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受け入れがたかった経験さえ美化してしまいそうになる
中高時代、どうしても好きになれなかった友人とか、とても迷惑をかけられた相手が何人かいる。その人たちのことは「人種が違うんだ」と思って諦めていたし、本当は頭の中から掃き出してしまいたい存在なはずだった。
なのに、ふと中高時代のことを思い出すタイミングがあったりすると、なんだか懐かしく感じてしまう。「あれも思い出の一つだな」と思ってしまう。その人たちと関わったことで、当時の私の中に生まれた辛い気持ちと
コンテンツを消費しているんだか、消費されているんだかわからなくなる時があるな
記憶を呼び覚ますスイッチ
私は、自分がこれまで生きてきた長いタイムラインの中の、ある一つの時点において、自分がどんな感性で、どんな表情で何を考え、何を好きでいたのかを無性に思いだしたくなることがある。もっと深掘りすると、その時の空気はどんな匂いで、どんな温度で、どんな色がしていたか、湿っぽかったのか、カラッとしていたのか。周りではどんな音が鳴っていたか、部屋の明るさはどうだったか、そこには誰がいて、彼らは何を思っていたのか
もっとみる他人をインストールする
私にとって、恋人や友人、尊敬している大好きな人と過ごすことは何よりの楽しみで、心の底から湧き上がるような幸福感を感じられるイベントの一つである。
何より嬉しいのは、自分の脳みその思考の一部に、その大好きな人たちの思考の一部がインストールされたかのような感覚を感じる時である。
例えば、相手の口癖が移ったことを不意に自覚した時。
相手が好む音楽や食べ物を、自分も好きになった時。
同じタイミングで同じ
来年からは日記を三年連用のやつにしてみようと思う。スケジュール帳は四月始まりのものにする。日記はやく選ばなきゃ。
音楽サブスクを比較してみたよ
世の中には音楽サブスクがいくつか存在している。そのいくつかを利用したことがあるので,それぞれを利用している時に感じたことを自分用のメモとして残しておく。
Apple Music UIが年々おしゃれになっていく印象。最近はロスレスだのハイレゾだのドルビーアトモスだのに対応して、音質厨にはこれ一択か?
気に入っているのは、キューに追加するときに「次に再生」「1番最後に再生」ができるところ。
わたしに秋の気配の正体を「金木犀の香りだね〜」って教えてくれた女の子、元気かな
コクリコ坂からをはじめて見た時、こんな高校生活をやりたいと思っていたのに、気づいた時にはとっくに大学生だったな
人からお金をもらうということ
コロナ禍の副産物的に、アルバイト先から休業補償としてまとまった金額をいただいてしまっている。現在私は、諸事情があってアルバイトを休んでいる。当初は、まさか休職中でも給料が入金されるとは思わず嬉しさを隠しきれなかったのだが、受け取りはじめて3ヶ月目になったところで「本当にこれで良いのだろうか」という思いが強くなってきている。この3ヶ月間、自分は何も生み出せていないし、社会の役に立つようなことは何も
もっとみる好き勝手やらせてくれ
小学校1年生の頃に習い始めたピアノは、1年経った頃にやめた。どう考えても、教わるより自分で好き勝手やる方が楽しいと感じた。今思えば、あの時辞めてよかったと思う。
習い事としてのピアノは、心底つまらなかった。なぜ大好きな音楽をやっているのにつまらないのだろう、なぜ私はこの曲をやらされているのだろう、いつもそんなことを考えていた。いやだいやだと思いながら教室の階段を1段1段登っていた光景が、今も鮮
30歳の私へ(2020年 9月15日作成)
「20歳の私へ。アルバイトをしていますか?
それとも大学に通っていますか?」
私は2000年生まれで、今20歳である。
今年の1月に成人式を迎え、早生まれなので3月の誕生日にやっと成人した。成人式の頃はコロナウイルスの影響も今ほどではなくて、式も例年通り実施された。入学式や卒業式をはじめとした式典行事は昔から好きで、成人式も出席してよかったと思っている。人生の節目でちゃんとお祝いしてもらえること