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結婚指輪の話

結婚して3ヶ月、結婚指輪が完成した。 制作は岡山県総社市郊外にある小さな指輪屋さん「Ryokuu」の文屋さん。 一生大切にしたいと心から思える素晴らしい指輪を作ってくれた。 その思い出を文字にして残しておきます。 *** 超スピード婚で、指輪も何も決まってなくて、どうしようかなーとふたりでもやもやと悩んでいた。 ふたりとも指輪をつける習慣がなかったし、デザインについても価格についてもどこでどんなものが買えるのかも何も知らなかった。 あんなのが良いとかこんなのが良いとか、話

    • 今日の気づき

      noteを投稿したあとのSNSシェアボタン、一昨日くらいまでtwitterだった気がしたけど今日見たらXになってた。 google map の共有ボタンの向こうにはまだあの鳥が生息している。

      • 読書?感想文: 源泉徴収のしかた

        ウェブサイトやウェブアプリを作る上で重要なのは、どれだけ見てもらえるか、使ってもらえるか、だ。 そのためには様々なユーザー像やユースケースをイメージしながら、部品の配置を色々なパターンで試したり、文章に誤解が生じないか推敲したりする。 情報を過不足なく伝えるために、一度書いた文章をざっくり全部消してやり直したりもする。 誰かに何かを伝えるということは、その裏にそれだけの膨大な作業がありながらも、表面に見えているものはスマートでひっかかりがなく、さも最初から当たり前にそこに存

        • 読書感想文: ダメ子育てを科学が変える!

          知人がFacebookに書いていたことが心に残っている。 「レディネス」という心の準備状態を表す言葉。 それはとてもわかりやすかったし、自分の経験を振り返っても、納得感のある概念だった。 明日で1歳10ヶ月を迎える僕の息子はもちろん世界で1番可愛いのだが、イヤイヤ期の兆候もあるし、救急車への執着がすごくてYouTubeで救急車の動画を見続けたりして、親としてストレスや不安を感じることが無いわけではない。 そんな中、レディネスの概念を知ったことで心にゆとりができるというか、

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        結婚指輪の話

          読書感想文: ひとりビジネスの教科書

          フリーランスで仕事を始めて1年半になった。 フリーランスとは言っても主収入は1つの企業からの請負案件で、これがなくなると一気に生活できなくなるという不安定な状態。 契約終了になったら即困ることになる。 それなら会社員の方がそう簡単にクビにならないという点でマシかもしれない。 そんな状態は良くないと思いながらもなかなか具体的な策もなく、日々忙殺され、時間だけが過ぎている。 僕の仕事はウェブデザイナーだったりプログラマーだったり、そういう類のものだが、そもそもその分野のことをず

          読書感想文: ひとりビジネスの教科書

          妻の出産、夫の気持ち。

          11月3日。 息子が1歳を迎える。 当たり前のことだけど、それはすなわち妻の出産から1年ということだ。 あの日のことは今でもよく覚えている。 思い出すだけで体が震えて、涙が出そうになる。 僕が生んだわけでも、痛みを感じたわけでもないけれど、それでもやはり人生で一番の体験だった。 当日の日記を加筆修正して、父になった日の記録として残しておこうと思う。 11月2日11月2日、午前4時。 妻の「おはよう」で目を覚ます。 ちょっと寝ぼけてたけど、陣痛かもと言われて覚醒。 バタバ

          妻の出産、夫の気持ち。

          【お悩み買取01】ITアレルギーの田舎町に移住したIT系HSPさんの今後の人生についてのお悩み

          この記事はお悩み買取り企画で買い取ったお悩みのレポートです。 お悩み買取りについては以下をご覧ください。 記念すべき最初のお悩み買い取りは、30代の男性Aさん。 申し込みフォームに記されたAさんの悩みは「今後の人生について」。 いきなり大きい悩みだな、と思った。 HSPという気質を持ち、鬱の症状に度々苦しむというAさん。 悩み苦しんできた過去と、前を向き始めた現在、そして未来への不安。 初めて買い取ったお悩みは、ご本人の言う通り、人生に悩むリアルな声だった。 悩みの

          【お悩み買取01】ITアレルギーの田舎町に移住したIT系HSPさんの今後の人生についてのお悩み

          あなたのお悩みを1,000円〜で売ってくれませんか?という話

          あなたの悩みを売ってください。 今日の晩御飯から世界情勢まで。 夫婦関係、子育て、仕事、学業、お金など、あなたが抱えているどんな悩みでも買取ります。 3/9追記 想像以上の反響を頂き、1日で想定の10名様に到達しました。 一旦募集を締め切りたいと思います。 募集再開はまた記事にします。 つまりどういうこと?今抱えているお悩みを話してくださったら、謝礼をお支払いします。 お悩みの内容は前述の通りどんなものでも構いません。 悩みを聞いて相談料を頂いたり、カウンセリング料

