春節in上野公園ですわ〜！

　新年好シンニァンハオ！大吉大利ダージィダーリィ！
　あけましておめでとうございますですわ〜！✧◝(⁰▿⁰)◜✧

　ごきげんいかがでしょうか、お嬢様修行中の私わたくしです。

　昨日1月22日は旧正月、春節でしたわね。
　旧正月とは、今日こんにちの日本人になじみ深い太陽暦を使ったお正月ではなく、太陰暦──月の満ち欠けによる区分の暦──をもとにした新年の行事です。英語ではLunar New Yearと言うのも納得ですわ。
　春節と言う名の由来は、暦というものが無い時代の中国で、時の天子が産声を上げたばかりの暦──初めて四季を区分した草暦の、その栄えある初めの季節を「春」としたこととされています。
　主に中華圏や中国の文化の色濃い地域で行われている祝祭で、ここ日本でも、中華街や国際色豊かな街では行われることが多いようですわね。

というわけで！今回は都内亜細亜の混沌アジアンケイオスの一角を担う、東京都は台東区、上野恩賜公園に来ておりますの！✧◝(⁰▿⁰)◜✧

ほほう……竹がパンダをつくる……真理ですわね(◡ ω ◡)

当たり前ですけど、めちゃ混みです。
人の頭しか見えませんわ(・_・;)

まご……に……むすめ……
？？？…あし……ぎゅうにく

　これは「スンアーニャン チャオジャオニュウロウ」ですわね。「孫二娘スンアーニャン」は人名、「跷脚牛肉チャオジャオニュウロウ」が料理名です。牛骨スープで牛肉と牛ホルモンを煮て唐辛子を加えた、あっさりとした辛味スープですわ。
「水滸伝」をお読みになった方ならおわかりいただけるでしょうけれども、この「孫そん 二娘じじょう」がどんなキャラクターか知っていると、ここで出されるものにも疑惑の目を向けざるをえませんわね。もちろん、ブラックな部類のジョークですけども笑笑

いろいろと魅惑の中華料理がありますわね(ʃƪ＾3＾）
おなかがすいたので、ここはがっつり上海焼きそばをいただきましょう！

お……おお〜〜〜野性的イェ シィン ドゥ……(゜o゜;

ワイルドですわね……

パクパクですわー！好吃ハォチー！(๑´ڡ`๑)
赤いのは干しエビですわね！
今回は魔人を伴っているので、シェアしていろいろなものを少しずつ食べることが可能ですのよ！(≧▽≦)

続いてはこのあつあつの肉まんですわ。
春雨入りピリ辛肉まんということですけど……

もうすでにやばげな色がしみ出しているのですけど、大丈夫でしょうか（；^ω^）

むぐっ……ふっ……ぐぐぐ
>.<

太辣了タイ ラァ ル！激辛ではありませんか！！！(# ﾟДﾟ)

ピリ辛ですって？嘘をおっしゃいませ！

いかに魔人といえどもこんな形でかぶりついたものを回すわけにはまいりませんわね(｡•́︿•̀｡)
ここは私わたくしひとりでなんとか完食いたしますわ。辛い……

私わたくしをこんな目に遭わせたのはこのお店ですわね……
覚えましたわよ、しなしなこう！

なんと、かのロサ会館の近くですわ。しなしなこう

台北の張記といえば、水餃子と鍋貼で有名な老舗と記憶していましたけど、日本に上陸していたんですのね(・∀・)

ふむふむ、羊肉の串焼きを？

特製七味唐辛子を自分で好きなだけかけるスタイルですのね

七味……？(・∀・)
はて、私わたくしの知っている七味唐辛子とはだいぶ違うようですけれども……

明らかに異国の香り……カレーのような香りもいたします。
这包含什么ジェ バオハイ シェンム？いったい何が入っておりますの？(✷‿✷)

あっ！美味しい！(๑´ڡ`๑)
あんまり辛くありませんし、フレーク状で大きめの香辛料の、なんとも言えない旨味があとを引きます！
これだけ買って帰れないかしら？日本の店舗で販売されていれば嬉しいのですけど

ライブステージではカッコいいパフォーマンスが！(≧▽≦)
（↑並ぶのに疲れてきている）

魔人を列に並ばせて買ってきてもらったもの。
一見おみそ汁のようですけれど、さすがに乗っているものがネギやシソの実とかでないことは私わたくしでもわかりますわよ

辛……それ以上に痺れますわ……！
これは、赤くない麻婆豆腐！(；´Д｀)

青唐辛子と実山椒のグリーン麻婆豆腐！
斬新ですし美味しいのですけど、ここでギブアップ。
口の中に爆弾を入れているようなものです。
あとは魔人に食べてもらいますわ。

活気と美味にあふれた祝祭でした( ◜‿◝ )

　中国ブースもあれば、台湾ブースもあります。武器を構えて敵対するより、文化を持ち寄って楽しく過ごす方がずっとずっと楽しいのに。どうして領土的野心を持つのか……
　そろそろ、ひとときの安全よりも、未来永劫の平和を本気で考えなければ！今という幸せな今日が、子々孫々に受け継がれるように！暗き茨の道に春の日差しを届けるように！

　寒波が襲ってくる前に開催できてようございましたわ〜。今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

　それでは、ごきげんよう。