感じた日には思いっきり、 その感情を 自分のものにするといい。 壊れそうなガラス玉を抱えるように 大切にしてみたらいい。 全身で感情の痛みを受け止めた方が 心が軽くなったりするから。 切なさを感じるのは、 きっと素敵なことだから。 大切にしている、 自分だけの景色を見つけた証で。 その色を増やして、大きくしたら、 新たに、人を救うことの出来る 美しい価値となるはず。 流れていく時空の中の刹那を 自分のものとして、 切り取った景色が、切なさだから。 自分だ

          切なさを大切に

          一期一会

          ずっと、一期一会が苦手だった。 昔から、寂しさという感情が怖かったから。 孤独とは全く違う、寂しさが苦手だった。 孤独は、時には、自ら選ぶこともあるし、 それによって、成長もする。 本当に孤独が嫌だったら、 頑張って、人に頼ることも出来る。 でも、寂しさは、 別れと共に感じるものだから。 幸福で満たされた後にくるものだから。 大好きな人たちに、環境に、 また次は、いつ会えるのかわからない、 もう二度と会えないかも知れない 恐怖でもあるから。 人には手の及ばない、

          一期一会

          優しく生きる

          優しく生きるように、心がけてきた。 だってあまりにも世の中が冷たくて、 凍えそうだったから。 びっくりすることばかりで。 何故、そこまで冷淡に言い放てるのか。 きっと本人は何も気づかずに、 考えずに言葉を発しているのだけれども。 その人だけが、抱え込んでいるもの 背負っている大きな塊が あるのかも知れないけれども。 だから、そう考えると、 その人は何も悪くなくて。 きっと社会の荒波に気づかないうちに 飲み込まれてしまっただけなのだろうと。 それでも、何度も、何度

          優しく生きる

          香りの記憶

          名も知らぬ、 大きな木に咲いている 小さな、白くて優しい花から、 夜になると芳しい香りが ほのかに漂っていた。 常の夜に香るのではなく 奔放に香る、魅惑的な花だった。 その香りの存在が確認出来ると 私は幸福感だけを感じて、 その場に佇んで、 何度も、何度も、繰り返し 優しく消え入りそうな その香りを必死に記憶しようとした。 それは、朝になると、 陽光を浴びた、草木の特有の香りに戻り 自身が変化することなど、 無いかのように 周りの草木の一部に溶け込んで 目立たずに

          香りの記憶

          祈るを見つける

          愛とかではなく、心から純粋に。 幸せだけを感じて 生きていって欲しい子がいる。 私の幸せよりも、 あの子が幸せであることがもっと大切で。 とにかく幸せになって欲しくて。 涙が出るほど、必死になって祈りを捧げる。 未来が喜びと、幸せで満ち溢れるように。 久遠に。 生命が、朗らかな日の光に 希望を感じるように。 優しく吹く風の中に 小さくて力強い、花の香りを見つけるように。 この世界の全ての 真・善・美が、味方して離れないように。 苦しみ、辛さとは常に無縁で。 

          祈るを見つける

          回想

          *幼い頃 暖かい日差しの中、 目をつぶると光が瞼を伝って話し掛けてくる。 眩しいオレンジ色の太陽のはずなのに 黒、茶、オレンジ、黄、緑色、 色んな色に変化して自然の神秘さを 伝えてこようとしてくれた。 肌が焼ける事など、考えもせずに、 気にもせず、私は必死に瞼の奥に溢れる 幻の光を記憶しようとした。 雨は激しく地面を打ち、 そして私は規則正しく繰り返される雫の流れを窓からぼーっと見ていた。 雨が嫌だと思わなかった。 こういう日もあるんだと自然に受け入れていた。とても