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障害と相性が悪くフード関係を諦め、新しい道を開いた話。

 障害がある人間が突きつけられる現実に、好きな事と障害との相性があると思う。

 どんなに好きな事でも、障害と相性が悪いと周りに迷惑掛けるし自分も苦しむ結果になってしまう。

 不注意優勢型ADHDにASDや対人恐怖を併発した私に、精密性を求められる仕事や人とのコミニケーションが求められる仕事は難しいだろう。

 私は昔、大学の授業でもフード関係について学んだし、色んな人とも関わり開発したりする仕事に就くとも思っていた。
 また、カフェで働く事にも興味があったが、動作性が低くどの飲食店のバイトでもお荷物状態だった。
未だにフード関係の仕事で働いてみたくはあるが、同じような苦しみが繰り返されるのなら、別の道を進むしかないと思った。
 おまけに対人恐怖が強く、フード以外にもサービス関係の仕事が全般的に難しかった。サービスの雰囲気に馴染めず、仕事を覚えるのも時間が掛かった。

 諦めるまで時間が掛かった。諦めた時は、20代後半でそれまでの時間は何だったのだろう?と、絶望に打ちひしがれた。

 私はフードとは全く関係ない仕事で働いた。食品工場で働いた時期もあったが、やはり動作性の低さから周りの足を引っ張ってしまった。

 仕事では、仕事から人間関係までストレス続きだった。そこで、私はそれを文章にしようと、投稿サイトで小説を書いていた。初めのうちはストレス発散からひたすら文章を書き綴った。書いて文章化していくうちに、気持ちの整理ができスッキリした。
 
 自分は、周りに合わせて身体を動かし話すことより文章にする事の方が向いているのでは?と、思うようになった。複数の小説投稿サイトで、話を投稿していった。

 今まで働いてきてストレスが強くあったが、文章でならやっていけそうな気がした。自分の置かれた状況や気持ちを文章で表現する。それなら、フードについて文章で書いて表現していく事だって出来るだろう。
 
 私は、これからどうやってうまく書いて表現したいか研究していこうと思うし、障害からくる当事者目線での苦しみも継続して発信していこうと思う。

 

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