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マスメディアに関して

購買行動モデルとは、消費者が、製品やサービスを知ってから、購入するまでのプロセスをモデル化したものです。様々な購買行動モデルがあるので紹介したいと思います。

マスメディアの購買行動モデル

テレビや新聞のような広告を出したとき、消費者はどのような行動をするのかをモデル化したものになります。

購買行動モデルとしては、
認知する(Attention)→興味を持つ(Interest)
 →商品を欲する(Desire)→商品を購入する(Action)

それぞれの頭文字をとって「AIDA(アイダ)」といいます。
Attention(認知)
CMやカタログ、店頭などで商品・サービスを知る
Interest(興味)
消費者が商品に対して興味を持つ
Desire(欲求)
消費者が商品を欲する
Action(行動)
消費者が商品を購入する

また、商品を欲した後、商品記憶する(Memory)を追加することで「AIDMA(アイドマ)」と呼ばれる購買行動モデルもあります。

Attention(認知)
CMやカタログ、店頭などで商品・サービスを知る
Interest(興味)
消費者が商品に対して興味を持つ
Desire(欲求)
消費者が商品を欲する
Memory(記憶)
消費者が商品を記憶する
Action(行動)
消費者が商品を購入する

これらのモデルのポイントとしては、より多くの注意を与えることで、消費者は、より多くの購買行動(商品を買ってくれる)を起こしてくれます。

メディアの多様化と購買行動の変化

テレビの時代は、大量に広告を打って気づきを与えられれば、商品が売れるというわかりやすいモデルではありますが、現代では、このような購買行動をしなくなりました。

1.メディアの多様化

テレビ、新聞の時代では、老若男女問わず、同じメディアを見ていましたが、インターネット・SNSの時代では、メディアは多様化してしまい、大量に広告を打ったからと言って、商品は売れなくなってしまいまいた。

2.購買行動の変化

ターゲットとなる消費者が細分化され、年齢、地域に合わせて広告を出すことが重要になってきたことと、Google、Amazonの登場で、TV広告を見て、興味を持ったとしても、「もっといい情報があるかも」とか「Amazonのほうが安いかも」と調べるようになり、消費者も賢くなったことが挙げられます。

認知と行動の関係が重要

現代では、様々な情報が公開され、消費者も賢くなっており、マスメディアの購買行動モデルが適用されないと感じるかも知れません。

ただし、このモデルは、情報を提供するメディアが限られた中で、消費者が考えない場合に有効だと思います。

例えば、特定アイドルの音楽や、グッズなど、限られた情報発信で、消費者に他に比較する選択肢がない場合、「アイドルの認知が増えれば、購買行動が増える」と思います。

いずれにしても、まずは認知してもらい、その時、行動が起こったかの関係が重要です。マスメディアの購買行動モデル「AIDA(アイダ)」、「AIDMA(アイドマ)」を理解し、実践することで、結果の行動が変わるか調べてみましょう!!

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