見出し画像

クスリと発達障害~よく考えよう~

こんにちはこんばんは、そしておはようございます。足の長い人です。

今日のテーマは、不登校から少し離れて、クスリと発達障害について、です。でも不登校にも関係してくるお話。発達障害と診断された子どもがよく薬を飲みますが、本当にそれでいいんですか?もっとよく考えませんか?という内容です。かなりディープだし批判も覚悟の上ですが、承知の上でお読みください。

①発達障害のクスリってどんなもの?

発達障害にはリタリン、ストラテラ、コンサータ、インチュニブといった薬が存在します。作用するのは脳で、アドレナリンなどの神経伝達物質を上げ下げするものなどです。これらの薬は、ADHDやアスペルガー症候群などの「落ち着きがない」、「感情のコントロールができない」、「忘れ物が多すぎる」といった症例のある人に処方されます。細かい薬の説明はここでは省きます。

②クスリを飲んだらどうなる?(初期)

服用する薬や個人によって程度の差はありますが、薬を飲みはじめた当初は、まるで自分がスーパーマンになったかのような錯覚を覚えます。
・今まで勉強に集中できず、しょっちゅう他のことに気を取られていたのに、薬を飲むと驚くべき集中力を発揮し、勉強や仕事がものすごく捗る。
・授業中居眠りしてよく注意されていたのに、そんなこともなくなり授業に集中できる。
・テストでは思考力も集中力も増し、ケアレスミスも減る。
・雑音に気をとられ注意力散漫になりやすかったのに、会話を聞きもらすことが少なくなった。
・目の前の嫌なことを先延ばしにせず、しっかり取り組めるようになった。
・とにかく集中力やパワーの出方が違う。
・睡眠時間がたとえ少し短くても翌日に引きずらない。身体にある程度の無理がきく。あきらかに疲れてるけど身体が動く。

③クスリを飲んだらどうなる?(中期)

飲み方にもよりますが、毎日服用し、それに慣れてくるとこうなります。
・一人でいるときに、すぐに無意識にボーっとする。
・身体は動くけど、そこに心が伴っていない感じがする。
・性欲が減退する。
・食欲が落ちる。
・美味しいものを食べたときなどの感動が減る。
・「何か買おう」と思ってコンビニに行っても、衝動性が抑えられているのでなぜかコンビニで買う気をなくす。
・みんなが嫌がることでも率先してやれるようになる。水回りの掃除やカビの除去といった汚れ仕事など。たとえ自分はそれが嫌でも、その感情を簡単に抑えられる。
・冷たい人間になるというか、ロボットのようになっている気がする。

④クスリのデメリット

・毎日服用していた場合、効き目がなくなった瞬間に、とてつもない脱力感に苛まれる。この脱力感が凄まじい。眠いわけじゃないのに身体が動かない。本当に動かない。
・薬飲んでて失敗して気分が落ち込んで自己嫌悪し始めると厄介です。
・けど薬を止めてから何かで失敗体験をしちゃうと「やっぱり薬飲まないとダメだ」って思ってしまう。
・やがて、薬を飲まない自分はダメ人間、薬のおかげで自分は成功できるって思ってしまうので、薬をやめられない。

⑤本当に薬を飲ませますか?

結局本人は、ありのままの自分を愛せないから、薬を頼って作られた自分になろうとするんですよね。特にこれをご覧の保護者の方。
あなたはありのままの子どもを愛していますか?
買って買って!とねだったり、素敵なものを見たときに感動したり、美味しいものを食べて喜んだり…こういう人間らしさが、薬を服用することによって少なくなる恐れがありますが、本当にいいんですか?
薬は多少なりとも肝臓に負荷をかけますが、本当にいいんですか?
止めるタイミングがよくわかりませんが、本当にそれでも飲ませますか?
自分を愛せていない人は、どれだけ成功しても孤独です。薬を飲んで、障害がマシになったとしても本人は孤独です。それで本当にいいんですか?
どうか薬に頼らず、お子さんのありのままを愛してやってください。

とはいうものの、やっぱり辛い!というそこのあなた。
次回、薬に頼らない方法をご紹介します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?