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世界が終わるなら

もしも世界が終わる時期を知ってしまったら
人生で諦めていたものを
必死に完成させようとするだろう。

過去に目を向け、自分の歩んで来た人生は
誰かの役に立ったかと。

ただ、地球の資源を消費しただけの、
人生なんて嫌で。

美しいものをこの世に
一つでも多く生み出せただろうか。

幸せになれる言葉を
一つでも多く伝えられただろうか。

人の学びのになる行動を取れただろうか。

関わった人たちの
可愛い笑い顔をたくさん引き出せたか。

目に見えない絆を
どれだけ大切に出来ただろうか。

人の感情をどのくらい、
理解しようとしただろうか。

思う存分、大笑い出来たか。

食べたいも思いっきり食べて生きたか。

広くて大きいこの惑星の、美しい景色を
飽きることなく見たか。

積極的に世界に触れようとしたか。

でも結局、人の目を気にし過ぎて、
社会の常識に従おうとして、
何もして来なかったのではないか。

冒険が出来なかった、本当の理由は何か。 

行動することが、ただ単に怖かったから。

別にこのままでも、良いやと諦めたから。

失敗した後の、始末が面倒くさくて。

路頭に迷うのが怖かっただけ。

でも、世界が終わるとわかったら、
そんなことどうでもよくなる。

人の目なんて一切関係なくなる。

長期的なお金の心配も、不必要で。

残りの時間をどう生きるかに
必死になるはず。

傷つき、傷つけ合う生活なんて、
時間がもったいなくて鳥肌が立つだろう。

今までの何十年と考える時間があったはずの、自分がこの世に生を受けた意味を
必死に考えて、
答えを見つけようと、
今のようにキーボードを
必死に叩きまくるだろう。

本当にやりたいことに挑戦するために。

大失敗しても誰も責めてこない。
皆んな、自分のことで必死だから。

自分の目標に全神経をかけて行動したら
怖いものなんて、
目の前から少しずつ消えていくはず。

やり遂げることに必死になって
人の目も気にする余裕もなくなって。

大きな事を常に考えるから、
小さなことにお金を注ぎ込まずに
無駄が自然に減っていくだろう。

今まで一体何をしてきたんだろうかと。

あまりにも、勿体ない時間を
過ごしてきたのではないか。

私だって、まだ何一つ夢を諦めてないのに。
これからだから。
今からだから。この瞬間からだから。

失敗は、行動したことの証だから。
自分の誇りにして大切に抱き抱えれば良い。

もう二度と、諦めることなんてせずに。

子供のように何度だって、挑戦したら良い。
そしたら、いつか当たり前に
出来るようになるから。

失敗してボロボロになっても
やる価値のあるものが
この世にはたくさんあるから。

自分にも、その価値は在るから。

もっと、もっと、もっと。
真剣に人生に向き合おう。
必死に生きよう。

想像以上に、かけがえのない時間を
生きているのだから。

サポートは、感性の探求に使わせて頂きます。 *世の中に美しいものが一つでも増えたら 人々の心が、生活が豊かになる。 そう信じて、これからも作品をお披露目致します。