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Webに関して

購買行動モデルとは、消費者が、製品やサービスを知ってから、購入するまでのプロセスをモデル化したものです。様々な購買行動モデルがあるので紹介したいと思います。

Webの購買行動モデル

インターネットが登場し、Web広告を出したとき、消費者はどのような行動をするのかをモデル化したものになります。

購買行動モデルとしては、「検索」「共有」がポイントです。
認知する(Attention)→興味を持つ(Interest)
 →検索する(Search)→商品を購入する(Action)
 →共有する(Share)

それぞれの頭文字をとって「AISAS(アイサス)」といいます。
Attention(認知)
CMやカタログ、店頭などで商品・サービスを知る
Interest(興味)
消費者が商品に対して興味を持つ
Search(検索)
商品やサービスについてインターネットで検索する
Action(行動)
消費者が商品を購入する
Share(共有)
消費者がSNSやブログでレビューを投稿する

また、企業から情報を受け取るだけでなく、消費者が、Webやニュースサイトなどから商品を「Discovery(発見)」することから始まるプロセス「DECAX(デキャックス)」と呼ばれる行動モデルもあります。

Discovery(発見)
消費者がWebやニュースサイトで商品を発見する
Engagement(関係構築)
情報提供によって企業と消費者の関係構築を行う
Check(確認)
消費者が得られた情報の信頼性を確認する
Action(行動)
消費者が商品を購入する
eXperience(体験と共有)
商品やサービスを体験し、その結果についてインターネットで共有する

これらのモデルのポイントとしては、消費者が、検索や発見をすることで、購買行動が起こり、購入した後、体験を共有するところにあります。

消費者主体と購入後の行動

インターネットが普及することで、モノを購入する際に、Amazonを検索し、価格.comで比較するようになったと思います。購買行動がどう変化したかが重要です。

1.消費者主体

インターネットが普及することで、いくらマスメディアで気づきを与えても購買行動には結びつかず、一度、「検索」したり、そもそもインターネットで「発見」するところから購買行動をするようになりました。

2.購入後の行動

商品を購入したら終わりというわけではなく、購入した後の体験をレビューすることで、他の消費者に影響を与えるようになりました。

現代の人は、いくらテレビの広告を見ても、インターネットで検索し、Amazonでレビューと価格を見ないと、購買行動を起こしてくれません。
購買行動のきっかけが、企業から消費者主体になったということです。

購買行動の理解が大切

現代では、様々な情報が公開され、消費者も賢くなっており、大半の人がWebの購買行動モデルで購買しているように感じるかと思います。

しかし、消費者が、購入する商品をすべて検索し、一円でも安く手に入れるため、検索すると多くの時間がかかってしまい、

生産者も、従来の広告に比べて、Amazonの価格や、レビューを気にする必要があり、あまり意識しすぎると、生産者、消費者、お互い疲弊してしまいます。

ということで、Webの購買行動のモデルの場合
1.価格勝負の汎用品
モノをを見なくてもよくて、1円でも安く購入できるもの
2.インターネットを広告とする商品
消費者がインターネットで発見し、確認して、良かったもの
Webの購買行動モデルで適しているのではないかと思います。

Webの購買行動モデル「AISAS(アイサス)」、「Discovery(発見)」を理解し、顧客の購買行動を調べてみましょう!!

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