ぽんすけ

Write down my thoughts to organize my mind ӫ

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最近の記事

日常に落ちていた欠片

夜寝ている私にキスをした 夜中トイレから戻ってくると私を抱きしめてまた眠りについた 朝布団をかけ直してくれた いってきますと頭をわしゃわしゃして、おでこ、唇、頬にキスをした 私の前でタバコを吸わないでと言ったら、それ以来私の前で煙が上がったことはない 普段は口数の少ない君が、私には分かりやすく言葉で気持ちを伝えてくれていた 最近気づいたあなたからの好きの欠片たち。きっと、私が気づいていないだけでもっと落ちているんだと思う。こういう少しの思いやりにちゃんと気付いて、

    • あいしてるのサイン

      『あいしてるよ。』 最近私の周りでは第一次結婚ラッシュが来ている。 あっちでもこっちでも幸せムードが漂っているためなのか、自分も少し浮かれてしまう。 大して仲がいいわけでもないのに、結婚報告の投稿にはいいねを送ってしまうぐらいに...。 ふと寝る前に興味本位であなたに聞いてみた。 『結婚とかって考えてる?』 「うーん。いずれはって感じ」 『じゃあ正直今は全くってこと?』 「(うん)」 分かってはいたけどショックだった。 かってに浮かれてバカみたい。 そのあと

      • 友達の好きな子は女の子だった

        今日、出会ってから7年経つ友人の恋愛対象が女性だと知った。女性限定ってわけではないので、一般的にはバイセクシャルなのだと思う。 出会ったのは高校の時で、彼女はドイツからの留学生として日本に来日していた。面白いことに彼女が日本に来て半年が経つまで、私たちはあまり会話をしたことがなかった。なぜなら彼女も私もあまり外交的な性格ではなかったからだ。 日本へ来てから6ヶ月が経つと、彼女はだいぶ日本語に慣れてきていた。いつものように過ごしていると彼女の友達から「M(彼女)がバスケ部体

        • カップルの記念日事情。

          今日は私たち二人にとって思い出深い日。2年前の今日07月05日に私たちは付き合い始めた。もうあれから2年も経ったのかという思いと、まだあれから2年しか経ってないのか、という二つの想いが交わった不思議な感覚である。 そんな今日はカップルの記念日事情について考えてみる。 私は現在の彼と付き合う前までは記念日を1ヶ月ごとに祝っていた。周りの友達も「〇か月おめでとう!」と記念日を祝う習慣があったため、ソレが当たり前だったし疑問を抱いたことがなかった。 彼と付き合いだして3カ月ほど

        日常に落ちていた欠片

          人の集まる所と、そうでない所。

           昨日バイト仲間のSさんが辞めるといいだした。次の勤務先は決まっているのだが、今の職場が人手不足なのと他にも色々理由があって、あと1年8ヶ月は今の職場で働くという契約だった。それが昨日『ぽんすけさん、私もう無理です。』とSさんから連絡があった。原因は大体予想がついていたが何があったかと聞くと、やはりオーナーが理由らしい。  うちの店は今年で5年目なのだが、最近同じブランドのライバル店が歩いて2分のところに常設になった。それはもう売り上げの半分くらい持ってかれていかれてまして

          人の集まる所と、そうでない所。

          仕事を頑張る理由がお互いに『2人の将来に繋げるため』っていうオソロイ良いよね。

          仕事を頑張る理由がお互いに『2人の将来に繋げるため』っていうオソロイ良いよね。

          長続きの秘訣

          あと少しで私の相棒と一緒に過ごすようになって2年が経つのだが、こんなに心地いいパートナーは初めてだったので振り返ってみる。 長続きの秘訣と言うと、なんとなく戦略的な感じがして個人的にはあまり好まない言い方ですが、他に思いつかないのでとりあえずこのままで。 ①お互いの弱さを相補する 人間だもの。誰にでも苦手なことはある。だからお互いに相手の不足してる部分を埋めて満たすことで、居心地の良い関係性や信頼が築けると思う。 ②一緒に何かする 私たちはたまたま趣味が同じだったけど、

          長続きの秘訣

          わたしたちのなまえ

          「別に形にこだわらなくてもいいんじゃない。」 と母が言った。 それをすると2人の関係に名前がつき、法律上的にも2人を認める行為なのだが、それをしたからって別に何か変わるわけじゃない。 それでも大半の世の男女はそれをしたがるし、同性同士の関係でも大体みんなしたがる。 そんな私もそれに憧れる1人なのである。 小さい頃はカップルが大人になったら結婚して、同じ苗字になって、子供が産まれて、家族になる。それが幸せのゴールなのだと思っていた。 けれど、大人と言われる年齢に達した

