見出し画像

2023.09.18-19 国内No.2 北岳の登山記録

まえがき

3連休+有給で日本第2位の北岳へ行ってきました。登る前日の朝に右足をつってしまって、本当に登れるかヒヤヒヤしてましたが、当日は痛みがかなりひいてなんとか登りきれました。
7月の白馬岳以来の山小屋宿泊でした。



地図


YAMAP


スケジュール

9/17-18はspace AJITOという場所に宿泊させていただきました。
1日目は途中からガスってしまっていたので、2日目も山頂アタックをしました。

9/18
04:35 甲府駅からバス乗車
06:30 広河原
06:50 出発
08:52 白根御池小屋
11:27 肩の小屋
13:01 肩の小屋出発
13:38 北岳山頂
14:40 肩の小屋

9/19
05:32 肩の小屋出発
05:56 北岳山頂
16:43 肩の小屋
08:00 白根御池小屋
09:48 広河原に下山
10:00 バス乗車


広河原までのアクセス

甲府駅から北岳の登山口である広河原までバスが出ています。片道1990円+協力金300円です。
ICは使えますが、なぜか協力金だけは現金でした。
始発が4:35、その次が6:55なので6:55に乗ろうか迷いましたが、早起きできたので4:35に乗りました。6:55でも大丈夫かなと思いますが、山小屋到着が15時ごろになりそうなのと、かなり気温が高い時間に登山することになります。


天候と服装

1日目は途中まで快晴で、ガスりました。しんどいときに晴れていて、山頂はガスったので最悪。。。
1日目の日が落ちてから晴れだして、良い夜景を撮影できました。2日目は朝少しガスってましたが、ほぼ快晴でした。


持って行ってよかったもの

着替え

登りが急で暑いです!着替え必須です。
また、夜は意外と暑かったので、半ズボンも持っていったほうが良いでしょう。寒ければ毛布が3枚と寝袋があるので、それを使えますし。

耳栓

夜、いびきや物音で寝れないので持っていきましょう。

アイマスク

ヘッドライトやスマホのライトで起きないようにするために持っていきましょう。

顔パック

肌荒れするのでもっていきました。結局下山後に肌荒れしましたが、なしよりましでした。

スマホ三脚(Pixelの天体観測モード用)

標高3000mからの夜景をとるためだけに持っていきました。

グローブ

(基本持って行ってますが)山頂付近の岩場などはトレッキングポールを使うより手を使うことが多いので、持って行ってよかったです。


持って行けばよかったもの

ない!


甲府での前日泊 space AJITO

一泊4650円でした。清潔ですが、風呂・シャワー・トイレが共用で、合宿所みたいな感じのところです。
朝早いし、安く寝れたらよかったので満足です。


北岳肩の小屋

予約必須です。インナーシーツとマスクは必須で持ってきてくださいと電話で言われます。一泊朝夕付きで12,000円です。
建て替えをした?のかよく知らなかったですが、めっちゃきれいで虫は見かけませんでした。


感想

9/18
04:35
甲府駅からバス乗車します。こんな朝早いのにたくさん人がいました。2台のバスが来て座れました。バスは途中で1回お手洗いにいけるポイントがあります。

06:30
広河原に到着です。
トイレが激混みします。


06:50
いざ出発。

まずは橋。

最初からきつい登りです。さすが国内No2だけあります。あと人が多いです。

08:52
白根御池小屋に到着です。

白根御池小屋を出て、1時間40分ほど草すべりという場所になります。ここが直射日光が当たる場所が多いのと、傾斜の急な道が続きます。一番しんどかったかも。傾斜がありすぎて、距離が全くもって進みません。

