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ぼくは会社員という生き方に絶望はしていない。ただ、今の職場にずっと……と考えると胃に穴があきそうになる。(フミコフミオ 著)

完全にタイトルに負けて読んでしまった…(笑)

社畜などどいわれて、完全に分が悪い会社員。

とは言え、私も大学を卒業して会社員として働いたこともあるし
主人も会社員、父も、父の父も、母の父も会社員だった。
いわば、生粋の会社員ファミリーに育った私である。

世の中的にも、会社員の人数の方が圧倒的に多いはずなのに
なぜに会社員に対する風当たりは強いのか?

そんな疑問が解決するかな?と読み始めた本でした。


日本における会社員の割合

2019年 総務省統計局の労働力調査によると
2019年の平均の就業者数は6724万人
そのうち、役員を除く雇用者数は、5660 万人(正規の職員・従業員数は 3494 万人)

ということは
6724万人中、5660万人は会社員である。
その割合、実に、84.18%!!!

5660万人 ÷ 6724万人 × 100
 = 84.18%

世の中の就業者数の8割以上が会社員なのに、
日本の場合、完全に会社員で成り立っているのに、
それでもなお、ひどい言われようなのはなぜなんだろう???

参考データ元


この本の概要

人気ブロガーの書籍化のようです。

自己啓発っぽいものや、ビジネス本を多く読んでいたので
読み続けながら、
この本から何を得ればいいのだろう?と考えながら読んでいました。

この本は、何かを得ようと思って読んだらいけない部類の本です(笑)

前向きとか、ポジティブではなく
淡々と、粛々と…それも悪くないぜ!そんな本です。

組織の歯車や、変わりはいくらでもいる!と
会社員を馬鹿にする言葉すら、
とらえようによっては、それこそが会社員に必要な能力なんだ!
そんなことを、堂々と言いきる本です。


この本の感想

淡々と続く毎日も、考えようによっては悪くない。
粛々と続く日々も、最悪よりは悪くない。

読んで、大笑いしてスカッとするわけではなく
ニヤッとか、クスっとして、ヌルっと読み終わる本です。

いろんなことにつかれたときに読むといいのかもしれません。

もう一度言います。
この本は、何かを得ようと思って読んだらいけない部類の本です(笑)


おすすめ度

ごめんなさいm(__)m
お金を払って、ふわふわ~とした感覚で終わるのは、私には向きませんでした。

京本的評価 ★★※ (4)


京本の読書記録マガジン


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