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夫婦のありかた〜知ってるワイフより〜

フジテレビで毎週木曜に放送されていた『知ってるワイフ』というドラマが最終話をむかえた。

同名の韓国ドラマのリメイク版で、脚本家は橋部敦子さん。

この方の作品は数多くあるが、心に強く残っているのは『僕のいた時間』や『フリーター、家を買う。』だ。

現在放送されているテレビ朝日の『モコミ〜彼女ちょっとヘンだけど〜』の脚本も手掛けている方である。

関ジャニが唄うこのドラマの主題歌がすごく好き。

【キミトミタイセカイ】

歌:関ジャニ∞
作詞:Hi-yunk(BACK-ON)
作曲:Hi-yunk(BACK-ON)

『知ってるワイフ』は、うまくいかない妻との結婚生活を悔いて、夫が過去に戻り違う相手と結婚するが、その妻ともうまくいかず離婚するという、とんでもなく身勝手な男の話だ。

夫は二度も過去に戻るのだが、二度とも最初の結婚相手と出会い、結局ふたりは恋をし結ばれるという、ハッピーエンドストーリーだ。

こう書いてしまうと、このドラマを観ていない方は『なんだその話?』となるだろう。

まぁでもストーリー構成はうまく出来ていて、突っ込みどころは何個かあったが、このドラマのテーマである『夫婦のありかた』が良く描かれていたように思う。

それは主人公である夫・大倉クンのラストの台詞が全てを物語っていた。

人生は選択の連続だ。
朝何時に起きるのか、
何を食べるのか、
何時の電車に乗るのか、
無数の選択で人生が進んでいく。

中でも結婚はとても重要だ。
結婚を誰とするのかで
人生は決まるのだろうか。

結婚生活には無数の選択肢がある。

朝起きた時、最初に何を言うのか、
どんな表情で言うのか。

ムッときた時、どう伝えるのか、
伝えないで我慢するのか。

当たり前のことに
ありがとうを言うのか言わないのか。

何気ない時間を、
愛おしいと感じて過ごすのか、
ただの日常だと思うのか。

その一見小さなひとつひとつの選択が、
俺たちが思い描く未来へと
繋がっていく。

ラストシーンは母親に子供達を預け、海辺でデートするふたりの姿。

失敗した経験を踏まえ、相手にかける言葉を選択し、思いやりを大切に共に過ごす。

結婚されている方よりも、どちらかと言うとこれから結婚を考えている方に観てほしいドラマである。

〝結婚生活 = 思いやり + 我慢〟

相手のことを思いやる。
小さなことでも感謝を口にする。
言いたいことを半分以下に我慢する。

結婚を失敗した者として、夫婦仲を悪くさせないコツはこの3点かなと思う。

選択肢を間違わないよう、間違ってしまってもすぐ修正する心の広さを持ち続けること。

それが大事なんだと思う。

好きで一緒になったのだから、後悔のないよう少しだけ努力して、お互いを思いやり、少しでも多くのご夫婦が結婚生活を最後まで続けることが出来たら、日本はもっともっと幸せな国になるに違いない。

今、そんな気がしている。





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