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今西えま
2024年1月7日 23:41
わたしのこころはどうして砂糖菓子のようにもろく 甘く 繊細なのだろうほんのすこし 風に吹かれただけでほろほろと崩れてしまう一滴にうたれれば穴があき 音もなく溶けて消えていってしまう神さまはどうしてわたしをこんなふうにおつくりになったのだろうわたしはどこを向いていればいいのだろう愛がこわい愛する者を手放す恐怖に夜もねむれず おびえている不確かな未来に悪し
2022年11月23日 15:33
その毛糸の編み物には黄色を選んだ瞳と紡いだ手とがあった知らず知らずの内に包まれていた陽だまりの様な眼差しに泣いて泣いた試合の帰りベンチで待っていてくれたあの人ホッとしたらお腹が空いていたことに気付いた沈む夕日にあんなに心がふるえたのは隣にいたのが君だったから宵闇に紛れて繋いだ手を引き寄せたかったてがみ テガミ いろんな手紙があったけどあの時 あの字で綴られた あ