覗かれる趣味思考

爪の甘さに赤面動揺

覗かれた携帯その画面

悪いのは僕の怠慢

ばれた趣味思考のその恥ずかしさと言ったら

今すぐにでも逃げたい地球の裏側

携帯画面の中に作り出したもう一人の僕

毎日の様に語り合ってきたもう一人の僕

こっそり向き合ってきた頭の中身

心を砕いて染み込ませてきた言葉の積み重ね

痛みも喜びも指で弾いて

摘んで並べてきたあれこれが

笑われる様は耐え難い痛みだ

誰にでもあるこっそり密やかに

楽しむ趣味思考のその喜びを嘲笑う輩が

存在すると言う現実

あぁいやだいやだ

嫌な事柄や出来事から逃げたくて

身を守りたいが為に作り出した世界を

守る為に今僕ができる事はなんだろうか

心を砕いて染み込ませてきた

言葉を再びばらばらにしない為にも

僕は逆境に立ち向かっていかなければいけない

楽しみにして読んでくれる人の為にも

嘲笑う輩からの嘲笑には

なんとしてでも屈してはいけない

強くあらねばならないんだ！