『見るな／The Taboo of Don't Look！』 note神話部9月のお題企画作品集
9月は「見るな／The Taboo of Don't Look！」をテーマに作品を募集しました。
6名もの方々にご参加頂き、たいへん嬉しく感じております！ 本企画が様々な世界の神話・個人の神話の扉を開き、また参加者同士の交流にお役立て頂けましたらまことに幸いです。
作品紹介の後には翌月のお題発表もありますので、最後までゆっくりとお楽しみください！
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笹塚心琴さん／その夜のシャワータイムは
右肩のほくろは生きてきた証。直視は難しいかもしれないが、確かに何度も見てきたものだ。鏡を通して。悲しみに暮れる私の言葉に、鏡の盟友から思わぬレスポンスがあった。
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吉田翠さん／ある一書
ある時、祠の近くで浮浪人が落雷により命を落とした。眠る「ふることのふみ」の秘密に触れてしまったのか。鳥麻呂は舎人として古事記を編纂しつつ、また別の啓示を受けていた。ある一書を守るためのタブー。
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すーさん／夏休みの宿題「見るな！」
夏休み終わりかけの小学生がふたり、終わらない宿題について語り合っていた。各地に数多く残される『鶴の恩返し』の異伝。見られてしまった豊玉姫は何に姿を変えたのか。挿絵も併せてお楽しみください！
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矢口れんと／鳴紫水の泉
避暑のために訪れた軽井沢。スマホひとつであらゆる欲望を満たしてきた男は、不思議な力で森の秘境へと誘われた。鳴紫水の泉が日本とギリシャを繋ぐ。
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悠凛さん／禁視
新たな概念、メデューサ・コンプレックスなるものが生まれそうです。実はメデューサは異形の姿に変えられてなどいなかった。アテナが彼女にかけた呪いとは？ 乙女の心の小さなささくれが壮大な悲劇を招く。
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成瀬川るるせさん／血縁主義と地縁主義
血縁の崩壊に〈見るな！〉を突きつけられたとき、産土神が姿を現すだろう。共同体が幻想になった今、人はどのように暮らし、何を記し、何を読むのか。その変化は既に、都市伝説や実話怪談などの文化に現れ始めていた。
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【2022年10月のお題発表】
2022年10月のお題は「試練／ordeals」です。贖罪のための12の試練、婚約のための5人の試練。何かを求めるならば勇気を示し、それ相応の痛み引き受けよ。試練物語は教訓か、はたまた暗喩か。もしあなたが神話を紡ぐとしたら、どんな試練を課しますか？
締め切り：2022年9月25日（日）厳守
作品発表：2022年10月3日（月）予定
使用タグ：#mymyth202210
参加時の注意点を記事末のリンク先に記してありますので、必ずいちどはお読みください。
それでは今月も奮ってご参加ください！！
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【常時作品募集】
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【note神話部リンク集】
note神話部目次が《部活動記録》と《個人活動記録》に分かれて一新しました。悠凛さん、ありがとうございます！
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ご支援頂いたお気持ちの分、作品に昇華したいと思います！