草すべりを抜けたあたりからガスってきます。気温が上がらないのは良いのですが、景色が全くもってダメです。

視界がなく、小屋が見えないのでつらいです。

ようやく小屋らしきものが見えたら、肩の小屋でした。

11:27
肩の小屋に到着です。ここで一休みします。

メニューは白馬山荘や燕山荘ほどの多さはなく、カレーをいただきました。甘口です。

あまりにもガスっていたので、少し小屋で休憩します。

13:01
肩の小屋出発します。少しマシになりましたが晴れそうにないので、とりあえず山頂へ向かいます。

肩の小屋から山頂までも傾斜と岩場で険しい道のりです。

滑って頭を打つと大変なので、慎重に。

ガスってるので、道間違えそう。

途中少しガスが消えましたが、山頂は。。。

13:38
北岳山頂に到着です。

うーむ。少し待ちましたが、ちょっとだけガスが消えたくらいでした。
本日は諦めて、撤退です。

14:40
肩の小屋に到着です。夕飯が17時でそれまでは、道具の整理や仮眠をとりました(このときは全く寝れませんでした)。


夕飯はこんな感じ。味噌汁とご飯はおかわり無料です。

ご飯のおかわりの北岳盛りというやつです。意外と普通くらいだった。
※僕は頼まずで写真だけ撮影させてもらいました

夕飯後に外に出ましたが、ダメそうですね〜

ちょっと部屋でゴロゴロして、19時すぎに外に出てみると快晴で、標高3000mからの星空を見ることができました。

↑夜景モードだと普通ですが、Pixelの天体観測モードだと↓のように素晴らしいです。外はとても寒いのですが、1時間くらい頑張りました。

9/19
ぐっすり寝れたのですが、3時ごろに目が覚めてしまい、せっかくなので外に出て、景色を見ました。まだ夜明け前でした。
斜めに歪んでるけど、富士山がくっきりと見えます。

4時半ごろです。

5時すぎ。

4時45分になると朝食です。先着順で、少し遅れたので並びます。
ご飯と味噌汁はもちろんおかわりできます。

朝食を食べて、準備をして外に出ます。写真撮りまくりました。

再び山頂へ行こっかな〜と思っていたら、御来光。富士山も同じ写真に入れれました。しゅごい。

汚れたバックを背負った僕を間に入れてw

05:32
御来光が終わって、肩の小屋を出発します。

若干ガスってきた。

北岳山荘が少しだけ見えました。

05:56
ガスってきたので猛ダッシュで北岳山頂へ到着です。

よくわからない山たち。

富士山は見えた。

ところどころ雲とガスがありますが、1日目よりは良かったです。というわけで下山開始。

やっぱ晴れてたら、いいな。

16:43
肩の小屋に到着です。少し休憩して撤退します。

こんな道だったんだね。めっちゃ雄大。

雷鳥さんは見ることはできませんでした。雀のような鳥(イワヒバリ?)はいました。

08:00
白根御池小屋に到着です。
水面にきれいに映る。

09:48
広河原に下山です。10時のバスに乗りたかったので、最後軽くダッシュしました。

10:00
バス乗車で帰還です。
いや〜良い旅でした。

甲府まで帰って、石和温泉駅にあるシャトレーゼホテル 石和の温泉に入りました。甲府駅↔石和温泉駅が昼間の本数が少ないのと、石和温泉駅から7分ほど歩くのが、難点ですが、入浴1000円でなんとアイス食べ放題です。最初1個だけかと思ったら食べ放題でびっくりしました。
温泉は悪くなかったのですが、昼過ぎで暑かったこともあり、あまり長いはできなかったです。



その他メモ

ヘルメットは使わなかった

ヘルメットを持ってきている人は1割もいない程度でした。僕も持っていきましたが、使いませんでした。ただし、人は多いので落石は多少あるし、山頂付近は険しい岩場だったりするので、持って行ってもよいでしょう。

北岳肩の小屋で楽天モバイルはつながらないが、auは一瞬つながる

楽天モバイルはだめでしたが、一緒に行ったオトモはauがつながって、母上からLINEが来てました。

ソロもぼちぼちいる

2日目が平日だったこともあり、予定が合わないなどがあったのかもしれませんが、ソロで来ている人も体感で半分くらい?いました。おっちゃんも女性の方もです。

登ってる人がハイレベル

自分からあまり話しかけたりしないのですが(ただのコミュ障)、話しているとハイレベルな人が多いです。普通のおばちゃんが百名山95座目だったり、間ノ岳まで行ってたりでえげつないなと感じました。

夜のいびきは響く

夕方くらいから爆睡している人もいます。いびきがものすごいです(僕もしてると思うので人のことを言えませんが)。

山小屋の寝心地

白馬山荘では虫にビビりながら寝ましたが、肩の小屋は本当に清潔で爆睡できました。ただし、上記にも書いた通り、相部屋なのでいびきや物音は非常に響きます。普段は静かじゃないと絶対に寝れない僕が寝れたのが不思議なくらいです。
お陰様で、翌日は元気満タンでした。


写真


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?