人利与我利

神奈川県生まれで関西在住。現在「日本スポーツウェルネス吹矢協会」会員、初段。「ボイスト…

人利与我利

神奈川県生まれで関西在住。現在「日本スポーツウェルネス吹矢協会」会員、初段。「ボイストレーニング」教室受講中。地域活性化ボランティア活動中。美術・歴史・パソコンに興味あり。当面「吹き矢」と「ボイトレ」を中心に投稿していきます。

最近の記事

吹き矢/ポイントその3「不動」①

何年も吹き矢をやっていても、吹く時、筒がかなり動いている方がいます。中には、身体全体が、前に “つんのめってる” 人も見かけます。 基本動作・姿勢・顔の正対・マトの狙い…等々、すべて元も子もない(ぶっ飛んでる!)感じです。それでも、たま~に、ホントにたま~に(間違いなく「マグレ」で)矢が1本「7点」に入ることがあり、満足しちゃうんでしょうね。 今回は、この簡単そうで、意外に難しい「不動」について投稿します。 ■YouTube等で有段者を見てると、構えてから吹き終わるまで、身

    • 吹き矢/「2.狙い」補足

      前回「2.狙い」投稿の後、思い出したポイントがありましたので、以下3点ほど補足します。 1.「5本」の途中で狙いを変えない 矢は続けて「5本」吹いて「1ラウンド」となりますが、1本目の矢がマトの中心からズレてると、次に筒先の狙いを修正することがありました。先輩から「途中で狙いを変えない」ように、と指導されました。 とりあえず同じ狙いでちゃんと5本まで吹いて、確認してから(場合によって)次のラウンドから狙いを修正する、ということなんですね。 2.筒を支える腕は約「120度」

      • 吹き矢/ポイントその2「狙い」

        試行錯誤、暗中模索…の「吹き矢レベルアップ」に向けての第2弾「狙い」について投稿します。 姿勢を整えた、基本動作もちゃんとやった、そして筒を構えてマトに狙いを定める、その時。 ■まず「両目でマトを見ろ」と言われています。すると、視界に「筒先が2つ」見える(この時、ずっと眼の焦点はマト)、そしてマトの中心(黒点)を頂点として2つの筒先で形づくられる「二等辺三角形」をイメージして矢を吹く――というのが、狙い方の定石、と言われています。(下図でいう、A・B・Cの三角形ですね。 あ

        • 吹き矢/「1.集中」補足「呼吸」

          前回、吹き矢のポイント「1.集中」においては、基本動作(=型)について投稿しましたが、基本動作の中での「呼吸」について補足します。 と言うのも、ボイトレの先生から、「腹式呼吸」の新たなやり方の指導を受け、「こりゃ~、吹き矢に活用できるわ」と思った次第です。 ■吹き矢の基本動作は腹式呼吸で、と言われています。 そのやり方は、< 鼻から息を吸って、口から吐く >のですが、吐く時は「口をすぼめて、細く長く、吐く」と指導されているようです。 ところが、ボイトレの先生は、「口をすぼめ

        吹き矢/ポイントその3「不動」①

          吹き矢/4段階のポイント

          不肖「初段」の私が「吹き矢のポイント」について語るのは、「10年早いよ!」と言われそうですが、悩んでいるがゆえに「こうではないか?」ということで投稿していこうと思います。 さて、吹き矢には、以下4つのポイント(流れ)――と言うか、やや大げさではありますが、「要諦(ようてい)」があると考えています。 1.集中:気持ちを集中させる 2.狙い:マト(的)の中心にネライを定める 3.不動:身体を動かさない 4.呼吸:大きな一定の息を一挙に吐く この4つの項目が、ピシッと決まれば、パ

          吹き矢/4段階のポイント

          吹き矢/基本と自己紹介

          ■吹き矢をあまりご存じない方、あるいは団体(所属協会など)でルールが異なる方、などもおられるかと思い、基本(ルール等)をお断りしておきます。 ①私が会員となっているのは「一般社団法人 日本スポーツウェルネス吹矢協会」という、結構大きな団体です。 ②マト(的)は、一番外側の直径が24cmで、同心円3cmごとに、中心から〈 7点・5点・3点・1点 〉と得点が決められています。黒い部分の外側は「0点」。マトの高さは、中心の「黒点」が約160cm、ほぼ目の高さに設置。 ③マトまでの