          わたしたちのなまえ

          それでもパンは美味しい。

          平日の朝、これから出勤するであろうスーツ姿の若いOLさん達と電車に揺られていると、このまま人生を過ごしていいのかと不安になった。 今日の午前は仕事がないため、15時のバイトまで街へ出て2ヶ月遅れの友人の誕生日プレゼントを買いにきた。春休みの学生たちのおかげでさっきの不安は少し薄れた。 23歳11ヶ月の私は大学卒業と共に起業してエステサロンオーナーとなった。開業から無事もうすぐで1年が経とうとしている。 美容業界は3年以内に潰れるところが多い。タイムリミットまであと2年。

          それでもパンは美味しい。

          ズルい人

          あなたはずるい。 過去の方たちとは記念日やイベントは祝ったことがないらしい。バレンタインにチョコもらっても、ホワイトデーは何もしなかったらしい、なんて薄情な男だと思ったよ。 「14日は何の日でしょう?」 『知らん。』 やっぱりね。まぁいいさ、去年も私が聞くまでホワイトデーなんて忘れていたわけだし。 夜ご飯を買いにスーパーに行った。 『ぽんすけアイス食べたい?』 「食べたい!」 アイス選んでるときにもう一回聞いてみた。 「ちなみに3月14日ってホワイトデーなん

          ズルい人

          父親という存在

          パパ嫌いは大体思春期の女子に多いみたい。 でも20代以降のパパ好き女子は6割に、パパ嫌いは14%にまで少なくなるらしい。 現在23歳。 一向にパパ嫌いは治る気配無し。 父親は私にとってあくまで『親』と『子』という関係であって、それ以上でも以下でもない。血縁関係がある、ただそれだけの話。もし父親の遺伝子を身体から取り除くことが出来るのなら、さっさと抜いていただきたいくらい。 そんな事を言うと、大学も出してもらって、毎日生活できるのは誰のおかげか...なんて世間からは言われ

          父親という存在

          靴を売る仕事②

          革靴専門店で働き始めて約2ヶ月が経った。 クリスマス、年末年始セールの繁忙期が過ぎ去り、平日の店内はゆったりとした時間が流れている。 土日だとしてもお客さん一人一人に向き合える時間がちゃんと確保できる。 クリスマスは購入意欲があって、靴を買う前提の接客であるため当たり前に販売まで繋がる。しかし、今は繁忙期と違ってふらっと入ってくる人が多いため、販売まで繋げるのがすごく難しい。 いかに商品やブランドに対して『ちょっと気になる』人に『買いたい』と思わせるかが真の接客なのであ

          靴を売る仕事②

          我儘

          転職のための3ヶ月のニート生活は先日終わりを迎え、久しぶりの仕事で疲れたあなたは私の腕の中で静かに眠りました。母性が芽生えそうでした。 同棲を辞めてからよく「今日は帰ってくる?」が口癖になったあなた。私が帰らないというと、ご飯作ってあげるからと食べ物で釣るようになりました。 私はブラックバスが釣れるくらいの頻度でヒットします。 たまに家に行くと、気づくと隣にあなたがいます。一緒に暮らしていた時は当たり前で気が付かなかっただけかもしれません。部屋が狭いのもあるでしょうが必ず

          世間は狭い

          昨日2年前に一度だけ会った人に再会した。 その人は私とはうんと歳が離れていて、これが大人の余裕かと感じさせるような落ち着いている人。 黒髪の癖のあるウルフカットに指にはたくさんの指輪をつけている。昔アクセサリーを沢山身に纏う人は自信がない人の現れってどこかで聞いたから、もしかしたら本当は小心者なのかも。 その人とは趣味の映画で意気投合し、2年前の2月くらいに会った。その時見たのは樹海村だったかな? 映画までは時間があるので、ランチに古民家カフェでホットサンドとレモネー

          世間は狭い

          今年の抱負

          2023年おみくじ引いたら小吉だった。 守りを第一と心得よ。 別におみくじの結果のせいじゃないけどさ、 新年早々弱音吐くとさ、本当はさ もし正社員として働いてたら、今頃結婚の話とか出てたのかな。って思っちゃったわけよ。 2022年3月に大学を卒業して同年代の皆んなが新卒で就職した中、私は開業の道を選んだ。 これからやっていけるか不安でしょうがなかった。なんなら今後継続していけるかも不安だけど。 1人で実家で暮らすのなら今の売上で十分生活していける。でも物欲が全くな

          今年の抱負

          販売員の心得

          接客で大切にしていること、 それは『うざい店員』にならないこと。 服でも靴でもなんでもいいけど、お店に入ると決まって「良かったら試着できますんで」。 「良かったらお声掛けくださいね。」 「よかったら!」 なんてよく言われません? いいかげん聞き飽きたよね。 でもね、接客側になって考えてみて。 いざ初めましての0スタートの人間に声をかける時、なんて声かけたらいいか分かんなくない? その人の性格、名前、目的、趣味なんにも情報がない状態からのスタートって考えると、や

          販売員の心得