王仁公園

わにこ、という名前で音楽をやっています。と言ってもひよっ子です。 普段は医学生してます…

王仁公園

わにこ、という名前で音楽をやっています。と言ってもひよっ子です。 普段は医学生してます。書くことが好きです。

記事一覧

お手紙を出してきた話

6月29日。 どうしても行きたいところがあって、なぜか行かなきゃいけない気がして1泊多めに泊まって原宿へ。 くぅくんの追悼展に行ってきた。 NEEの大ファンじゃない。…

王仁公園
6日前
7

勢いに任せて書いた文章って、後から読み返すと「こことここ入れ換えた方が読みやすいし整うな」と思うことが多い。今回のは敢えてそのまま、「ラフ」のまま変えずにいようかな。勢いのまま伝われば。でも読みにくくてすみません。

王仁公園
2か月前
1

ラミネートする事

ソラニン の予告編を観た。 osageのギターのかねひろさんが久しぶりに映画観たって書いてて、憧れのバンドのギタリストの青春の映画なんだと思うと気になって。 予告編…

王仁公園
2か月前
3

fewsというバンドのインストアライブを見た話。

かえりみちは、最後に聴いた曲が頭の中に残っていて、それが減衰して消えていくまで何も聴かずに歩いた。 何気に出向いたタワレコ茶屋町店のインストアライブスペースが開…

王仁公園
5か月前
9

ドキュメンタリー映画の感想をば。

sumikaを「摂取」すると、いつも決まって「人生」を教えてもらったように感じる。 それは、ライブに行った時も、今日みたいにドキュメンタリー映画を見に行った時も。 sumika…

王仁公園
9か月前
4

音楽を。

今年の春から初夏にかけて本当に身の回りに色々な変化が起こって、どちらかというと(どちらかといわなくても)よくない方向の変化がたくさん起こって、音楽を作ること、音…

王仁公園
10か月前
6

メンターってなんだ

「若いうちにメンターを見つけましょう」といろんな本に書いてあるし、キャリアや人生設計をテーマにしたセミナーやら講義やらでよく言われる。 メンター? 見つけなけれ…

王仁公園
1年前
3

「こうならないように歩いてきたのだ」〜ままならない20代〜

歌詞を聴く(intro) 人生観を語りそうなタイトルのくせに、音楽の聴き方というありきたりな切り口からスタートしてみる。イントロだと思ってしばしお付き合いを。 音楽…

王仁公園
1年前
13

狼のように

新幹線 名古屋ー京都 間にて。 今日のハマスタの、sumika10周年記念ライブに参戦した感想というか、走り書き。(取り急ぎ) sumikaの3人は、ものすごく深く傷を負ってズ…

王仁公園
1年前
8

サヨナラ、愛しのスポーツジム

3年半続けたアルバイトを辞めることにした。 昨日お店の人に伝えて、帰りの電車で7月以降のバイトの予定を消した。 カレンダーの白さに少しびっくりした。 辞めることに…

王仁公園
1年前
9

あのお知らせから7週間後の、今の心境

sumikaのギタリスト、隼ちゃんの四十九日が昨日だったので、東寺にお参りして写経してきた。 四十九日までは魂は地上にいて、未練もあれば悲しい気持ちにも苛まれているけ…

王仁公園
1年前
13

朝の文章、そして夕の追記

昨日、ファンクラブ内のラジオを聴いた。 3人は泣きながら隼ちゃんが亡くなってしまったこと、そしてこれからもsumikaを続けていくつもりであること、春のフェスを皮切り…

王仁公園
1年前
8

落っこちそうで、参っている。

とうとうこの日が来た。 sumikaが、まずは今日の17:00にファンクラブ内の「ラジオ」で、そして日付が変わったらJ-WAVEの担当番組で復帰する。 ここにきてまた私は落ち込…

王仁公園
1年前
2

不死身のギターヒーローでいて欲しかった

※今回、死に関するお話があります。 。。。。。。。。。。。。。。。 1週間が経った、らしい。 私が心の底から一番大好きと言える、特別なバンドの、大好きでたまらな…

王仁公園
1年前
40

カフェ ケシパールは、止まり木。

冬と春の境目みたいな季節が今年もやってきている。 2月3月は、切なくなったりほっこりしたり、物悲しくなったり何事も進んでいくなぁと思ったり、 感情が忙しい時期だ。…

王仁公園
1年前
3

小学校の先生の事を思い出した朝の話

受験シーズン真っ只中らしい。 大学も通い始めて4年経って、受験はだいぶ昔の話になってしまった。 これから待ち受ける試験は沢山あるけれど、国家試験は「入学試験」「…

