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まさか信じてないよね!「継続は力なり」を

昨晩、Linkedinで知り合ったマンガ文化の普及活動をしてM社長と会食しました。そのなかで「継続は力なり」の話題になりました。この話になると必ず「長谷川さんの継続力はすごい」と言われます。手前味噌ですが、M社長だけでなく、本当に多くの社長にそう評価されています。

その理由は、「メルマガを週8本配信している」「ビジネスコラムを毎日執筆している」「SNSを毎日投稿している」「YouTubeの動画を毎日投稿している」からです。

では、私が継続をどのように捉えているのかを正直に告白します。
継続することに努力を要するとしたら、私にとっては一番簡単な努力です。継続は続ければいいだけですから、なんてことはありません。

継続できない理由は、「時間が取れなかった」「モチベーションが下がった」「急な仕事が入った」などが代表的なことです。しかし、歯磨きはできます。毎日、決まった時間にやると決めているからです。たとえば、毎日、
朝食を食べ終わった7時30分に歯磨きをするとスケジュール化しているからできるのです。今日は9時、明日は12時、明後日は4時だったら歯磨きを習慣化することはできないでしょう。また、空いた時間に歯磨きするという考えでも継続することは難しいでしょう。

継続するポイントは「スケジュール化」です。毎日、決まった時間にやると決めれば継続できるということです。

それよりも問題なのは、継続は力なりと言われる活動が「順算式」のものだということです。ものごとには、「順算思考」と「逆算思考」があります。順算思考は積み上げ式で、必要だと思われることを日々継続して積み上げていく考え方でです。順算思考の大きな特徴は、継続するのが前提でいつ成果が出るのかわからないことです。

たとえば、SNSで毎日投稿をしたとします。
狙いはSNSの投稿を読んだ人から、ビジネスの問い合わせをもらうことです。3ヶ月、6ヶ月、1年、3年、5年、毎日続けても問い合わせはありません。めげそうになるとき頭をよぎるのは、継続を肯定する数々の名言や格言です。

たとえば、住岡夜晃(すみおか・やこう)の讃嘆の詩に登場する「継続は力なり」とか、元テニスプレイヤー松岡修造の「100回叩くと壊れる壁があったとする。みんな何回叩けば壊れるかわからないから、90回まで来ていても途中であきらめてしまう。」などです。

そうやって、もう少しだけ継続しようと再びやる気になります。
また、周囲の人も「せっかくここまでやったのだから、やめるのはもったいない」とアドバイスします。まさに、社会心理学で使われる「コンコルド効果」「サンクコスト効果」です。これだけ努力したのだから、やめるにやめられないという心理です。

歯磨きも、SNS投稿も、いつまで続けたら成果が出るのかは誰にもわかりません。成果が出なくても、あなたの評判は「真面目に継続できる人」「一度決めたら最後までやり抜く人」と思われるでしょうが、成果とは関係ありません。

また、思ったような成果が出なくても、自分の行動を正当化するために継続したメリットを見つけ出すのが人間です。そうでなければ、自己否定になってしまうからです。「忍耐強くなった」だの、「誘惑に負けなくなった」だの、本当に都合のいい話です。

ということである意味、順算思考は危険なのです。
継続することが成果に繋がるという図式ができあがっているので、「いずれ成果が出る」と、盲目的に継続する傾向にあります。そうなると、継続するなんて簡単なことになってしまいます。まさに、冒頭紹介した私です。

では、どうしたら成果が出るのでしょうか?

【注意事項】
・継続するのが目的の人には効き目がありません。
・ここまで論理的に成果を出す構造を明確にしたものはありません。
・喉から成果がほしい営業マンは絶対読んでほしいです。
 なぜならば、かつての私がそうだったからです。
・人生経験が浅い人は、難しいかもしれません。
・人間には二面性が必要だということを暗に記したコンテンツです。
・勝負(白黒つける)できない人は読まないでください。
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 10部で980円、20部で1480円、30部で1980円、40部で2480円、
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