悩みや不安はほとんどニセモノです。
子どもが大学生になったら、
途端によく聞くようになったワードがあります。
「門限」です。
事あるごとに
「門限決めた?」
「門限何時にしてる?」
と聞かれます。
ついには、旦那にも
「門限を決めないとな」
と言われました。
そこまで言われると「門限」について
気になってきました。
「何時にしたらいいのか」と考えてみたのですが、
答えが出ません。
思考がグルグルします。
疲れたので、
「なぜ答えが出ないのか」を考えてみました。
簡単でした。
私が「門限」ついて、悩んでいないからですね。
私たちの「悩み」には、
2パターンあると思います。
①自ら不安に思って悩むパターン
②「周りから届けられた不安」を
自分の不安と勘違いして悩むパターン
先日会った友人は、
こんな悩みを抱えていました。
「(大学や専門学校に通う子どものいる)友達が
転職して正社員になったり、
パートの時間を増やしたり、
バリバリ働くようになってきたんだよね。
うちの子も4月から大学生になったし、学費かかるよね~。
だから、
今のパートをやめて、正社員になれる会社に
転職した方がいいんじゃないかと思って焦ってるんだよね。
でも、正社員になったら、
気持ちや体力に余裕がなくなっても
無理して頑張ろうとするのが目に見えてて、
今のプライベートが保てなくなるかもと思うと不安でさ。
どうしたらいいのか悩んでるんだよね。」
ということでした。
彼女は「パターン②」に陥っていました。
悩みの発端は「周りの友達の不安」だからです。
周りの友達の状況を聞いて、
「自分もお金が足らなくなるのではないか」
と思えてきて、不安になってきた
→パートを辞めて
ボーナスがもらえる正社員になるべきか悩んでいる
<ためらう理由>
・お金はあったら安心だけど、
今のままでも「なんとかやっていける」とも思っている
・今のパートが気に入っている
・今の生活スタイルがあっている
<正社員になろうと思う理由>
・周りの友達がお金が足りないと言っているのを聞いて不安になったから
彼女の「友達の場合」は
「お金が足らない」という現状があり、
それを解消するために正社員になりました。
でも、友人は
「なんとかやっていける」と思っているのだから、
不安を抱えてまで転職する必要はないと感じました。
彼女は「転職することが不安」なんですから。
パターン②は、不安を解消するつもりの行動が
次の不安を生み出してしまうという危険も含んでいるのです。
そんな時は、シンプルに考えましょう。
私は彼女に
「正社員にならなくてもいいんじゃない?」
と、上記の理由とともに伝えたら、
ホッとした様子でした。
「正社員にならなくていいんだ」と思ったら
安心したようです。
「なりたくない」というのが
本音なのだと思います。
ホッとしたのですから、それが答えです。
あなたも、
他人の悩みをわざわざ「取りに行って」
勝手に「自分の悩み」としなくてもいいんですよ。
本当は、何も困っていないんですから☆
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