スペイン語を1600日間毎日勉強している話

Duolingoというアプリでスペイン語を勉強している。

きっかけは「イニエスタのツイートを読めるようになりたい」だった。
Duolingoでは連続継続日数がひとつの指標になっている。
僕の記録は昨日時点で1595日、まもなく1600日を迎える。

自分は飽き性なので、何かを続けるというのはとても難しい。
筋トレもランニングも度々始めてはいつの間にかやらなくなっている。
ひとつの会社に5年以上勤めたことがない。
ゲームはラスボス前でやめてしまう。
(これは「ラスボス前症候群」と呼ばれ、割と仲間がいるらしい。)

その自分が1600日間毎日続けられているというのは奇跡だと思う。

続けられた理由はふたつあると思う。

ひとつはDuolingoが優れたアプリだということ。
常にアップデートされ、新しい単元が増え、終わりがない。
かと言って飽きるでもなく、やる気が出ない日でも少しやっておこうと思える仕組みが施されている。
UIは使いやすく、アニメーションも小気味よく(ここ1年くらいで急激に良くなっている)、勉強のストレスとゲーム性のバランスが自分にとってちょうど良いと感じる。
なお、Duolingoは日本語にも対応しているが、日本語を母語として学べる言語は多くない。
日本語⇔スペイン語というコースは用意されていないので、スペイン語を学ぶ場合は英語⇔スペイン語など日本語以外を母語とするコースを選ぶ必要がある。
同時に英語も学べて一挙両得だと思って始めたが、英語力が向上したかどうかはわからない。
でも毎日2つの外国語に触れることは脳のトレーニングとして良いのではないかと勝手に思っている。
エビデンスはない。

ふたつめはみんチャレというアプリを併用していること。

同じ目標を持つひとが5人組のグループになり、やったことを報告したり応援したりして習慣化を後押ししてくれるというアプリ。
「Duolingoでスペイン語を学ぶ」という割とマニアックな目標で、5人組が出来上がり、そこでほぼ毎日全員が達成報告を続けている。
5人のうち4人が1000日超え、もうひとりも700日超えと、完全に習慣化できたメンバーが揃っている。
普段は特に会話もなく、それぞれが無言でスクショを貼り付けるだけだが、節目のタイミングでは祝い合ったりして、なかなか良い温度感の心地よいグループになった。
Duolingoからも毎日学習を促す通知が来るが、タイミングによってはスルーしたり忘れたりする。
みんチャレを併用することで、誰かが達成するたびに通知が来るので、より忘れにくくなる。
良い仕組みだと思う。

このような優れたアプリに支えられ、毎日学習を積み重ねて来たが、実際のところまだ実用レベルとは言い難い。
それでも、三日坊主な自分が1600日続けられたことには大きな意義を感じている。
モノとやり方によっては続けられる、という実績が出来たことだ。
実績は自信になり、自信は次の行動への推進力になる。

次に何を始めて続けていくか、まだ見つかっていないけれど、「楽しんで続ける」ということにまた挑戦したい。


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