ハワイ　カウアイ島へ①　～ヨガRYT200への道

4月に入って、春が感じられる気候になってきましたね。
今回は、私がハワイへヨガインストラクターの資格（RYT200）を取りに行った時の話をお話しさせて頂きます。

ちょうど6年前の今くらいの時期でした。
当時の私は20代後半、5年弱勤めた会社を辞めて、1か月間ヨガのトレーニングをしにハワイのカウアイ島へ行きました。

ハワイでヨガをしてきたと言うと、周りからは口を揃えて「いいなあ」とよく言われます。
ただ、皆さんがイメージするハワイでバカンスのようなそんな雰囲気とは程遠く、修行僧のような1か月でした。
（それでも私にとっては、充実していてとても楽しかったです＾＾）

それから“ハワイへ行く”、しかも‟ヨガ”をしに行くというと、とてもキラキラして聞こえますが、当時の私は、とてもじゃないですがそのキラキラからは程遠い状態でした。
30歳も目前、彼氏もいない、やりたいことも分からない、とりあえず仕事はしてるけど毎日疲れ切っていて、将来に対して理想も希望も感じられない、そんな風に感じていました。
答えが欲しい、何かきっかけが欲しいと、いわば人生迷子のような状態、常に突破口を探している時でした。

そんな時に、たまたま知ったヨガのティーチャートレーニング。
当時仲良くしてくれていた会社の先輩が過去に参加していたこともあり、
「まいちゃんに絶対合うと思う。」
教えてもらったHPを見て、先生の顔写真を見て、「ここに行こう！」と、迷わず私は参加を決めました。

ハワイの空港に着いた時の気温や湿度、肌感のようなものは、今でも覚えています。
包み込んでくれるような、穏やかで温かい感覚。

ここで私はどんな風に変われるのか。
初めて会う、同じトレーニングに参加する人たち。
初めてのことだから未知ではありましたが、どこか優しい空気感は感じていました。

そんな中始まったトレーニング。初めての経験だらけで、最初はとても戸惑いました。
とにかく毎朝早く起きて、先生が火の儀式をするために火を起こして、その中でマントラを唱えて、一緒に唱えてって言われて、呼吸法を教えるから真似してって言われて…
※マントラ…ヒンドゥー教の真言、仏教でいうお経のようなもの

インストラクターを目指す方だったり、ある程度ヨガを勉強している人だったら知ってることも多かったかもしれません。
しかし、ちょっとヨガを習ってた程度の私にとっては、全く場違いなところに来てしまった、という印象でした。

→次回へ続く

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