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台風で中止になった「2023阿波踊り」に参加して分かったこと

こんにちは。長野県茅野市の工務店エルハウスです。
「阿波踊りに参加してみたい」と思いはじめたのがきっかけで、徳島に行ってきました。

「踊る阿呆に見る阿呆」
踊る人も見ている人も、どうせ阿呆なら踊った方がいい。
確かにお祭りは、参加してこそ楽しいものです。

地元の「御柱祭」に思うこと

私が住んでいる地域では、奇祭と呼ばれる「御柱祭」があります。
7年に1度のお祭りということで、地元では物凄い盛り上がりと、全国からも大勢の見物方が来て、街中ごったかえしの賑やかさです。

しかし、御柱を嫌う人もいます。
この伝統ある御柱に一言申すと、閉鎖的過ぎる祭りだと思うんです。
御柱は、よそ者を排除する傾向があると思います。

祭りの3年前から、たった4日間、もしくは6日間のお祭りのために、寒い中、暑い中と準備にいそしむ姿も知っていますし、その苦労も知っています。

だから突然、祭り当日に輪に入ろうとする、都合の良い参加の仕方へ疑問符もありますし、よく理解します。

でも「他所から来た人、見物に来た人が楽しめるのがお祭り」ではないんじゃないかと、常々思っていました。

確かに御柱って、諏訪大社信仰のような祭りであり、かつ、危険を伴います。

毎回、怪我人は必ず出るような祭りですが、楽しく、危険がない場面もあるんです。曳き子と呼ぶ綱を引く役割、御柱に乗る乗り手も可能かと。

誰でも参加できるようにするのが、私たち地元の役割なんですが・・・。難しいことも、問題も沢山あるのは事実です。

台風の影響で、中止となった阿波踊りに参加して分かったこと

初めて行った阿波踊りは、残念なことに台風の影響で、私が行った最終日は中止となってしまいました。しかし、阿波踊りの本質に触れる機会となりました。

中止となってしまったことから、屋台などは撤収し、台風対策も町中は閑散としている中から、街のあちこちで手拍子から始まり子供が踊り始める、そこに大人が混じる姿、そして周囲の人が次々と踊りだす。これこそ本来の楽しみ方ではないかと。

若い人たちが盛り上がる姿をみて、このお祭りがあるからその為だけに帰省をする若者がいたり、阿波踊りがあるから、地元に残り根付くきっかけにもなっているんではないだろうかと思いました。

地域は発展というけれど、発展する裏では、良き伝統をいい形で伝承することが大切です。

家づくりをしている私は、
「住宅ばかりを建てることだけに特化しない」
「積極的に地域に関心を持ち触れていく」

そうすることで、この地で暮らす楽しさ、喜びを感じてもらう。そうすることで地域が発展するんだと感じました。

お囃子や太鼓が鳴り響き、まだ踊り足りないと、また見物客のために披露してくださっている踊り連の方。

いつの間にか一緒に踊る「同じ阿呆なら踊らにゃ損々」。
お祭りは、触れ合う形があるから見る人も楽しめる。

足が疲れ、汗だくになりましたが、私の初めて阿波踊り、楽しい一夜を過ごすことができました。

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