見出し画像

出版なし、受賞なし、連載なしでも小説を書いて生きている人。

画像8

初めまして。
ライフストーリー作家®︎という肩書きで
活動している築地です。

自己紹介する前にタイトルの意味なのですが、
既存の作家のような在り方ではなく、
小説に付加価値をつけたビジネスで起業した人
が、自分です。

1989年10月生まれの自分は、
14歳から小説を書いていました。
2021年現在で執筆歴は18年目を迎えます。

もともと小説を書くことは好きなので、
好きを仕事にした、よくある典型的な
スタイルを送っています。

自己紹介を兼ねて、
これまでのストーリーをお伝えします。
簡潔に言うと、

・村上春樹氏の小説から影響を受ける。
・高校2年生のとき、46歳の母が他界。
・夢を追うも、叶わず悶々とする日々。
・小説家とは違う生き方として、起業。

です。
興味がある人は読み進めてくださいませ。

小説を書き始めたきっかけ

画像9

父、母、双方の祖父が芸術系の大学出身という
クリエティブ家系に生まれ育ち、
物心ついた頃から創作活動を好んでいました。

お絵かき、工作、デッサン、彫刻など
様々な表現手法に手を出してきましたが、
いずれもピンと来ないまま中学生へ。

中学2年生のとき、
読書感想文の宿題が出されました。
多くの人がこの宿題をやったと思うんですが、
苦手だったのではないでしょうか。

画像12


自分もまさにその一人で、子どもの頃から
本をほとんど読まずに生きてきたので、
苦痛以外の何物でもなかったです。笑

ただ、一応真面目な生徒だったので、
図書館に行って、適当に本棚の周りを
ウロウロしていたときに、目に留まったのが
村上春樹氏の『海辺のカフカ』でした。


「村上春樹って聞いたことあるなー」


という、読書をしていない自分でも
知ってるくらいの作家だったので、
興味本位で手にとったら
主人公と同世代だったんですね。

親近感が湧いて、読んでみると想像以上に
面白く、上下巻で800ページくらい
あったんたんですが、速攻読み終えました。

そのとき、普通なら

もっと本を読みたい!

となるはずなのでしょうが、
創作意欲が強かったため、自分は



こんな小説を書いてみたい!


と思ったんです。

画像13


当時、インターネットの掲示板で
オリジナルの小説を投稿するサイトがあり
(『小説家になろう』ではない)

やってみよう!と試みるも、全然書けません。
そりゃそうだろうな、と。
だって本をほとんど読んでこなかったから。

そこから小説を書くために本を読むという、
順序が普通とは逆な形で
取り組むようになったのです。

小説家になろうとしたきっかけ

画像10

画像2

書く楽しさと、読む楽しさを覚え、
出来上がった作品を両親に読んでもらうことが
純粋に楽しかったです。

この頃は、まだ趣味としてのものでしたが、
高校2年生の夏。


当時46歳の母が子宮がんで亡くなりました。


2006年3月に病気が発覚したときには
ステージⅣで、余命宣告されていたそうです。

当時の自分は、
宣告を受けていることを知らされておらず、
治ると思っていたのですが、
8月に帰らぬ人となりました。

このとき、初めて「虚無感」
というものに襲われました。

画像14

ただ生きているだけの日々に、
虚しさを覚えたのです。

そんなある日、現代文の先生から
「お母さんについて、文章にしてみなさい」
と言われました。

小説を書くのが好きというのは
知っていたので、塞ぎ込んでいた自分に
言ってくれたんですね。

何をしても満たされない自分は、
思い切って母の病気発覚から死の直後までを
綴ったノンフィクション小説を書きました。
原稿用紙換算で30枚ほどです。

書くときは本当しんどかったです。
思い出しては泣きじゃくり、
書く手を何度止めたかわかりません。

画像15

でも、きっと
このタイミングでしか書けない何かがある
と思い、なんとか完成。

原稿を先生に見せると、年度末に発行される
校内誌に載せたいと言われました。

最初は嫌でした。
人に見せるために
書いたわけではないですし、
恥ずかしさもあったので。

ただ、何度も説得されたので渋々了承し、
発行された直後から続々と
たくさんのメッセージをいただきました。

同級生はもちろん、全然知らない先輩や後輩、
そして親御さんからも。

「辛い思いされたんですね」
「涙を流して読みました」
「言葉にしてくれてありがとう」


などの言葉を受け取りました。
そのとき、自分は初めて

「自分が書いた文章で人の心を
動かすことができるなら、
これを生業にしたい。小説家になりたい」

画像15

と思うようになりました。
17歳の春の出来事でした。

ライフストーリー作家®︎という肩書き

画像11

画像7


そんな出来事があり、17歳の春から、
大学受験そっちのけでひたすら
小説を書いていました。

勉強せず、何かに取り憑かれたように
小説を書き、新人賞に応募する日々。
案の定受験は失敗し、浪人。
なんとか1浪で大学には進学。
遊び狂いながらも、小説家になるために
本を読み、文章を書き、
様々な人生経験を積んで行きました。

そして、気づけば25歳に。
そのとき、自分の将来が怖くなったんです

画像16

このまま小説だけ書き続けても、なれるのか?

30歳でデビューできたらラッキー。
でも、80歳になってもデビューできなかったら
俺の人生一体何だったんだ?

となるのが恐怖でしかありませんでした。

何度も新人賞に応募しても、
箸にも棒にもかからない。
…自分には才能がない。
そう思うようになり、愕然としました。

でも、絶対に夢は叶えたい。
だけど、新人賞受賞以外のやり方で
デビューなんてできるのは不可能に近い。

そこで、考え方を変えて
一般的な作家ではなく、
小説を書いて生きていく方法を考えよう
という決断に至りました。


ここではサービス開発背景の詳細を
割愛しますが、娯楽として読まれる小説に
付加価値を付けて売る方法
を考えたのです。

小説×マーケティング
小説×記念品

小説×マーケティングのコンテンツは、
経営者の想いや理念を、販促物としての
価値を備えた小説として

画像4


小説×記念品のコンテンツは、
結婚式を挙げる新郎新婦の、
結婚に至るまでのストーリーを描き、
結婚式の演出や記念品として残る小説として

画像5



その当時、調べた限り、
世の中にはなかったサービスを考えました。
いわば、個人を対象にしたオリジナルの小説を
制作するサービスです。

このビジネスを考案し、2017年1月に初めて
ライフストーリー作家®︎という
肩書きを名乗ります。
そして、2017年10月10日に
株式会社ライフストーリー
を設立することになったのです。

画像6

普通の作家とは一線を画し、
出版もしていない、受賞もしていない、
連載も持っていない中でも、
小説を書いて何とか生きています。


そんな背景があり、活動しています。これから
少しずつ情報発信できたらと思います。

ちなみに、さらに詳しく知りたい!
という物好きな人がいれば、
こちらのURLをご覧ください。

自分が、なぜライフストーリー作家®︎に
なろうとしたのかという自己紹介でもあり、
提供しているサービスのサンプルです。


これからよろしくお願いします!

画像12


クリックするとTwitterへ!



この記事が参加している募集

自己紹介

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?