知らないことを必要以上に心配する心理とその解決法【バイアス】
こんにちは、Mimiです。
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脳を休めることによって疲労感を取りたいと試みています。
今回は『知らないことを必要以上に心配する』ということについて書きたいと思います。
おそらく一人の人間が知っていることは、世の中の情報量に比べるととてつもなく少ないのではと思います。
知らないことは、自分にとって存在しないこととほぼ同じですから、
あれについて知らないなあ・・と思う機会も少ないですよね。
誰かが飲み会で話していたけれど話についていけなかったり、
ネットのキーワードをみて人気のトピックになっていた時に
何かな?と思う程度。
自分が巻き込まれてみて初めて理解しようと努力する
という感じだと思います。
これは、行動経済学でもよく見かけますが、心理バイアスの一つにConfirmation bias(確証バイアス)というのがあります。
これは
自分が信じている情報ばかり集め、知らないことや信じていないことについては無意識に無視をする
というような現象です。
例えば、
日本人の友人には、『海外なんて危ないところにいて大丈夫なの!?』と本当によく心配されます。
一方で、海外の友達には『日本は自然災害も多いし危険なんじゃない?』と心配されます。
私からすると、『どっちもあんまり危険ではない』と思いながら生きています。
でも、いっつも誰かに心配されている感じです。
当然ながら、知らないことを想像する時は、まず不安や心配が先に来る人が多いのだなあという印象です。
今のあなたの毎日の平和な暮らしが、遠い地球の反対側ではとても恐怖に満ちたものだと想像されていると知ったら、心理バイアスの存在を理解しますよね。
この心理バイアスは、自分自身へも当てはまります。過去に経験したことは怖くないですが、将来の予想は不安を伴います。
『鉄棒やったことあるけど、逆上がりできるか不安でしょうがない』ということはあんまりないですが、
一度もやったことのないサーフィンをする時は怪我をしないか不安・・・
と思ったりすると思います。
ある程度の不安は、人間を守るための自己防衛機能として必要ですが、
厄介なのは、
この不安が大きくなりすぎること
だと思います。
見知らぬ人に会うのが怖すぎてセミナーに行けないとか
新しいプロジェクトができるかわからなくて不安で夜も眠れないとか
毎日のように地震観測機を気にしてしまう、とか。
そのうちに不安が不安を呼んで
ちょっとした物音にビクッとしたり
悪い想像をしたりしてしまうことがあります。
知らないことはなくならないので、
ずっと心配してないといけなくなりますよね。
バランスよく『正しく不安になる』
ということが大切ですが、
これは、世の中で成功している方が上手なスキルの一つだと思います。
思考のバランスを整えるのは
姿勢のバランスを整えるのと同じで
放って置いたら勝手に身につくものではなくて
自分自身が意識して整えていくもの、
と考えるとより改善しやすいのでは、と思います。
今日はこれで終わりです。
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