見出し画像

自己紹介。

はじめまして。わくさんと申します。

僕は「本気で自分と向き合う人」を増やす活動をしています。
なぜ、その活動をしているか、今からお話します。

小〜中学校時代の僕は、言われたことは素直に何でもやってしまう子でした。親の手伝い、習い事や、勉強など。

実家が会社を営んでおり、毎日仕事を頑張る親の姿を見ていました。

「とっても頑張ってるけど。疲れてるな。体調大丈夫かな。お父さん、お母さんが頑張る分、家族の一員として、僕もできること頑張らなきゃ。」

友達と喧嘩して落ち込んだ時も。
「忙しそうだし、親にも相談できない」
「自分で何とかするしかないんだ」
「真面目にコツコツ頑張ろう」

自分で自分に言い聞かせるようになりました。
何か目標があると、一生懸命努力しました。
そのため、習い事や勉強もそこそこ結果を出してました。

一番にはなれませんが、入賞するくらいは。

学生時代は、学級委員に推薦され、
大学に入るとサークル団体の代表に。
周りから「向いてるよ!」と言われたり。

頼まれたら引き受けちゃうタイプ。
誰からも気に入られやすい存在でした。

就職活動は、引き受けた団体の仕事に追われ、ほぼできず。

仕事とは、企業のスポンサー周りや大会やイベント企画・運営、他大学との交流です。毎日スーツを着て、動き回っていました。

大学卒業直前に全ての仕事が終わり、
「就職はどうすべきか」
「働くにも活動方法わからないし
自分が何をしたいかもわからない」
そう思っていた時でした。

大学で活動していた際に知り合った方から、
「わくさん、就職先決まっていますか?」

イベントの最中に僕がふと話したことを覚えてくださり、お電話をいただきました。

「僕のことを気にかけてくれた」それだけで、とても嬉しかったです。

「卒業間近で時間もない」
「仕事は右も左もわからないけど、チャレンジしよう」
そう思い、アパレルメーカーに入社できました。

小さい会社でしたので、上司も忙しく、僕は自分で考えて行動するしかありません。何が何だかわからず、言われたことをこなす。先輩に同行させてもらいとにかく見て学ぶ。何かを得たくて、先輩の飲みに付き合う。
「入った以上、何とか結果出さなきゃ」

同期もすぐ辞めてしまい寂しかったですが、必死でした。

数ヶ月が経過。
月1回行われる全社員が集まる会議。そこで、敢闘賞を獲得しました。

常務から「おめでとう!」の声。嬉しかったです。
「やればやっただけきっと評価に繋がるんだ」
その時手渡された「金一封」は輝いて見えました。

その後も、遅くまで働きます。
たまにいる上司と話しますが、上司も仕事に追われ余裕がなく、僕はほぼ放置状態。

次第に仕事も覚え始め、結果も出てきました。

「このままで自分は成長できるのか」
「覚えることがもうなくなってきたな」

そう思い悶々とし始めた時。
 
僕の携帯に電話が。
大学時代、僕がお世話になっていたスポンサー企業の担当者からでした。

「今、何してる?」
「今度うちのイベント手伝ってくれないか?」

「お世話になったしお手伝いしようかな」
「何か勉強になるかもしれないし、刺激になるかも」

そう思い、休みの日にボランティアでイベントの手伝いをしました。

そのイベント時に、
「実は今、部署を大きくしたいと思ってる」
「お前、うちに興味ないか?」
「大学時代の活動を見てて、人当たりやコミュニケーションなど、
誰とでもうまくやれそうだからうちの部署に向いてると思ったんだ」
「お前と一緒に働いてみたい」

まさかの誘いに驚きました。
でもそこまで自分を気に入ってくれて嬉しかったです。
「やっぱ頑張る姿って、誰かはきっと見てくれているんだな」

その会社は外資系メーカー。
僕が誘われた部署は、
・たった5名で全国を飛び回る仕事
・「3年はほぼ休みない」と言われた環境
・中途社員のみで自信を持つ人ばかり

「前の会社より比較にならないほど、大変そうだ」
「右も左もわからない」
「そもそもパソコンも俺は使いこなせないし」
「失敗が続くかも」
「やっていけるだろうか」
足がすくみます。
そこで、何度か会社を訪問させてもらいました。

