命をいただく瞬間を経て。
フィンランドで、命のありがたみを改めて深く深く考えるきっかけとなった経験がありました。フィンランド人の友人の仔牛の屠殺をしました。彼らの姉が酪農家なので、そこで生まれた仔牛を彼らが買い取り、夏の間にサマーコテージの横の森で飼育していたそうです。そして、秋、わたしのホストファミリーに屠殺の手伝い依頼がかかったので、私も参加させていただきました。私のホストファミリーは、食べるの大好きで、何でも自分達でやったりする人々なので、手伝うのは、もちろんのこと、いかに無駄の無いように内臓を