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なぜ英語だと話題が見つからないのか?

こんにちは、Mimiです。

今回は、『なぜ英語だと話題が見つからないのか?』について書きます。

英語を学んでいるけれど、

外国人との会話が弾まない

という声をたまに聞きます。

または、日本語ができる外国人の友だちがほしいけどなかなか関係が続かない・・などということもありますよね。

アニメや侍などのコテコテの日本文化に、ものすごい強い興味を示してくれている外国人なら会話のとっかかりが簡単ですが、それ以外の方とはどういう会話やコミュニケーション方法を取ったら会話が弾むのか?について軽く考えてみたいと思います。


これを読んでいるあなたは、日本の友達とご飯に行く時にどんな会話をしていますか?

例えば、全体の会話を100%とした時に各トピックに何%ずつ配分されているかというと・・

・家族ネタ  30%
・仕事の愚痴 20%
・将来の夢  10%
・芸能ネタ  20%
・ご飯ネタ  20%

という人もいると思いますし

・投資ネタ    20%
・ブログネタ   20%
・仕事の話    10%
・ガジェットネタ 30%
・アニソンネタ  20%

なんて方もいると思います。


経験談ですが、

海外にいると、外国人が『日本人同士のプライベートの会話は特殊である』というのを聞くことがあります。
外国人として日本語を学び、日本語がたとえできるようになったとしても、それだけでは飲み会などでの会話に入っていけない、といいます。

具体的には、

日本人の会話はサブカルチャーに基づく内容が多い

というものです。

例えば、

昨日見たドラマ
今流行りの芸人ネタ
最近耳にするコマーシャルの歌
大ヒットアニメ
おいしいセブンの新スイーツ

などなど、日本に居ながらTVやメディアに触れていないと理解できないものが多いですね。

私のように海外に住んで日本語がわかるだけの人も
知らないと会話を理解できないし
海外で日本語を学んでいます!という外国人が
ついていくにも高度すぎるかもしれません。
日本に住んでいても日本語ができなければ理解できないでしょう。


英語だと突然会話につまる・・・と思っている方は、

日本語で話している内容が日本のサブカルチャー寄り

の場合がよくあります。

英語でも負けじと日本のサブカルチャートピックを話せればいいですが、相手が知らない内容を説明するのは高度な英語力が必要になります。英語になったとたん無意識に「これは話せないな」と心理的配慮が働いてしまい、除外しているトピックばかりになっている可能性があります。


海外、とくにヨーロッパなどでは、そこまでサブカルチャーが強くないので、会話のネタになりにくいというのもあります。

比較して相対的に

日本はサブカルチャーネタの会話が多い

ということになります。


とはいえYoutubeやNetflixのおかげでサブカルもスイスイと国境を超えるようになり、日本語がわからずとも日本のサブカルチャーに詳しい外国人も増えてきた印象です。

そんな『会話が難しい』とされている日本人の会話の分析をもとに考えた場合、これからグローバルな世界で活躍したい、英語を学んで外国人と話したい、という人はどうすればよいか?

ということについて触れてみたいと思います。

相手が興味のある話題を見つける

外国人や日本人に関わらず、相手が興味のある話題を見つけるというのは会話が弾む基本になります。

また会話の切り口としては

・ 共通の話題にフォーカスした会話
・ 違いにフォーカスした会話

の両方が考えられます。

共通の話題にフォーカスした会話は、親和性が高く共感を生みやすいため、親しくなりやすくなります。例えば、好きなハリウッド映画や俳優さんの話題、世界のニュースや旅行の話などが当てはまります。

ただ、日本に詳しくない外国人と共通の会話がないかもしれない・・・という方もいると思います。

そういう場合はやはり少しくらいは世界情勢を学んで会話ができるようになったほうがベターと言えます。

違いにフォーカスした場合は、比較対照・対立的な構造にはなりますがその分注意を得やすくなります。

『僕は毎朝お米を食べるけど、君はクロワッサン派なんだね』というだけで話題になる感じです。

特にヨーロッパは意見のディスカッションが大好きで、自分で言った意見にあえて反対意見をかぶせて話を長引かせようとするくらいなので、共通点ばかり見つけて『そうだね、そうだね』という会話をするより、比較対照のほうがより好ましいという空気もあります。

TPOに合った話題

食事中であれば食事中にふさわしい会話、ビジネスであればビジネスに相応しい会話、というのがありますが、そのTPOに沿っていれば大きくハズレることはなく、トピックも見つかりそうです。

ビジネス関連での会話であればお互いが知っている情報を交換しあったり、キャリアについて話したり話題が広がるかもしれません。

一度、日本のビジネスマンの方が、食事中に海外の方の前で『日本と海外のトイレの便座の違い』について長々と楽しそうに語った場に居合わせたことがあります。(海外のは前の部分がつながっていて便座カバーがつけづらい、という話題だったかと。)

食事中にトイレの話はふさわしくないですし、皆チーンとなってしまい微妙な空気となり盛り下がりましたので、そういう系はお避けになるのがベターです。

週末やバカンスの会話

外国人のテッパンの話題ですが、ホリデーネタは皆大好きです。

・この間のバカンスの話
・次のバカンスの予定
・今まで行った中で一番良かったバカンス

これだけでネタはオッケーですね。

ただ、これまで働き方改革の前などは有給が取りづらく、日本人の方であまり旅行に時間を費やしていないという方も多く、バカンス話はそこまでない、という人もいると思います。

その場合は、『週末の趣味』の話をすると良いでしょう。その場合、なるべく「ドラマを観る」などのサブカルチャーネタに戻らず(注意!)、体を動かす話が盛り上がります。

ロードバイクやジョギング、スイミングやヨガ、ジムに行く話、または家庭菜園など、健康的な話題が好まれます。

まとめ

雑談力の基礎ができているかどうかは、言葉ができなくても見抜かれてしまうことがあります。また、雑談力が高い人のほうが、英語もスラスラ身につけていくことが多いです。

相手が誰かに問わず、『雑談力』というのは英語ができるかどうかに関わらず大切ですね。




今日はこれで終わりです。

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