「楽しそう!皆さん仕事が好きなんだな!」
「情熱や、一生懸命さが伝わってくる!」
「海外で仕事をするチャンスもある!」
「外資系だし、クールでなんかかっこいい!」

誘ってくれた方と食事していた時にもらった言葉
「強みがないから、なんでもできる。吸収できるぞ」

そこで僕は、
「やれるかどうかじゃなくて、やりたいかどうかだろ」
「今の環境よりもっと成長できるはずだ」
そう思い、転職を決めました。
転職してからは、毎日終電。休みはほぼない状態。

仕事もミスが続き、
「わくさんは使えない。外せ」
「なぜわくさんはこの会社に来たの?」
と言われることもありました。

悔しくてたまりませんでした。
「くそ!自分も負けてられない!」
「周りから何も言われないようになってやる」
自分が不甲斐なくて情けなくて何とかしたくて頑張りました。

「わくさんを外せ」と言ってきた人たちを見返したい。そんな気持ちで毎日努力。

周りも馬車馬のように働いていたので、
「普通にやっても敵わない」
そこで、僕は上司やその上の事業部長、他部署からも徹底的にアドバイスをもらいました。

毎日コツコツ続け、頑張り続けて2年。
当時、不況の影響もあり8割以上の営業マンが目標未達成の中、僕は200%を超える達成率。

社内メンバーからは、
「信じられない!」
と言われました。
上司からも、社内メンバーからも、僕自身も誇れる最高の結果を出しました。

「わくさんは何やったんだ?」
「あいつのどこにそんなパワーあんの?」

馬鹿にした人たちの目の色が変わりました。

「よっし。やっとここまできた!」
「やっと・・・」
「自分もよく頑張った!」
「これで評価もしてもらえる!」
ホッとした安堵感で溢れました。

しかし・・・
上司との面談では、
「会社の業績が悪くてな。昇給は無理」
と一方的な通達。

「おいおい、マジかよ!」
「あり得ないだろ!」
「自分が頑張ってきた2年間は何だったんだよ!」
「しかもなんでそんな他人事なんだよ!」
「くそ・・・くそ・・・」

悔しくて仕方ありませんでした。
同時にこの怒りをどこにぶつけてよいか
わからず、、呆然としました。

言えることは、
「ここではもう自分は頑張れない」
「限界だ」

「自分がどう頑張ってもダメな時はダメだ」
「組織の良いように扱われ捨てられる」
「この状況を変えたい」
「こんな悔しい思いは二度としたくない」
「組織を変えるにはどうしたら良いのか」

「教育か?」
「誰に対して?」
「そうか・・・企業だ!」
「また違う業種・・・自分にできるのか」
「いや、、もうこの組織では頑張れない。変えよう」
「企業向けの人材育成業界だ!」
そう、決めます。
転職活動は、何社も落ちました。ただ唯一受け入れてくれた先がありました。

