見出し画像

「採用通知」を出す権利は求職者にもある

求職者と企業は対等です

就職・転職活動に励んでいる皆さま、調子はいかがですか?(^^♪


順調に進んでいる方

思うように進まずに行き詰っている方

不安になっている方

さまざまいらっしゃると思います。


本日はそのような皆さまに

そもそも「何のために面接を行うか?」をお伝えします。


まず開口一番に申し上げたいのが、

「求職者側にも企業側へ採用通知を出す権利がある」ということです。


”一般的な価値観”では、採用通知は企業側が求職者に出しますよね?

しかし、本来は違います。

いくら企業があなたを採用したいと採用通知を出しても、あなたにその気がないと雇用関係が結ばれることはありません。


例えば、本命の他社に決定した。

家庭の事情で就業できなくなってしまった。

理由はそれぞれです。


本来は「採用通知」という権利を「求職者」と「企業」のお互いが持っているはずなのに、どうしても企業優勢の心理が働き「採用通知」の主導権を企業側に握られてしまっているのが実状です。


冒頭で申し上げた

そもそも「何のために面接を行うか?」


この答えはズバリ、

求職者から「採用通知」を出すかor出さないか判断するためでもあります。


面接をされているのは求職者だけではありません。

企業側も見定められていることを忘れないで下さい。


より自分が納得できる企業で働くには、

主導権を企業側に委ねすぎないことが大切です。

採用面接の対応でわかる企業のレベルと質

求職者から企業へ「採用通知」を出すかor出さないか.....?

その判断材料を得る絶好のチャンスが採用面接なのです。


インターネットで見た企業のホームページだけでは知りえない

インターネットで見た現職者や退職者の口コミサイトだけでは知りえない


「生」の鮮度の高い情報を知り得る機会なのです。


実際に自分の足で赴き、会社内や社員の雰囲気を肌で感じ、言葉を交わして

はじめて鮮度の高い情報を体感できます。


もう一つ大切なのは、「自分がどう感じたか?」ということ。


口コミサイトでは批判的なコメントが多くても、実際に自分が行ってみると印象がいい!なんてこともよくあります。逆も然り。


そう、百聞は一見にしかずなのです。


他人のアドバイスは参考程度に引き出しに入れつつも、

他人の評価を自分のものとはき違えて判断しないことがとても大切です。


そして、採用面接では企業がどのような対応をするか?

これが最も有力な判断材料になります。


初めてお会いして

さり気ない笑顔とともに

「ようこそお越しくださいました。」

「本日はお越し頂きありがとうございます。」


この第一印象はものすごく重要です。

そして企業のレベルと質を顕著にさせます。


初めて会ったのに挨拶もない。

求職者はそっちのけで隣の部屋から社員同士が雑談話に花を咲かて笑い声が聞こえてくる。

面接時間に遅れてきて申し訳ない様子もない。


正直、言語道断な企業です。

この時点でその企業のレベルと質を如実に表わしている、そしてそれを知るのは求職者だけという事実。(当の本人企業は気づいていない)


なぜならば、自社の対応に不行き届きな箇所があれば見直そうとするのが健全な企業です。

それを省みないどころか、気づいてさえいない企業は企業体質も人材の教育もなされていない非常に残念な企業であることは言うまでもありません。


まず大企業のプロフェッショナルな会社は、採用面接を自社の広告宣伝・プロモーション活動の一貫として位置づけています。

採用面接にきて下さる求職者は「お客様」であると捉えているのです。


ですので、採用選考中は決して失礼なことはせずします。


それがゆえに、不採用になっても

「あんな最高の会社に入社できなくて本当に残念~。」

「私は入れなかったけど、面接官もみんな優しくていい会社だったよ~。」

と周りの人へ高評価な口コミを広めてくれるのです。


レベルと質に優れプロフェッショナルに対応している企業は、不採用者までをもファンにして魅了してしまうのです。


どうでしょうか...?

格段にプロ魂が秀でている企業レベル、そして徹底された企業の品質管理だと思いませんか?