王仁公園
1年前
9

お手紙を出してきた話

6月29日。 どうしても行きたいところがあって、なぜか行かなきゃいけない気がして1泊多めに泊まって原宿へ。 くぅくんの追悼展に行ってきた。 NEEの大ファンじゃない。ファンクラブに入ってる訳でもない。 DINDONをラジオで知って好きになって、それと何曲か有名なやつを知ってるくらい。 でもたとえそれだけだとしても、くぅくんの訃報を知って息が詰まりそうになった。 4班の食事会のあと京都駅の屋上まで上って泣きながら歌詞を書いてた。 なんだか苦しくて悲しくてたまらなかった

勢いに任せて書いた文章って、後から読み返すと「こことここ入れ換えた方が読みやすいし整うな」と思うことが多い。今回のは敢えてそのまま、「ラフ」のまま変えずにいようかな。勢いのまま伝われば。でも読みにくくてすみません。

ラミネートする事

ソラニン の予告編を観た。 osageのギターのかねひろさんが久しぶりに映画観たって書いてて、憧れのバンドのギタリストの青春の映画なんだと思うと気になって。 予告編を見て泣きそうになって、別バージョンで完全に泣いて、もう一度予告編を見てまた泣いて。 行きの電車でバスで、朝っぱらから涙を拭いている。 2010年くらい、私が小学生の頃くらいの映画のタッチってどうしてこんなにいいと思うんだろうか。 アジカンのソラニンがこの頃新曲で、この映画の書き下ろしだったんだな、あぁこ

fewsというバンドのインストアライブを見た話。

かえりみちは、最後に聴いた曲が頭の中に残っていて、それが減衰して消えていくまで何も聴かずに歩いた。 何気に出向いたタワレコ茶屋町店のインストアライブスペースが開いていた。 JPOPコーナーを素通りし、洋楽の新譜を試聴してワクワクして、邦楽の新譜コーナー(ammoがメジャーデビューして店頭に並んでいるのが流れを感じる)まで足を運んでふと、その事に気がついた。 fewsについてはあまり知らなくて、名前だけ知っているくらい。 でも昨日たまたま聴いていたラジオでお知らせしていた

ドキュメンタリー映画の感想をば。

sumikaを「摂取」すると、いつも決まって「人生」を教えてもらったように感じる。 それは、ライブに行った時も、今日みたいにドキュメンタリー映画を見に行った時も。 sumikaは、一緒に生きていってくれるバンドだ、人生に起こるどんな事も乗り越えていって背中を見せてくれるバンドだ。 そう思って私は過ごしてきて、そしてsumikaは今まで唯一無関係だった「死」すら、「終わり」すらをも内包した傑作のアルバムをぶち上げた。それが去年の秋のこと。 その次の季節に、sumikaは

音楽を。

今年の春から初夏にかけて本当に身の回りに色々な変化が起こって、どちらかというと(どちらかといわなくても)よくない方向の変化がたくさん起こって、音楽を作ること、音楽をやることから離れていっていた。 得意の歌詞も上手く書けないことが多くて、ギターを弾きながらコードやメロディーを当てていく時間も心の余裕もなくて、少し弾き語りをするので精一杯、ひどい時には歌う気力もないような有様だった。 それでも季節の変化というのは本当に素晴らしいもので、そんな春が終わって梅雨が明けて、夏になる

メンターってなんだ

「若いうちにメンターを見つけましょう」といろんな本に書いてあるし、キャリアや人生設計をテーマにしたセミナーやら講義やらでよく言われる。 メンター? 見つけなければいけないのか、そうか、と脳内で探してみるもののパッと出てこない。 というかそもそもメンターってなんだ? ほうほう。 自分でこのスペシャル人材を発見せよ、と言われているのか。 なかなか難しいなぁ。 どうやら企業では「メンタリング制度」なるものがあるようだ。 自分でこのような「恩師」にまだ恵まれていない若手の社

「こうならないように歩いてきたのだ」〜ままならない20代〜

歌詞を聴く(intro) 人生観を語りそうなタイトルのくせに、音楽の聴き方というありきたりな切り口からスタートしてみる。イントロだと思ってしばしお付き合いを。 音楽(特に歌モノの邦楽)を聴く時に、先に歌詞が入ってくるか、曲が入ってくるか、というのは本当に人によると思う。 私は小さい頃から歌詞がまず聞こえるタイプだ。(実際曲を作る時も歌詞の方が浮かびやすい) 知らない曲が流れてくると、まず追えそうなら歌詞を追ってしまう。 歌詞に集中する分、意識しないと曲本体は入ってきてくれ