ベンチャーの人材育成コンサルティング会社です。
社長との面談では、僕自身に興味を持ってくれてたくさん質問してくれました。

何度も会いお互いの話しや、将来のことも話しました。

すると社長から、
「探していた人と、やっと出会えた」
「君には逆境でも頑張れる力と謙虚さがある」
と言ってくれました。

「君と一緒に働きたい。」

人として自分に興味を持ってくれた。
僕も社長の想いを手伝いたい。
ここならもっと成長できる。

嬉しくなった僕は、
この人のために頑張りたいと思えました。
外資系メーカーの悔しさが吹っ飛んでました。
そして、挑戦しようと決めます。

外資系と比べ、社員も若く成長意欲も更に高い。

お互いの成長のために気になったことは何でも伝え合う会社でした。

「すげ〜な。この会社」
「これまでにない成長が出来そうだな」
最初はいろんなこと覚えるのに必死。

会社から管理系の部門のリーダーを任せられ、しばらくした頃。
社内研修で一緒に働くメンバーからコメントをもらう機会がありました。

研修会場に僕の部下や同僚が集まって、僕の成長に向けて意見をもらう時間です。

こんな言葉が。

「わくさんと働いていても楽しくない」
「わくさんの軸が見えない」
「わくさんはコソコソしている」
「目の前にパクツイて、優先順位つけれない」

突然のことで最初は言っている意味がわかりません。
「???」

メンバーに配慮し、何かあれば自分が引き受ける。
みんなが楽しく安心して働けるように。
「みんなのために」と思って働いていましたが、
メンバーが感じていたことはまるで真逆。
むしろ僕が犯人のような扱いをされて。

頭が真っ白になりました。
普段の日常のメンバーの笑顔。僕が見ていた景色は嘘だったのか。

自分がやっていたことを完全に否定された気分になり。

メンバーを始め人に、不信感を持つようになってしまいました。
研修時。講師からも質問を受けますが、言葉が出ませんでした。

呆然と立ち尽くし、電車を降りてフラフラと帰宅。
メンバーの表情やもらった言葉が、頭から離れず。

日常見てきたメンバーの笑顔とのギャップ・

頭の中がぐちゃぐちゃに。

メンバーのために尽くしてきたのに、
俺の何がダメだったんだよ・・・

しばらくして、フツフツと湧いてきたのが、怒りでした。

「なんでもやってやったのに」
「俺の気持ちなんてわかってない」
「俺がどんな気持ちで向き合ってたか知らないくせに」
「見返したい」
「謝罪させたい」

居ても立っても居られず、僕は上司と相談。

「この会社失格と言われようが、何と言われようが構わない。覚悟を決めて成果を出したい。」

上司も協力しようと言ってくれました。

僕は社内に次のように宣言しました。
「3ヶ月以内に2社新規受注できなければ、この会社を辞めます」と。

通常企業向けの研修やコンサルティグを受注するは、社内検討や決裁。実施準備を
考えると半年程度はかかります。無謀すぎる挑戦です。

誰もが「出来っこない」そう思っていました。

宣言した時。コメントをくれた部下・メンバーは、
「どうせ無理だろう」と疑った目でした。
「見てろよ」
「絶対に絶対にやってやる」

毎日社内にいてもほぼ社内の人間とは2社受注するためのこと以外、話しもせず。

昼食もろくに取らず、張り詰めた状態で毎日を過ごしました。

熟睡もできません。頭が興奮して眠れないのです。

上司への報告・連絡・相談は徹底し、毎日毎日どうすればギャップが埋まるか。
そのために何をどうすれば良いか。

経験も浅かった僕は聞きまくりました。
そこに何の躊躇もありません。

混乱と抑えきれない怒りを力に、一心不乱に働きました。


そして3ヶ月後。



新規受注3社。
 
その報告をメールでした瞬間。
社内が一斉に歓喜に湧きます。
 
「やったぁぁぁ」
 
周りはみんな大喜び。
「よくやったね!」
「かっこいい!」
「わくさんから勇気をもらった!」
「さすがだね!」
「よく逃げずに頑張った!!」
 
周りの歓喜。その反面、僕は。

何も感じなかった。
喜びすらなかった。


「どうせこいつら舌出して心の中じゃ、笑ってんだろう」

「わくさんは軸がない。とか言っていた時のように、この日常は嘘に決まってるんだ」

「何も信じられない」

周りも歓喜するほどの成果を出しました。社内に宣言した目標は達成しました。
「みんなに勇気をくれた救世主だ」とまで社長からも言われました。

コメントを言った部下やメンバーも、泣いて喜んでました。

その景色を見ても僕は、何も感じなかった。

達成したが、その山の頂には何もなかった。

怒りに身を任せ復讐だけを考えていた。
その先のことは何も考えていなかった。

最後に残ったのは、変わらない不信感。
心の中にポッカリ穴が空いてる。
虚しさ。

一人になり、ふと思い始めます。

「なんであんなみんな喜んだのに、俺は喜べないのか。」
「怒りで復讐しても虚しいだけだった。」

「じゃあ、俺ってどんな時に喜び、どんな時に心から楽しいと思えるんだろう」
「俺ってほんとは何者なんだろう」
「俺ってどうしたいんだろうか」
「そもそもなんであんな頑張れたんだろう」