          あなたのお悩みを1,000円〜で売ってくれませんか?という話

          スペイン語を1600日間毎日勉強している話

          Duolingoというアプリでスペイン語を勉強している。 きっかけは「イニエスタのツイートを読めるようになりたい」だった。 Duolingoでは連続継続日数がひとつの指標になっている。 僕の記録は昨日時点で1595日、まもなく1600日を迎える。 自分は飽き性なので、何かを続けるというのはとても難しい。 筋トレもランニングも度々始めてはいつの間にかやらなくなっている。 ひとつの会社に5年以上勤めたことがない。 ゲームはラスボス前でやめてしまう。 (これは「ラスボス前症候群

          スペイン語を1600日間毎日勉強している話

          家訓を作った話

          先日、息子が百日を迎えました。 妻の頑張りと周囲の人々のサポートのおかげで、すくすくと成長しています。 百日の祝いの席で、家族や親戚に向けて、家訓を発表しました。 令和のこの時代に、普通のサラリーマン家庭で家訓を作るというのは珍しいかもしれません。 でも、家訓を作るプロセスも、完成した家訓も、自分たちにとってとても大切なものとなり、本当にやって良かったと感じています。 その過程を共有したいと思います。 家訓家訓を作った理由息子が生まれる前、産婦人科が提供している父親学級

          家訓を作った話

          育休2週目、気付きと雑感。

          令和3年11月3日10時34分、第一子が産声を上げた。 その5日後、妻と子が退院して帰宅し、家族での生活がスタートした。 僕は育休を取得して、子どもと過ごす初めての日々にフルコミットすることにした。 その最初の2週間が過ぎたので、気付きなどを書き残しておこうと思います。 やって良かったこと実家での同居 同居の決断にはもちろん紆余曲折あったし、今もあるし、妻にも親にも色々気を使わせてしまったり、自分自身も気を遣ったりで大変なこともあるが、今はメリットが大きいと感じている。

          育休2週目、気付きと雑感。

          労働

          フィンランド首相が「週4日&1日6時間労働制」の具体的検討を指示 - GIGAZINE https://gigazine.net/news/20200827-finland-pursuit-shorter-working-times/ おお〜、と思ったけど瞬時に「待てよ?」と思い直した。 なぜ1日に6時間、週に4日も働かねばならんのだ。 今は8時間×5日だから、6時間×4日になったら良いじゃないか、というのが多数派で、日本も見習おうぜ!みたいな感じで話題になるのだと思う

          労働

          話すって、大事。 頭ではわかってるんだけど、いつも何かが邪魔をする。 こんなことを話したら嫌われるんじゃないかとか、今はこんな話すべき時じゃないとか。 だけど、多分、そういう風に感じることこそ、その瞬間にその場所で話すべきことなのかも。 間を置くと忘れちゃったり、話題の鮮度が落ちて言い出しにくくなったり、本当に伝えたい気持ちと言葉との間に乖離が生じてきたり。 それはとてももったいない。 とは言え、その迷いを超えて言いたいことを言うのには大きな勇気がいる。 大切な人

          外出先から戻ったら、部屋に蟻の行列ができていた。 1mmにも満たない小さな蟻たちが無数に、1列になって歩いている。 大の虫嫌いだけど蟻は別に大丈夫なのでそれほど取り乱すことは無かったものの、部屋に行列が出来てるのはさすがにぎゃーっと思った。 行列は、先日部屋を掃除した時に出たごみをまとめたビニール袋(スーパーで3円で手に入るくらいの小さめのもの。食品類が入ってる認識はない)から始まり、廊下に続き、壁を登り、壁と扉の枠の隙間まで続いていた。 蟻そのものの存在より、壁に穴が開い

          短歌: 午後七時

          午後七時 これ見よがしに 陽が沈む 待って、夏、まだ 何もしてない

          短歌: 午後七時

          現実を見なさい、と、かつて何人かに、何度か言われたことがある。 音楽が好きで、音楽で稼ぎたくて、バイトしながら勉強したり小さな仕事をもらったりしてたころ。 現実を見ろと言われるたびに、現実ってなんだっけ?今ここにいる自分は現実ではないのか?今音楽で成功してる人たちは幻想なのか?そんな風に感じていました。 言わんとすることはわかる。実現可能性の低い事象に時間を費やすなというニュアンスでしょう。 でも待って、改めて考えるとよくわからなくなってきた。 僕が音楽にうつつを抜