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南部鉄瓶で淹れる白湯

南部鉄瓶を買う


「南部鉄瓶」と聞いて思い出すのは、初任給で両親に贈った鉄瓶。鉄瓶を選んだ理由は両親がお茶好きだったから。その後海外で鉄瓶ブームが起き、ミラノに住む姉にも鉄瓶を贈りましたが、自分には買いませんでした。
 
そんな折、先日家族で盛岡へ旅行した際、駅ビルのカフェで南部鉄瓶に淹れたお茶をサーブしてくれました。鉄瓶でいただいたお茶はまろやかで美味しかったです。

盛岡駅ビル「フェザン」内にある「銀河堂1890 Sweets & Bakery」にて。ティーパックではありますが、ハーブティーを南部鉄瓶でサーブしてくれます。


盛岡駅構内には巨大な鉄瓶のオブジェ、色々なショップにも鉄瓶が置いてあり、見ているうちにだんだん欲しくなり、両親に贈った最初の鉄瓶から20年の時を経て自分にも鉄瓶を買うことにしました。いくつか見て周り、ついに自分好みの My Tetsubin を手に入れました。

鉄瓶のうれしい効能


東京に戻ってからは毎日鉄瓶のお湯をせっせと沸かしては使っています。鉄瓶は使い続けると内側に湯あかができ、この湯あかが湯をまろやかで美味しいものにしてくれるそうです。

私が購入した「空間鋳造」の鉄瓶Sayu(小)。これから大事に育てていきたいです。後ろの馬のオブジェは盛岡の帰りに寄った仙台市の郷土玩具「木下駒」。日本三駒の一つといわれています。民藝が好きなので旅行の際は必ずその土地の民藝品をチェックします。


鉄瓶には下記の良い点があります。

<鉄瓶の良い点>
・鉄瓶を使うことで自然と鉄分が補われる
・白湯は冷え症の改善に効く

 
鉄分に関しては、妊娠期間中に大変な思いをしたので(鉄分不足過ぎて大学病院に通った経験があります)、これからは手軽に鉄分が摂れ、同時に白湯で冷え症改善にもなるとなればこんなにうれしいことはありません。

盛岡の足元事情


2月の盛岡市内は歩道以外は雪で埋まっていました。女子学生は素足の子は一人もおらず、小学生はもれなくスノーブーツを履いていました。
 

公園を散策する息子。遊具は全て雪で埋まっていて私たち以外は誰一人いませんでした。
誰かが作ったかわいい雪だるま。少し前の雪のようで硬くて雪だるま作りは諦めました。


私はこの冬愛用のサイドゴアブーツを履いていきましたが、雪の中でもとても快適でした。このブーツ、最初に伊勢丹で見かけて素敵だけど高いなと思い、その後流行しても買わず、ひとまわり経て定番化してから手に入れましたが、やはり人気なのも頷けます。

オーストラリアのブランド「BLUNDSTONE」のCLASSICSモデル。老若男女問わず世界50カ国以上で親しまれているそうです。水に強い耐久性と保温性、クッションが効いて長時間履いても足への負担がなく、そして何よりどんな服にも合うところがパーフェクト◎


今回盛岡では三大麺(わんこそば、冷麺、じゃじゃ麺)を制覇。ちなみにわんこそばは旦那が83杯、5歳の息子が33杯(!)、私は26杯…(女性の平均は30〜40杯だそうです)。その後旦那は食べ過ぎたと唸っていました。

実はお正月のテレビで、ドリフのわんこそばコントを見たのをきっかけに、今回の盛岡が旅行先になったのですが、その後NYタイムズが選ぶ「今年行くべき世界の旅行先」で、2位に盛岡が選ばれてびっくりしました。でも行ってみて納得。街も人も素敵で、食も民藝も楽しい盛岡へ、ぜひ皆さんも足を運ばれてはいかがでしょうか?

私はこれからも腹八分目を心がけつつ、鉄瓶で日々滋養を心がけていきたいです。

(左)旅行に持っていった書籍。幼い息子との旅ゆえ、軽く読めるこちらのお買い物エッセイにしました。中でも気になったのは育てるタオル「LITTLE SUNSHINE」。ググってみてください、きっと欲しくなりますよ。 『買い物とわたし〜お伊勢丹より愛をこめて〜』著者:山内マリコ 文春文庫 定価803円(730円+税10%) (右)盛岡「関口屋菓子舗」の「焼酎糖」を読書のお供に。パステルカラーが乙女心をくすぐる飴。口に含むと砂糖衣がほろっと崩れ、中から焼酎シロップがとろ〜りと出てくる大人のお菓子です。

文・高玉あすか
株式会社ジャパンライフデザインシステムズ・ディレクター。グラフィックやWEB関連のデザインを担う。1児の母。日本メディカルハーブ協会認定 ハーブ&ライフコーディネーター。

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