この問いが心の中で、鳴り響きました。

頑張ったけど、人を信じられなくなり、怒りを力に立ち上がったが、何もえられなかった。
虚しさだけだった。頂上に着いたと思いきや、どん底に落ちた気分。真っ暗。ひとり。

それから僕は、何でもいい。希望を掴みたい。
その気持ちを頼りに先輩に相談。

本を読みあさり、自己啓発セミナーに参加したり、コーチング研修を受けたり、座禅を組みにお寺に行ったり、色々しました。
得られたのは、「こうすべき」「こうしなさい」のやり方。

「じゃあ、これを自分でどう扱ったらいいんだ」
「欲しいのはやり方じゃないんだよ」
「もっと今の自分を目覚めさせてくれるというか・・・」
「自分探しを終わらせてくれるというか・・・」
「どうしたら。何があればいいんだ・・・」

次第に募る焦り。もがきながら探し続けました。
 
そんな中
先輩の紹介で、自分を知るとは、「自分の感情と向き合う」という考えと出会います。 
出来事に対し、生まれる自分の感情と一つ一つ向き合い、言葉にする。
 
そして、なぜその感情になったのかを整理する作業です。
 
最初は何が何だかわからず。
「コーチング研修や座禅の経験があったので、活かせないんじゃないか。これもダメなんじゃないか」
 
でも何かをつかみたくて。何か見えてくるのかもと僅かな希望を信じたくて。
 
感情と向き合うなんて、これまでやったこともないし、自分自身と向き合うって、すごい苦しかったです。
 
なぜなら、感情を出そうとしても出てこないのです。
わからないのです。

でも耐えて耐えて。向き合って自分の中に何が起きているのか。

最初はなんとなく。
「いい感じ・やな感じ」
でもなんでって自問自答。
すると、自分が今どんな気持ちなのか
それはなぜかがわかるように。

自分が何を大事にしているかがわかるように。
 
次第に感じる手応え。

「これだ!!!」
「俺は誰より自分自身ことをわかっていなかったんだ。自分を知るとは、感情なんだ。この感覚を掴めれば、変われるかもしれない。」
 
まるで、
目の前が真っ暗の森の中で、手探りで探していたら、急に光が見つかり眩しくなったような希望との出会いでした。

毎日毎日繰り返していくうちに、自分自身の内面で起きていることがわかるようになります。

喜び、嬉しさ、悲しみ、怒り。
その感情踏まえ自分がどうしたいかという気持ちを知れるようになっていきます。

自分の湧き上がってくる想いを知り、素直な欲求に従って行動できるようになりました。

眠っていたものが、目覚めた感覚でした。

繰り返していくと自分の感情の中にある共通項(価値観や拘りなど)がはっきり見えてきます。

この行動ができるようになってから、次第に変化が起きるようになります。

まず周りから、
「わくさんがぶれなくなった」
「わくさんは拘りが強い」
「わくさんは熱い。情熱がある」
などという声。

人との関係性にも変化が。
ボロカス言ってきたメンバーを憎んだ自分も、その裏にはメンバーから信頼されたい。本当は仲良く、楽しく、一緒に仕事をしたい。

そんな気持ちがあることがわかり、メンバーに感謝を伝えることもできました。「あの時、僕に素直に伝えてくれてありがとう。おかげで生まれ変わることできた。」

「こちらこそ言い過ぎてしまいすみません。」
電話越しでしたが、メンバーは喜んで、泣いていました。

怒りと復讐から成果を出し何もなかった虚しさを感じた時を振り返って気づきました。

僕は「本気で自分と向き合っていなかった」

過去の僕は、
・相手から任されたこと
・相手が僕に望むこと
・負けたくないという相手への反発
に従い、応えようとしていた。

要は、他人軸で生きていた。
自分と向き合ってなかった。
だから、相手が喜んでも、僕は心から喜べなかった。

本気で自分と向き合うとは、
・自分の内面に起こる喜怒哀楽や葛藤を知ること。

自分の内面を知ることで、
自分自身の内側(コントロールできること)
に集中することができます。
すると、イライラしたりモヤモヤしても原因が特定できるようになり、
それら状況踏まえ自分がどうしたいのか?が明確になります。
課題解決ができるのでブレなくなる。