          吹き矢/基本と自己紹介

          吹き矢とボイトレ/正対(せいたい)する

          ■私が通っているボイトレ教室では、「模擬プレゼン」というのをやったりすることがあります。 ①一人で前の方に立って、生徒たち(着席)に向かってしゃべる。 ②先生は、奥(生徒たちの後ろ)の中央に立っている。 ③あるテーマについて書かれた原稿(A4で1枚)は手に持って。 この時、大概の生徒(私も含めて)は、原稿を見ながら下を向いたままだったり、たまに顔を上げてもサッとまた下を向いてしゃべる、といった具合。先生からは、 「伝えたい人たちの方に顔を向けて、伝えたいという“気”を、声に乗

          吹き矢とボイトレ/正対(せいたい)する

          吹き矢とボイトレ/姿勢は「骨盤」から

          ボイトレ(ボイストレーニング)の先生から、よく注意されました。 「もっと、骨盤を立てて!」 「骨盤を立てる!?」と言うのがよく分からなくて、(以前は)胸をそり気味にして、背を伸ばすようにしました。 そうしたら、今度は「あごを引いて、お腹も引っ込めて!」。 私の姿勢は、「骨盤」がドデッと寝た感じになって、結局「下半身」がグタ~と緩んでいる(本人はそう思ってなくても)状態だったんですね。 お借りした上の図で言うと、右端の1番目やその隣のような姿勢になっていたわけです。ドッコイ

          吹き矢とボイトレ/姿勢は「骨盤」から

          吹き矢/的(まと)の“SDGs”

          吹き矢のマト(的)がだいぶ痛んできて、矢が刺さりづらくなりました。 でも、そのまま廃棄せずに、古いマトを利用して再生しました。※  ※このやり方は、吹き矢の大先輩にご指導いただきました。 使い古しのマトをポイッと捨てずに再生する――まさに、吹き矢における「SDGs」と言えましょう(!?)。以下、ご紹介していきます。 用意するのは、「大きめのカッター」と、「使い古しのマト」2つ。 1.まず、1つのマト(A)を用意。中央が痛んでいる(はずな)ので、そこの部分を取り除くことにする

          吹き矢/的(まと)の“SDGs”

          吹き矢とボイトレ/腹式呼吸

          私は、月3回、1回が「90分」のボイトレ(ボイストレーニング)の教室に通っています。 ボイトレと言っても、カラオケで美味く歌おう、ということではなく、「健康ボイストレーニング」と言って、話す声、強いて言えば「朗読」のためのトレーニングなんですね。 このボイトレの準備運動として、「腹式呼吸」の“筋トレ”のメニューが中心となっています。さらに、この中でも「ドッグブレス(Dog Breath=犬の呼吸)」がクライマックスで、かなりキツイです。 「ドッグブレス」は文字通り、犬が「ハ

          吹き矢とボイトレ/腹式呼吸

          吹き矢とボイトレ/姿勢と息

          最初に――私は「吹き矢」「ボイトレ」と表記していますが、正式には ■スポーツウェルネス吹矢 ■ボイストレーニング と言いますよね。 でも、ここ(私の投稿)では、「吹き矢」「ボイトレ」としてますので。 さて、私は、吹き矢を始めて「2年」、ボイトレは「4年」になります。 で、最近分かってきたことが、どちらも「姿勢」と「息」が大切だ、 ということです。 しっかりと固定した姿勢、そして大きな息、の効果が大きいと思います。 今回は、主に「吹き矢における息」についてお話します。 吹き

          吹き矢とボイトレ/姿勢と息

          吹き矢とボイトレ/はじめに

          「一般社団法人 日本スポーツウェルネス吹矢協会」に登録。 現在(2024年4月)、「初段」です。 それと、「ボイストレーニング」の教室に、数年通っています。 他にもいろいろ手を出して挑戦しましたが、現状で継続している数少ない“修行”が、この2つです。 ただ、この「吹き矢」と「ボイトレ」。身体の使い方だけでなく、メンタル面においても、かなり共通点が多いことに最近気づきました。 そこで、自分の備忘録を兼ねて、これをご覧の皆さんにもご参考になるのではないか(少なくとも何人かの方々

          吹き矢とボイトレ/はじめに