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仲間たち

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同居猫(仲間たち)の紹介
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⑤:Vito

⑤:Vito

ビトは唯一、ブリーダーさんにお金を払って買った猫である。
名前からして、他の仲間たちのような安直な名前ではなく、大好きな映画ゴッドファーザーの、ドン・コルレオーネの名前をいただいた。
完全な差別である。

自宅の近所にペットショップがあると知り、なんとなく夫と出掛けた先に、生まれて2週間ほどのメインクーンの赤ちゃんが3匹、お母さんと同じケージで眠っていた。
その中の1匹がビトである。
「お父さんも

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④:しろ

④:しろ

しろもまた保護猫である。
茶トラのろこさん、黒猫のくろ、三毛猫のみけこ、白猫がいればまとまりがでていいなぁ白猫が欲しいなぁという発言を繰り返していたところ、
姉から「あんた、白猫欲しいってゆうてへんかった?」という連絡があり、姉の知り合いの知り合いが、白い保護猫の貰い手を探しているとのことで、うちにきたのである。

猫を保護した方、ストラッサー起一さんご夫妻にしろを自宅へ連れてきていただいた。

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①:くろ

①:くろ

くろは、ろこさんと暮らしてしばらくしてから、友人から(厳密には友人の友人)譲り受けた黒猫である。
友人の友人の飼い猫が出産し、くろ以外の貰い手が決まり(当の友人も1匹譲り受けた)あと一匹どないかならんかなぁと相談された友人が私に白羽の矢を立てたわけである。

確かに、赤ちゃん猫のくろは赤ちゃん猫特有の可愛らしさが皆無で、引き取り手がないということに納得した。
手足が異様に細く、全体的に毛が薄く、お

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②:みけこ

②:みけこ

みけこは捨て猫である。
当時、ろこさんとくろと実家近くのマンションに住んでいた。
12月のある日、仕事から帰ると弟が私の部屋の前でみけこが入った箱を持って立っていたのである。
まだ目が開いていない生まれたての赤ちゃんで、弟がアロン(実家の犬:スタンダードプードル)の散歩の際に発見し、私のところへ連れてきた。
箱には、もらってくださいと書かれていた。
おそらく色んな犬のおしっこを浴びたであろう悪臭が

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③:とろ

③:とろ

とろは預かり猫である。
友人の友人が保護した猫を飼えないため、飼い主が見つかるまで預かってもらえないかとの経緯でうちにきた。
多分友人も、そうは言ってもこんなにかわいいんやからずっと飼うよな?という思惑を持っていたように思う。

病院へ行った際に、「スコちゃんですねー」と言われたのでスコ認定しているが、血統書もなく、見た目も中途半端なので、多分ミックスである。

とろは甘え上手でろこさんをはじめ、

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故:ろこさん

故:ろこさん

ろこさんはもう既に亡くなっているが、私の人生の荒波期を共にしてくれたかけがえのない相棒である。
最愛の愛猫である。
今一緒に暮らしている、5匹の仲間たち(猫)に失礼を承知で繰り返すが、唯一無二最愛の猫である。

ろこさんを引き取ったのは大阪府堺市の保護団体で、
当時は、今のように猫を引き取る際に、賃貸契約や家族構成、経済状況などを細かに審査されるようなことはなく(あのおばちゃんがそういうスタイルだ

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