つまり、自分軸で生きるということです。

与えられたものをこなしたり、誰かのために努力するだけでは、心は満たされません。

本気で自分と向き合うからこそ、自分のために生きることができる。

自分の弱さ。自分の強さ。
両方を受け入れることで、どんな自分でも愛することができるようになりました。

本気で自分と向き合う力を得たことで、僕の人生は激変しました。

メンバーやお客様からの評価も上がり、結果が出続ける中で、新たに誘いを受け、役員となり拠点の立ち上げに携わりました。

3年連続増収増益。メンバーも増えました。


「わくさんのために頑張りたい」
自分を慕ってくれる仲間や同士が出来ました。
信じられません。
 
自分と本気で向き合い続けていくと、人生のビジョンが見えてきました。
 
それは、「自分自身と本気で向き合う人を増やす」ことでした。


僕はこの10年間。

企業に対し、
ただひたすら。がむしゃらに。
本気で向き合ってきました。
振り返るとその数、1万名。
 
ただ、どれだけ本気で向き合っても、うまくいく人とうまくいかない人がいた。その違いは何なのか。

うまくいかない人たちは、
例えば、
・現場が見えず目の前で手一杯。
悪いのは社員と言い訳ばかりする経営者。

・理念は素晴らしいことを掲げているのに、
社員がプライドを捨てている。
それら問題の本質と向き合わない人事。

・人が成長できない理由を、会社のせい。
組織のせいにする管理職。

どんなに僕がヒアリングしても、研修しても、その相手と何度も向き合っても、この状況は変わらない。
 
うまくいく人といかない人の違い。ある共通点に気づきました。
 
「その人が、自分自身と本気で向き合っているかどうか」

本気で向き合い成長する人は、
・自責で生きている
・不平不満を「じゃあどうしたら良いか」と考え解決できる
・何事にも謙虚。自分に足りないことと真摯に向き合っている
・人の話しをしっかり聞ける
 
一方、本気で自分と向き合えず成長しない人は
・死んだ魚のような目をしてる人
・自分に、環境に言い訳して行動しない人
・同じ失敗を繰り返しても平気な人
・できもしないのに、できているとかっこつけてる人

なぜこの人たちは本気で向き合えないのか。
この人たちの想いはどこに消えてしまったのか。
この人たちは本当に幸せなのだろうか。

勤めていた社長に葛藤をぶつけました。

「僕らは魔法使いじゃないからできることに限りがあるよ」
「変われる人もいれば変われない人もいる。仕方ないよ」
「僕らは、いかに自分たちの組織を大きくすることを考えなきゃ」

え・・・
そりゃそうだけど・・・

どこか諦めたような様子。達観した様子。正論。
本気の想いを感じない。でも僕は諦めません。

「本気で向き合えない経営者や人事をどう変えるべきか」
議論しました。

「いや〜それはあの経営者のスタンスの問題だからね」
「人事も大変そうだよね」

なんなんだよ!
社長は向き合っていないじゃないか!
組織を変える我々が、本気で向き合わずどうするんだ!

どんなにぶつかっても、
「僕は100年後の教育を考えている」
机上の空論を語るだけ。

次第に周辺にいた仲間も辞める状況に。

企業を変える我々がこんな状態でいいのか。
人材育成会社が、人を育てられずなんて情けない!