狼のように

新幹線 名古屋ー京都 間にて。 今日のハマスタの、sumika10周年記念ライブに参戦した感想というか、走り書き。(取り急ぎ) sumikaの3人は、ものすごく深く傷を負ってズタボロになっていた。 目の奥に大きな傷があって、体にもあちこちに傷があった。 でもその3人は、狼のような眼光をしていた。 鋭くなった。というか、険しくなったと思う。目の奥の光が。 楽しい曲は楽しいし、しっとり歌い上げたりぶち上がる展開がたくさんあったり。 Interludeのちょこちょこし

サヨナラ、愛しのスポーツジム

3年半続けたアルバイトを辞めることにした。 昨日お店の人に伝えて、帰りの電車で7月以降のバイトの予定を消した。 カレンダーの白さに少しびっくりした。 辞めることになった理由は沢山あるけれど、一言でまとめるなら 「自分の乗っている列車が変わったから」 とでも言おうか。 別にこれは私が引っ越して違う方面から通うようになったとか、JRをやめて阪急にしたとか、そんな話ではない。引っ越してないし。 同じ駅から出発して途中まで並走していた電車がそれぞれの線路に従って段々方向を

あのお知らせから7週間後の、今の心境

sumikaのギタリスト、隼ちゃんの四十九日が昨日だったので、東寺にお参りして写経してきた。 四十九日までは魂は地上にいて、未練もあれば悲しい気持ちにも苛まれているけれど、四十九日が終わると成仏して空に帰っていくらしい。 ちゃんと帰れたと思う。 あんなに優しい人だったから。 人生の先輩としてずっと尊敬していたい、そんな人だったから。 私も、四十九日を過ぎて少しずつ変化も出てきている。 まだ悲しみはどっかりと心に居座っているけれど、それも悪くない、と思えている。 寂しさ

朝の文章、そして夕の追記

昨日、ファンクラブ内のラジオを聴いた。 3人は泣きながら隼ちゃんが亡くなってしまったこと、そしてこれからもsumikaを続けていくつもりであること、春のフェスを皮切りにライブ活動も再開することを発表した。 まずは、声が聴けて本当に良かった。 sumikaが3人になってしまった、メンバー全員で出てくるはずのラジオなのに1人足りない、という事を突きつけられる怖さが大きかったけれど、(3人がそれぞれ名乗った所で1回聴くのを辞めてしまった)いざ聴いてみればそれは私がこの1ヶ月と

落っこちそうで、参っている。

とうとうこの日が来た。 sumikaが、まずは今日の17:00にファンクラブ内の「ラジオ」で、そして日付が変わったらJ-WAVEの担当番組で復帰する。 ここにきてまた私は落ち込んでいる。 本当はそろそろ四十九日が見えてきて、少しずつ喪失を受け入れて穏やかに過ごせるようになってきた話を書こうと思っていたのだけれど。 またほんの1時間弱で、思うことも変わってしまうだろうから今のこのままを書き留めておくことにした。 怖い。 この1ヶ月以上の期間、 毎日毎日隼ちゃんのこと

不死身のギターヒーローでいて欲しかった

※今回、死に関するお話があります。 。。。。。。。。。。。。。。。 1週間が経った、らしい。 私が心の底から一番大好きと言える、特別なバンドの、大好きでたまらなかったギタリストが急に消えてしまってから。 どうやら、そうらしい。 実感は湧かないし、時間の感覚もおかしい気がする。 穏やかな気持ちになったり、悲しみの渦に飲まれそうになったり、を繰り返している。 忙しくなかったらもっとメンタルにきていただろうな。 この悲しさがいつ消えるかなんて分からないし、消えて欲し

カフェ ケシパールは、止まり木。

冬と春の境目みたいな季節が今年もやってきている。 2月3月は、切なくなったりほっこりしたり、物悲しくなったり何事も進んでいくなぁと思ったり、 感情が忙しい時期だ。(と個人的に思っている) その分考えることも増えるし、考え事が進むというか、、、。 とりあえず、けっこう好き。 こんな季節には、神戸にある大好きなカフェに行きたくなる。 私は1人でうろうろフラフラするのが好きで、本当に時間がある時はよく神戸でウロウロする。 神戸には特別な思い入れがある。 今はもうあま

小学校の先生の事を思い出した朝の話

受験シーズン真っ只中らしい。 大学も通い始めて4年経って、受験はだいぶ昔の話になってしまった。 これから待ち受ける試験は沢山あるけれど、国家試験は「入学試験」「受験」という感じでも無さそうだし、病院のマッチングは大体夏だし、、、 次に冬の受験シーズンを肌で感じるのは、いつか子供を持った時かもしれない。 こんな事を考えたのは、昨日の朝のFM802で「受験生に送りたいGReeeeNの曲トップ3」をやっていたからだ。 毎日6時台にやっているこのトップ3企画、リスナーの投票