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吹き矢とボイトレ/姿勢と息

最初に――私は「吹き矢」「ボイトレ」と表記していますが、正式には
■スポーツウェルネス吹矢
■ボイストレーニング
と言いますよね。
でも、ここ(私の投稿)では、「吹き矢」「ボイトレ」としてますので。

さて、私は、吹き矢を始めて「2年」、ボイトレは「4年」になります。
で、最近分かってきたことが、どちらも「姿勢」と「息」が大切だ、
ということです。
しっかりと固定した姿勢、そして大きな息、の効果が大きいと思います。
今回は、主に「吹き矢における息」についてお話します。

吹き矢の練習会場でよく見かけるのが、
胸いっぱいに息を吸って、フゥ~~ッ!と力いっぱい息を吐いて矢を
飛ばしている方の姿です。
肩が大きく上下して、頭が強く前に押し出されてる、といった感じ。
結果、矢を的(マト)に誘導&命中させるための「吹き矢の筒先」が
大きく揺れてますね。これじゃあ、矢がまとまりません。
これは「胸式呼吸」でやってるから、ですよね。

上の図はトレーニングスタジオからお借りした図で、胸式呼吸と腹式呼吸の
違いが、分かりやすく表現されています。
「胸式」は、我々のふだんの呼吸。大きく息を吸うと、肺が前と横に
広がります。いっしょに肩も動く、頭も動く、となります。
一方「腹式」は、お腹を前に出して「横隔膜」を下に引っ張ることで息を
吸います。肩とか頭もほとんど動きません。また「胸式」より大きな息を
吸い・吐くことができます。だから、プロの歌手は腹式呼吸で歌っている
そうです。

私も、この腹式呼吸で吹き矢をやるようになって、格段に矢が集中する
ようになりました。といっても、まだ筒先が少し揺れます※が…。
※言い訳:常に、「大きな」+「一定量」の息を吐くのが課題。
「腹式呼吸」については、ボイトレとの関連も含めてお話したいので
(1回の投稿が長いと嫌われる、とのウワサもあり)次回また。