お客様の前に、我々が本気で。真摯に。
自分達の課題や目標と向き合わなきゃダメだろ。

何度も何度も。社長とぶつかりました。

「いや〜それはね〜」と毎回はぐらかされて。空回り。向き合ってもらえず。ぞんざいに扱われる。

本気で自分と向き合う価値観からすれば真反対。
もう向き合うだけ意味がないとさえ、感じるように。

一方、
僕の本気量が足りないのか。
社長を動かせない自分が悪いのか。
他に自分ができることはないのか。
悩みます。
 
しかし、、
メンバーから、
社内の評価制度への改善提案があったとき時も。
目標設定の妥当性について異論を唱えた時も。
社長は向き合わず社長の意思で決めてました。
結局、自分がやりたいようにやりたいだけじゃん。
 
僕に、「次期社長を任せたい」と言った時。当然のようにお金周りのことは聞きましたが、一切、情報開示してくれませんでした。
 
何度も何度も向き合いましたが、向き合ってもらえず。
できない理由があるなら、伝えてくれればよかったのに。
 
社長に対する不信感も募り限界に。
 
僕は、10年間。
本気で自分のビジョンに向けて登っていきました。
 
目指す山の頂は同じだった。
だから社長と一緒に目指していましたが、登り方も、登る時の価値観も、違うのだと気づきました。
 
社長は、
「変わらない人は仕方ない」
「自分の組織を大きくしたい」
 
僕は、
「本気で向き合えない人を変えたい」
「本気で自分と向き合える人を一人でも多く増やしたい」
 
この社長のもとでは、
自分のビジョンは実現できない。

俺はもう十分戦った。社長とは本気で向き合い尽くしたんだ。
 
本気で向き合えない人を変えるなら、
企業じゃない。個人だ。
 
企業とか、立場とか。その枠を取っ払い、
一人一人ともっと向き合いたい。経営者も人事も関係ない。
 
一人一人が本気で自分と向き合う力を手にするまで伴走したい。
 
小手先の。形だけの。打ち上げ花火のような、
研修やコンサルティングなんてクソくらいだ。
僕たちが問題の一部を担いでるんだから、まずは環境を自分が変えなければ。
 
自分の目指したい世界を実現しよう。
「本気で自分と向き合う人を増やす」
そのための事業をしよう。
 
僕は、独立を決めました。
すると、お客様の結果が出るようなりました。
===
お客様の声(引用)
・自分が生きる軸を見つけることができた
・仕事に対しても前向きに生きがいを見つけられた。
・振り返りをとおして、自分の感情を客観視できるようになった。
・キャリアへの焦りから、今をどう生きるかにシフトできた。
・環境や人が気にならなくなり、自分を大事にできるようになった。
===
 
「本気で自分と向き合うこと」で、弱い自分、強い自分。両方を受け入れ、
素直な気持ちに正直に生きることができます。
 
そうすればどんな環境も自分色に変えることができます。
本気で自分と向き合う力を手に入れて、幸せな人生を掴みませんか。
一緒に素晴らしい景色を見ましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

僕は「マインドを整える力を手に入れて、本気で生きる道を歩んでほしい。」そんな想いでnote、Twitter、StandFm(音声ラジオ)を発信しています。

note: https://note.com/lifemission
Twitter: @lifemission_kk
Stand FM:https://stand.fm/episodes/63526572343dddaa26d18688
 
僕が目指しているのは、「自己信頼と他者へ尊敬する心を育み、思いやれる社会作り」です。ありたい姿に向かって活動しています。
 
「あなたは必ず変われる」=「ホンキジク」というコンセプトのもと、理想のキャリアや自己実現をするための自己変革コーチング、企業向けの人材育成コンサルティング/研修/講師です。「いいね」いただけるだけで、とても励みになります。これからもお役に立てるよう頑張りますので、よろしくお願いします。

P.S. 自分らしく本気で生きたい方へ。
まず「自分の問題」に気づく必要があります。そのための体験セミナーもやっています。
https://crayondatabase.com/bni_shop_cart/?shopid=bni-tress-k.wakuda&rff=N1FtRlJJWHBFeTFCZ3lWQlBvVjRrTmZhYllwR1o3ZzFmKzJkWHBFd3JRVT0%3D

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?