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共感のマネジメントをしよう

先週、記載したブログについて考えたことをコメントいたします。

SNSによる購買行動モデル

購買行動モデルを学ぶというテーマの3番目「SNSについて」という内容について調べました。

購買行動モデルとは、消費者が、製品やサービスを知ってから、購入するまでのプロセスをモデル化したもので、様々な購買行動モデルがあります。

その中でも、SNSに関しては、口コミで、共感が広まっていくことがポイントだと感じました。

マスメディアのように、大量に広告を出せば、認知が増えて売れるというという考え方や、

Webのように、認知が増えても、消費者が1度、検索するため、購買行動につながらず、消費者主体であったり、購入後のレビューを意識するモデルとは、また、違った購買行動になるということが分かったかと思います。

企業が主体となって、認知を増やそうとしても購買行動には結びつかなくなり、SNS時代には、個人個人が発信を行い、「共感」が集まることが重要であると感じました。

共感のマネジメントをしよう

購買行動モデルを学びながら考えていたことなのですが、
お客様に訴求し、購買行動に結びつけるということは、
 組織において、働いている人に期待する行動をとってもらう
ことに似ているのではないかと感じました。

つまり、組織の目標を声高らかに発信すれば、末端の従業員まで、目標に向かって走っていたのは、「企業戦士」「モーレツ社員」と呼ばれていた時代で、休みなくモーレツに働けば、企業も成長、社員も出世した時代があったと思います。

しかし、現代は、低成長な時代となり、企業は大きく成長するわけではなく、働く人も賢くなって、たくさん働くことも、無理に出世も望まない時代になってきたと思います。会社の成長や出世・給料で人は動かなくなってきたと思います。

さらに、近年、リモートワークの普及により、オンラインでのコミュニケーションが中心となり、飲み二ケーションはなくなり、職場の人間関係が希薄になってきていると感じます。

ということで、現代で求められるマネジメントは、社内SNSなどのコミュニティから、個人の発信や、コミュニティ内の課題に「共感」し、その共感を別のチームやコミュニティに共有することで、「共感」を集め、広げ、組織の課題を解決していくマネジメントではないかと感じました。

具体的には、社内SNSで、課題に共感したら、別のチームに「こんな課題があるよ」とか、助け合いなどを見つけたら「いいね」と共有し、組織をモチベートする役割が必要だと思います。また、メンバの場合は積極的な発信が重要となります。

もちろん、高い目標ビジョンを掲げ発信し、他のプロジェクトと比較されない素晴らしい組織を作ることは重要ですが、それに加えて、SNSマーケティングの手法で、組織内の課題を解決することが重要であると感じます。

あわせて、組織内の課題に共感したら、デザイン思考の手法で、素早くプロトタイピングして解決することが大切です。
SNSの購買行動モデルを理解し、組織内部も「共感」を集めて、共有し、解決するマネジメントをしてみましょう!!


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