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こじらせている自分を見直す~この軸で見たらクリアになるよ~

何だかんだで何十年も、こじらせて過ごしてきてしまいましたが(笑)こじらせていることで、自分なりの視点を持てたかなという反面と、こじらせているからこそ、「自分の思っていることを素直に表現できない。その結果、うまく受け止めてもらえない」という苦しさがどうしてもつきまとうよな~(遠い目・・・)という困った反面もございます。素直に表現して受け止めてもらえる人が羨ましい。

でも。羨ましがっていても仕方ないので、どうすれば、「こじらせた自分が、自分の思いを素直に表現して周りの人にうまく伝えられるのか」について、今日は綴りたいと思います(こじらせてる~笑)こじらせている人が、何かちょっとでも「そうやんな」と思ってくれたら嬉しいなと思います。こじらせてない人はスルーして下さい。と言いたいですが、スルーしてもらってもいいですし、「こじらせてる人ってどんな思考回路?」という興味本位で読んで頂き、ちょっとでも「なるほど。こじらせてんな~」と、そのこじらせ回路を理解してちょっとでも距離を縮めて頂けるなら、それはそれでありがたいと思います。

さて。

長年こじらせてきた私ですが、それでもやっぱり人に「分かってもらいたいな」と思う事柄はあります。言語化が苦手な私にとって、「分かってもらいたいこと」を周りにクリアに伝えるには、幾重にもハードルが積み重なって難しいのではありますが。その色んなハードルについては、最近このnote
で、少しずつ言語化させて頂いています。

で。最近、目から鱗の「考える軸」に出会いました(遅いっ!でも、遅くてもその軸に出会えて良かった!)。その軸とは、「思考と発言と行動が一致していること」により、自分の考えがクリアに相手に伝わる、という軸です。つまり、自分の「考えていること(思考)」と「言っていること(発言)」と「やっていること(行動)」が一致していて初めて、その人の「分かってもらいたいこと」が分かってもらいたい相手に伝わる(可能性がある)ってことです。

そんなん、当たり前やんっ。って思いますよね。私もそう思ってました。そして、自分なりに「自分で考えていることを、そのまま言葉・行動にして発信しよう」っていう姿勢でいるし、ある程度できてるんじゃないかと思ってたんです。でも、よく振り返ってみると、実際には全然できてなかった。

例えば、「その服似合ってるね」と言ってもらった時。こじらせてない人は、「ありがと~!これ、めちゃくちゃ気に入ってんねん」とか言いますよね(思考=発言=行動)。ところが。こじらせ星人は、嬉しいくせに「この服、安かったし~。」とか「え?そうかな。適当に選んでるだけで、気にしてなかったわ」とか言ってしまうんですよね(思考≠言動)。

これが、服を誉めてもらったくらいな軽いシチュエーションらいいんですが、自分にとってけっこう重要な(任されたら嬉しい)仕事を任された時、素直に「(任せて頂いて)ありがとうございます!頑張ります!」と言えばいいものを、まずは固まる(笑)そして、「は、はい」(と、そんなに嬉しくもない素振り)。そして、「お役に立てるかどうか分かりませんが、やってみます」(テンション低め)とか言ってるんですよね。私のバカ!

そのお仕事を下さった方は、私がまず固まって、そんなに嬉しそうでもなくて、テンション低めに「やってみます」とか言っていたら、「あれ、この人この仕事引き受けたくないのかな」と感じてしまいますよね。私のバカ!

でも、ひねくれ星人は、瞬時にこんなひねくれた反応をしてしまうんですよね(涙)。そして後からぐるぐると猛反省。何であんな態度を取ってしまったんだろう。もっと素直に喜んでお引き受けしたら良かったのに・・・と。

ひねくれ星人が何でこんな言動を引き起こしてしまうのか、その背景は色々あるでしょうが、とりあえず置いておくとして。どうしたら、こんなひねくれ言動をやめて、自分にとってより良い言動をできるのかといえば、自分の「思考と発言と行動を一致させる」という軸をしっかり持つこと、意識することだったんです。私はこれまでこの軸の意識がぼんやりしていて、ぶれまくってたようです。だから、伝わらない。この軸をしっかり意識して、自分の「言葉」と「行動」をコントロールすれば、思考→言動が直結する。ただそれだけ。意外とシンプルじゃないですか?(ただし、意識してもうまく実行できるようになるにはかなり練習が必要)

そうか。私は、「こうしたい」「これを伝えたい」という思い(思考)があるにもかかわらず、ひねくれてそれを素直に出せてなかったんだな(言動が一致していなかった)。と腑に落ち、これからは「嬉しいことは嬉しいと表現しよう」とまずは決めたんです。「嬉しいことを嬉しいって言う」。これって、一番ハードルが低いと思うんですよね。

例えば「腹が立ったら、腹が立ったと表現しよう」「嫌だったら嫌だと表現しよう」っていうのは、そのまま素直に表現したらトラブルになってしまうかもしれません。なので、自分の思っていることをうまく表現できないこじらせ星人は、まず一番ハードルの低い「嬉しいことは嬉しいと表現する」ってことにチャレンジしたらいいんじゃないかと思うんです。嬉しい、と言われて嫌な相手はいないから。

で、それができたら次は、「嫌だと感じたことを、嫌だと表現してみる」ことにチャレンジしたらいいんです。そうやって、これまでうまく伝えられていなかった自分の表現(言動)を、自分の思い(思考)の方に少しずつ寄せていく練習をしたらいいんじゃないかと思うんです。

素直に表現できてる人からしたら、「え~!?こじらせ過ぎ。めんどくさ~。もっと気楽に、言いたいことストレートに言ったらいいのに」って思うと思います。でも、色んな事情でこじらせてしまって、思ってることを素直に出せない人もいるんです。

だからといって、「素直に出せない」イコール「思っていることが無い」とか、「人に分かってもらえなくてもいいや」、と思っているわけではない。できることなら、自分が思っている大事な思いを回りの大事な人に伝えたい、分かってもらいたい、と思ってるんですよね。きっと。

なので、こじらせてしまって「分かってもらいたいのに、何か分かってもらえくて苦しいな」と感じてる方。自分の「思考と発言と行動を一致させる」って軸で考えてみて下さい。そして、まずはポジティブな気持ち(思考)を言動に乗せる(例えば、素直に「嬉しい!」と言ってみる)ってとこから始めてみてはいかがでしょうか。いつか、自分の思っていることが、ひねくれずに素直に表現できる自分になっていたらいいな、と思います。あなたも、私も。

おわり



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