ここまでレベルが高いところを目指せとオススメしている訳ではありません。

これは私が経験してきた一例です。


皆さまには

基本の挨拶・時間・ホスピタリティーのマナーを見て頂きたいのです。

採用面接でずさんに扱う企業は、入社してからも同じようにまたはそれよりも不当に社員を扱う可能性が極めて高いといえるのではないでしょうか。


採用面接で企業の会社柄が垣間見えてきたら

イマジネーションを膨らませて頂きたいのが、

自分が働きたいと思える職場になり得るか
自分が成長できる職場になり得るか


これを判断基準にするとあなたの答えは出しやすくなります。


長く働くつもりはない

仕事では自分の成長を望んでいない

そういった心持ちでいる場合は個人の判断で構いません。


ただ1つ、類は友を呼ぶと言うように、自分も同じような体質になっていくことをご承知おき下さい。


弱気になるな!求職者たちよ

とは言いつつ....、やはり弱腰になってしまいますよね!?

まだまだ求職者側が弱者の傾向にあるのは事実です。


今すぐにでもお金を稼がなければいけない

年齢がネックで採用してもらえるか不安

不採用を繰り返し何度も面接を受けるのに疲れて果ててしまった


こんな不安と焦りが本来の判断基準を濁らせてしまう時もあるでしょう。


色んな事情ですぐに仕事をしなければならない状況もあります。

応急処置的に、自分が納得していなくても働かなければいけない状況もあります。


そのような時は、その判断がベストなのです。

優先順位の違いなだけであり、背に腹は代えられないのですから。


ただ、応急処置での求職活動でないのであれば

これまで述べてきたように、求職者側であるあなたの「採用通知」を企業に出すかor出さないか?のマインドを持って頂きたいのです。


企業側に「採用する権利」があるのならば

求職者側にも「採用される権利」があるのです


学歴がない

経歴がない

資格がない

スキルがない

自慢できることがない

若くない

お金がない


もしこれを引け目に感じているのであれば、今すぐにその「思い込み」「思い癖」を捨てて下さい。


それは、あなたの単なる思い込みです。

意外に周りの人は何とも思っていないですよ?


それよりも「あなたが何をしたいのか」「何を感じるのか」のほうが雲泥の差と言ってほど大切なのです。


自分が希望する求人に応募したけれどうまく進まない...

採用まで実らない...

自分がダメなんじゃないかと思ってしまう...


いいじゃないですか、たくさん失敗しても。

経験が一番の財産なのですから。

経験に勝るものはないですよ。


そして、就職・転職活動はお見合いと一緒です。


あなたがダメなのではなくて

ご縁がなかっただけ


また次に進んで行けばいいのです。

くよくよしないで、どんどん動くのです。行動するのです。


あなたはダメなんかじゃない。


「タイミングとご縁がある企業は他にありますよ」

というメッセージなので素直に受け取りましょう。


あなたの良さ

あなたの能力


それを存分に理解してくれる企業は絶対に存在します。

そして必ず巡り合うようにできています。


だから、自分を諦めずに、

あなたが企業へ「採用通知」を出す権利があることを決して忘れないで下さい


選ばれるのはあなただけではない、


あなたも相手を選ぶ立場に在るのです。


そしてもし就職・転職活動中に迷うことが生じたら、もう一つの判断材料になるのは

「自分の直感」です。


「直感」には

結果的に功を奏した「いい直感」と
胸騒ぎがする「わるい直感」

があるのですが、実は「本来の直感」にいいもわるいも存在しません。


「直感」通りに行動したのに失敗しちゃったという経験ありませんか?


「直感」=「本来の自分が望んでいる事やモノ」

なのですが、これを見ると


「え!?本来自分が望んでいるのなら、いいことが起こるんじゃないの?」

って思いますよね?


しかし、

失敗があったが故に方向転換できたことや
改めて考え直さざるを得なかったがために自分が変わったこと


これは一見するとネガティブに捉えられがちですが、間違っている方向に進んでいてそれに気づかせるために敢えて起きた出来事であり、その出来事があったがため結果的には自分の望んでいる方向に軌道修正できたという仕組みになっています。


そう、「直感」のいいもわるいも表裏一体、コインのようなもの。

表にするか、裏にするか、どう捉えるかはその時のあなたが決めているだけなのです。


少し脱線しましたが、もっと詳しく「直感」について知って上手に自分の人生に活かしたい方は 「直感」に従って行動すると自分の望む人生が向こうからやってくる【幸せになりたい人へ】 をご覧下さい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?