見出し画像

♯009 決断疲れ。

〜決断するごとに脳を酷使し疲労していく〜


「情報量が増えれば増えるほど人間の集中力・注意力は欠落していく」

といわれていますが、これには

決断疲れ 


が、原因といわれています

1日に人は、9000回以上もの決断をしています

仕事で大事な決断をすることもあれば、
今日何食べよう?とか、生活全てのことが、決断の一つです

9000回というと多い気もしますが、何時に起きようとか、テレビの何チャンネルを見ようとか、本当に些細なことも毎日毎日 人は選んでいるのです

1日に決断数を10000回超えると、決断疲れ

と言われます

決断疲れを起こすと


脳のパフォーマンス、モチベーションが低下


してしまい、心や身体に影響を及ぼします

実は、身の回りに
決断疲れを利用したマーケティングがあります

普段、食材などを買うのに
スーパーやコンビニを利用すると思いますが

レジの近くには
必ずと言っていいほど
小さめのスナック菓子や、
チョコや、キャンディなどを目にします

これは、店内を見回って買うものを選ばせて
脳のエネルギーを使い、
最後のレジで、見たものを
ついつい手に取ってしまうのです

消費者には本来必要ではないものを購入させている
ひとつのマジックです


他にも決断力の影響を受けている、分かりやすい例があります

それが
職務中の裁判官です

ご存知のとおり裁判官は、さまざまな裁判の判決を下すお仕事をしていますが
その判決によって、人の人生が大きく変わります
プレッシャーはさぞ大きいものなのでは無いでしょうか

裁判官のお仕事をなさっている方、本当に尊敬します。。。

裁判官の判決は
午前と、午後の判決では
午後の方が、午前にくらべて好意的な判決が出来なくなる
といわれているのです

これはつまり裁判官が
午前中の裁判で、判決を決断することによって脳が疲労
午後の裁判では誤った判断や、疑わしい選択をしてしまう脳になってしまうのです
これは実際に海外メディアにて発表された調査結果です

決断疲れの時には
脳の酷使をして
正しい決断が出来ない場合があるのです

つまり決断疲れを放置したままでいると
何もかも選択も間違い、うまくいかないことがあります

決断疲れをしないようにするには
脳疲労を解消することを
日々の生活の中で、うまく行っていくことが大切です。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?