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フィンランドにてWWOOFing・2022春

ヘルシンキ大学での留学を終え、現在はユバスキュラ市の近くにあるNukulaという農家兼ゲストハウスにてWWOOFボランティアをしています。WWOOFとはWorldwide Opportunities on Organic Farmsの頭文字を取った単語で、有機農家におけるボランティア交流の機会を提供するNGOです。私は、今回で人生で5回目のWWOOFerとしてボランティアをさせていただいています。

ここの農家は、フィンランドに来る前から連絡を取っていたので、3年越しに来ることができました。選んだ理由は、森の中にあるので、森林学ぶ身として、面白そうだな~といった単純な理由でした。来てみたところ、実際にかなり面白そうです。Nukulaは、環境に配慮した宿泊施設のみが取れる世界的な認証である”Green Keyエコラベル認証”を獲得しており、また、サステイナブルな宿泊施設としてSutainable Travel Finlandに初めて認証された宿泊施設の一つであるそうです。Visit Finlandという観光局のサイトにも載っているそうです。日本からの取材も受けていたらしく、日本語の雑誌を見つけて驚きました。また、オーナーご夫婦は奥さん70歳、旦那さん80歳らしいですが、歳を感じさせない元気さです。様々な生きる知恵を学びたいと思います。

Green Key認証

私は、ヘルシンキ大学では森林科学を勉強していましたが、現在は「食」と「持続可能性」(食糧生産、特に農林水産業の立場から)に強く興味を持っています。
というのも、フィンランドに来てから、改めて自分は「食べることが好き・興味がある」ことに気づき、「気候変動の脅威と私たちの生活」について考える機会が増えました。
もちろん森も大好きなのですが、でも私の生活において「食」は、とっても身近な存在です。もし自分が80歳まで生きるとしたら、今後も6万回以上は食事をする計算になります。さて、どのようにして、私は「食」を考えずにいられるのでしょうか。食べ物は、私の体を作り、心を豊かにし、周りの人々を笑顔にしてくれます。体と自然環境、社会の全てに健康な生き方を「食」をメインに模索していけたらと思います。

森に生えているヨーロッパトウヒの新芽摘み

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